お盆にお供えする料理の正しいマナー

お盆にお供えする料理の献立や作法

精進料理の写真お盆はご先祖さまが家に帰ってくる日です。

久しぶりに帰ってきていただくのですから、真心をもってお迎えしたいもの。

お供え物は故人が好きだったものでかまいませんが、仏さまになられたので、できれば仏さまの作法にのっとって用意したいものです。

お盆で出すお供え料理の献立や、お供えする時の作法について紹介します。

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お盆の料理は1日3食、精進料理度出すのが正式な作法

お盆には、朝・昼・晩の1日3食、精進料理を作ってお供えするのが正式な作法です。

もちろんお盆の期間中、毎日用意できれば最高ですが、なかなかそうもいかないのが現実でしょう。

毎食準備するのが難しい場合は、せめて1日だけでも精進料理を作り、心を込めてお供えしてはいかがでしょうか。

家族もみんなで同じ食事をいただき、故人の懐かしい思い出を語り合いましょう。

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精進料理の献立

古くから伝わる精進料理の作法を紹介します。

精進料理は、いわゆる一汁五菜の形式にけんちん汁が付いた、二汁五菜のお膳がフルセット。

飯椀には白ご飯、汁椀には絹豆腐の澄まし汁、漬物皿にはきゅうりとナスの漬物、平皿にはがんもどき、結び昆布、いんげんの煮物、膳皿には大根、ニンジン、きゅうり、薄上げのゴマ和え、つぼにはひじき、猪口には煮豆、小皿にはきんぴらゴボウが一般的なお膳になります。

お肉やお魚を使わなければ、もちろんこれ以外の献立でも問題ありません。

気を付けたいのは出汁汁。鰹出汁などの動物性の食べ物は精進料理には使えないので、昆布や椎茸で出汁を取るようにしましょう。

また、二汁五菜を準備するのが大変な場合は、略式の一汁三菜でも大丈夫です。

精進料理の食器

お供えに使う食器は漆器が理想ですが、なければ普段使っている食器でもかまいません

精進料理をお出しする時は、お供え用として売られている、仏膳セットを使うと便利ですよ。一度購入すれば毎年使えるので、1セット揃えておくと良いでしょう。

 

 

仏膳セットは、漆器でできた高級なものからプラスチック製のものまで売られています。

色は表面が黒で内側が朱色のものが一般的ですが、最近はモダンなデザインのものもあるので、好みで選ぶと良いでしょう。

最近は、電子レンジで調理できる、フリーズドライの精進料理がセットになった商品も。どうしても忙しくて料理をする時間がない時は、こういうもの使うという選択もあります。

 

 

精進料理のお供え方法

お盆の精進料理をお供えする時、気を付けなければならないのはお料理の向き。

ついつい自分から見た向きでお供えしたくなりますが、仏さまが食べる料理なので、仏さまに向けてお供えします。

お箸も位牌の側にお供えしましょう。