最強の動物はこれで決定!部門別チャンピオン大発表

データに基づく最強動物決定戦

たくさんの動物が集合しているイラスト人間よりも遥かに優れたスピードや力を持った動物たち。

世の中には、いったいどんな驚きの能力を持った動物がいるのか?

地球上最強の動物は何なのか…?

ちょっと興味をそそられますよね。

体格や習性が違うので、単純に戦わせた強さを決めるのは難しいですが、データをもとに、ジャンルごとの最強動物を決めることなら可能。

動物の生態データをもとに、攻撃力やスピードなど、部門別の最強動物を発表します!

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最強の動物…攻撃力編

まずは、最強を決めるのに最もふさわしいステータスであろう、攻撃力編から。

動物が噛む力を、PSIという単位を使って比較します。

 

PSIとはPound force per Square Inchの略で、1平方インチあたり、何ポンドの重量がかかるのかを表す圧力の単位。

1平方インチ=約6.5センチ平方、1ポンド=約0.45kgなので、1PSIは手のひらに500mlペットボトルを乗せたくらいの圧力だと考えるといいでしょう。

人間の成人男性のPSIは150なので、これを基準に比較してみるとイメージしやすくなりますよ。

 

噛む力が強い動物というと、最初に思い浮かぶのは、やはりライオンやトラなどの肉食獣。

種によって違いはありますが、ネコ科の猛獣の噛む力は確かに強力で、おおよそ1000PSI。

これでも十分に強いのですが、上には上がいるもので…

ライオンやトラを軽々と上回る種族がいます。

 

それが、ワニ。

動物のPSIランキングTOP3は、すべてワニの仲間が占めているんです。

  1. イリエワニ … 7700PSI
  2. ナイルワニ … 5000PSI
  3. アメリカアリゲーター … 2125PSI

ワニ属最強のPSIを誇るイリエワニのPSIは、脅威の7700。
ぶっちぎりのナンバーワンで、噛む力においては、文句なしの地球上最強動物です。

凶暴さで知られるホオジロザメのPSIでも1250ですから、その力たるや、想像するだけでもゾッとするものがありますね。

今となっては直接勝負はかないませんが、イリエワニのPSI7700は、ティラノサウルスにも匹敵する可能性があるのだとか。

ワニが8500万年以上の長きにわたって、淡水域の動物で最強の捕食者の座を欲しいままにしているのも、この圧倒的な力を思えば納得です。

最強の動物噛む力勝負!

 

さて、最初からスゴイ動物が出てきましたが、日本に住む私たちが直接ワニを目にする機会は、めったにありませんよね。

次は、動物の強さをより身近に感じられる、危険度という観点から最強動物をピックアップ。
最強というより、「最恐」と言ったほうが近いかもしれません…!?

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最強の動物…危険度編

日本における危険動物ナンバーワンは、なんといってもスズメバチ。

正確には動物ではなく昆虫ですが、スズメバチによる国内の年間死亡件数は約20人。

ヒグマの1.5人を大きく引き離して、生き物による国内の死亡事故原因としてはダントツの多さです。

危険 スズメバチ ヒグマ

ヒグマは日本では北海道にしか生息しませんが、雑食で人間を食べることもある獰猛な動物。

前足の一撃で牛をも倒す怪力(PSIは850)と、巨体に似合わない時速50kmのスピードを持つ猛獣です。

 

なお、人を襲うイメージが強いサメの被害は意外と少なく、日本におけるサメ被害の報告は3~4年に1件あるかないか。

2015年のサメが人を襲った事故件数は世界合計で98件、うち死亡事故は6件です。

この数字、想像より少なく感じた人が多いのではないでしょうか?

 

反対に、意外と多いのがカバによる被害。

アフリカでは、年間300人以上の人がカバに襲われています。

草食動物で温厚に見えるカバですが、縄張りに侵入したものには容赦なく襲いかかり、長さ50cmの牙でつかんだ相手を激しく振り回します。

危険 カバ

 

ちなみに、カバのPSIは約1800と、ライオンやトラの倍近い数字。

おとなしい人ほど怒らせると怖い…というのは、人間も動物も同じなのかもしれませんね(^_^;)

さて次は、おとなしそうに見えて実は最強!?な動物たちの登場です。

最強の動物…大きさ編

陸上で最大の動物は、アフリカゾウ。

体重は約7.5トンで、高さは約4メートルに及びます。

おとなしい性格のゾウですが、陸上最大の巨体に加えて、250kgの重量を持ち上げる鼻と分厚い皮膚で戦闘能力も高く、天敵はほとんどいません。

ライオンなどの肉食獣も、1対1なら返り討ちにできるほどです。

 

このアフリカゾウを遥かに超えるスケールを誇るのが、海に住むシロナガスクジラ。

シロナガスクジラの体重は200トン近くで体長は30メートル以上、他の動物とは次元が違う大きさを持つ、地球上最大の動物です。

地上では、ここまでの巨体を支えることはできません。
200トンもの体重が成り立つのは、海水の浮力あってこそなんですね。

アフリカゾウ シロナガスクジラ

番外編…寿命の長い動物は?

