ゼノギアス、リメイクの可能性は?

ゼノギアスがリメイクされない大人の事情

ゼノギアスFF7 と同時期に発売されたため、陰に隠れて販売本数は振るわなかったものの、哲学や宗教を取り込んだ深遠な世界観とストーリーで、今なお根強いファンを持つ「ゼノギアス」。

ドラクエやFFなどの過去の名作が次々とリメイクされるなか、なぜゼノギアスはリメイクされないのか?気になっているゲーマーも多いはず。

実は、ゼノギアスがリメイクされないのには、リメイク”できない”大人の事情があります。

ゼノギアス開発スタッフの独立による版権問題

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ゼノギアス開発スタッフのスクウェア退社と独立

ゼノサーガ エピソードI リローディッド(力への意志) Xenosaga Episode I Reloaded Der Wille Zur Macht
事の発端は、ゼノギアス開発スタッフの独立です。ゼノギアスの開発・販売をしていたのは、当時のスクウェア社(現スクウェア・エニックス)。

開発スタッフはゼノギアスの続編制作を希望しましたが、会社からの承認を得ることができませんでした。

理由は、ゼノギアスの販売本数が100万本に届かなかったため。ゼノギアスが100万本売れれば続編を出すという話になっていましたが、当時の販売本数は89万本で、わずかに目標に届かなかったのです。

結局、ゼノギアス開発スタッフはスクウェアを退社。ナムコ社(現バンダイナムコゲームス)の出資を受けて、新たにゲーム開発会社、モノリスソフトを設立します。

このモノリスソフトで制作されたのが、ゼノギアスと世界観を同じにする関連作「ゼノサーガ」シリーズ。ゼノサーガはエピソードIからIIIまで、全3作が発売されています。

ゼノギアスとの直接的な関係はないものの、キャラクターデザインや用語には、ゼノギアスとの多くの共通点が見られます。

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モノリスソフトが任天堂の子会社へ

Xenoblade ゼノブレイド(特典なし)2007年、ナムコが任天堂に株を譲渡したことで、モノリスソフトは任天堂の子会社になります。

2010年、モノリスソフトが開発を担当した「ゼノブレイド」が、Wii用ゲームとして任天堂から発売されました。タイトルに「ゼノ」を冠してはいますが、本作は完全新作のゲームであり、ゼノギアス及びゼノサーガとの関連はありません。

総監督・原案は、ゼノギアス・ゼノサーガと同じ高橋哲哉氏が務めています。また、ゼノシリーズを手がけた開発・制作スタッフも数多く参加しています。

ゼノギアスのリメイクが出ないのは、版権の事情

こうした経緯から、現在ゼノギアスの版権を持っているのはスクウェア・エニックス。ですが、肝心の開発スタッフは任天堂子会社のモノリスソフトという違う会社に在籍しています。このため、版権上の問題から、ゼノギアスの続編制作やリメイクが難しいのが現在の状況というわけです。

電撃オンラインのリメイクして欲しいゲーム作品で1位に輝いたこともあるゼノギアス。ぜひ、2社間で版権問題を解消し、夢のリメイクを出して欲しいものです…。

ゼノギアス設定資料集は、待望の再版が実現!

Xenogears PERFECT WORKS the Real thing -スクウェア公式Qゼノギアス設定資料集ゼノギアスの設定資料集は、発行元が倒産した関係で、数万円のプレミア価格が付くコレクターズアイテムになっていました。

しかし、ゼノギアスファンの根強い要望により復刊。現在はAmazonなどで入手できるようになっています。

300ページ以上のボリュームで語られる設定イラストや緻密な世界観、ゲームでは語られなかった物語の数々は、ゼノギアスファンにとっては感涙もの。

リメイクの可能性は未知数ですが、いつか来たるべきリメイクを夢見ながら、設定資料で改めてゼノギアスの世界に浸ってみてはいかがでしょうか。