余談になりますが、現在、種として生存している哺乳類は、体が大きいほど寿命が長い傾向があり、地球最大の哺乳類であるシロナガスクジラは100年以上生きると考えられています。

ただ、追跡調査が難しいため、実際どれくらい生きられるのか、はっきりとはわかっていません。

 

また、種族として哺乳類より寿命が長いのは爬虫類。

長生きの代名詞であるカメは、100年以上生きたゾウガメの個体が確認されていますし、ムカシトカゲというトカゲは120歳まで生きることがわかっています。

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体が大きい動物は長生きで、爬虫類は長生きする。

この理屈から、恐竜は100~200年ほどの寿命があると考えられていましたが、最近の研究では、恐竜の寿命は30年ほどしかなかったことが判明しているそうです。

ずっと体の小さいカメやトカゲのほうが長生きするなんて、自然の摂理は、なかなか予想がつきませんね。

 

さて、最強の動物最後はスピード編です。
今まであげた動物の中では、1番予想が当たりやすいかもしれません。

地球最速の動物は、いったい何でしょうか…?

最強の動物…スピード編

スピード最強の動物は、空・陸・海のそれぞれで発表します。
まずは結果をどうぞ!

  • 空 … ハヤブサ 時速389km
  • 陸 … チーター 時速112km
  • 海 … バショウカジキ 時速125km

ハヤブサ チーター バショウカジキ

 

時速389kmという、ぶっちぎりのスピードを誇るのはハヤブサ。

これは急降下時の瞬間最大時速ですが、獲物を追跡する時のスピードも時速160kmと、他の追随を許しません。

新幹線の時速がおおよそ300km前後ですから、小さな体にとんでもない力を備えていることがわかります。

 

陸上最速の動物はチーター。
これは予想通りですね。

走り出して3秒後にはトップスピードに達し、スタミナが切れるまでの10~20秒間を時速100km以上で走り続ける、陸上最強のスピードハンターです。

ネコ科の動物の多くは爪を出し入れしますが、チーターは爪が常に出っぱなし。
これがスパイクの役割をしています。

しなやかな体つきといい、まさに走ることに特化した動物なんですね。

 

海中でのスピード勝負を制したのはバショウカジキ。

水中を泳ぐスピードが1番早いのはマグロの仲間で、バショウカジキの他に、マカジキやメカジキ、クロマグロなども時速100m近いスピードで泳ぎます。

ただ、常にこんなスピードで泳いでいるわけではなく、普段はもっとゆっくりと泳いでいます。

餌を獲る時など、必要な時だけ本気を出すそうですよ。

最強の動物まとめ

では、部門別の最強動物をおさらいしてみましょう。

  • 攻撃力最強は、7700PSIのイリエワニ
  • 危険度最強は、年間20件の死亡事故を起こすスズメバチ
  • アフリカでは年間300人がカバに襲われる
  • 陸上で最大の動物は体重約7.5トンのアフリカゾウ
  • 地球で最大の動物は体重約200トンのシロナガスクジラ
  • スピード最速の動物は、空がハヤブサ、陸上がチーター、水中がバショウカジキ

いずれも人間や機械の力を遥かに超える、驚くような能力を持った動物ばかり。

重量級にパワー型、スピード型と、戦闘能力も多彩です。

どんな組み合わせが最強か、地球最強チームを考えてみても面白いかもしれませんね。


参考文献)
超危険生物(学研教育出版)
ポケット図解進化論と生物の謎がよーくわかる本(秀和システム)
動物最強王図鑑(学研教育出版)
なぜ?どうして?動物のお話(学研教育出版)
DVDつき うごく!どうぶつ最強ずかん(学研教育出版)
生物のふしぎ大図鑑 ハンター 狩りをする生物たち(西東社)
スポーツ雑学大全(枻出版社)