[2017年版]戌の日の服装とお参りマナーまとめ

戌の日の安産祈願、いつどこで何をする?

水天宮の戌の銅像の写真妊娠5ヶ月頃に行う、戌の日の安産祈願。

女性であっても、妊娠するまで戌の日のことを知らなかったという人が多いので、初めての妊娠時は何をすればいいか迷ってしまいますよね。

そもそも戌の日って何?
戌の日はいつ?
どんな服装で行けばいい?

などなど、戌の日のお参りマナーについてまとめました。

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戌の日とは

戌の日の「戌」とは、あのワンちゃんの犬のこと。

犬は多産かつ、お産が軽いことから、日本では古くから安産のシンボルとされてきました。

その犬にあやかって、安産を祈願するのが戌の日です。

「戌の日」に安産祈願をする理由は?多産でお産が軽い犬は 安産のシンボル!

戌の日のお祝いは「帯祝い」と呼ばれ、妊婦さんのお腹に腹帯を巻いて安産をお祈りするのが習わしです。

この時に使う腹帯は「岩田帯(いわたおび)」という、戌の日の最重要アイテム。

その由来や風習について説明します。

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帯祝いに使う岩田帯とは

帯祝いに使う腹帯を「岩田帯」といいます。

昔は妊婦の実家から妊婦へ岩田帯を贈り、すでに子供のいる別の夫婦が帯役となって、その妻が妊婦のお腹に帯を巻くという風習がありました。

儀式の後には祝い膳を囲み、無事に赤ちゃんが生まれた暁には、岩田帯を赤ちゃん用の祝い着に仕立て直して着せました。

 

現在は帯祝いは簡略化され、妊婦本人や家族が神社へ行って安産祈願の祈祷を受け、腹帯を貰い受けるのが一般的です。

かつては紅白の絹二筋と、白い木綿生地を重ねた帯を岩田帯とし、清酒と鰹節を添えるのが正式でしたが、現在はそれもシンプルになり、白木綿の帯が使われます。

 

岩田帯には岩のように丈夫で元気な赤ちゃんが産まれるように、という意味があるとされていますが、これは後世になってから言われるようになったもの。

実はその起源は非常に古く、古事記や日本書紀の時代にまで遡ります。

岩田帯の語源と由来

岩田帯の起源は、神功皇后が身に付けたという「斎肌帯(いはだおび)」。

日本が朝鮮半島の新羅・百済・高句麗に出兵した三韓出兵の時、急逝した天皇に代わって政を行っていた妻の神功皇后は妊娠中でした。

そのため、戦いの最中で産気づかないよう、また無事に出産できるようにとお腹に巻いていた帯が、斎肌帯の始まりです。

 

「斎」とは、不浄や穢れを祓い清めるという意味の字。

出産には出血を伴うことから、古代日本では出産は穢れとされてきました。

血を穢れとする思想は、平安時代の女性が月経中に謹慎した、物忌み(ものいみ)の風習にも見て取れます。

穢れを払い、身を慎むために巻いたのが斎肌帯であり、その後の時代を経て岩田帯という呼び方に転じました。

斎肌帯(いはだおび) 穢れを払い身を清めるために付けた帯 岩田帯(いわたおび) 岩のように丈夫で元気な赤ちゃんが 産まれるように、戌の日に安産を願って付ける腹帯

妊婦が岩田帯を巻くのには、母体を冷えから守り胎児の位置を安定させるという医学的な意味のほか、胎児の霊魂を帯で縛って安定させるという意味もあるとされます。

帯で魂を現世に留めるという考え方は、戌の日と同じく子供のお祝いである、七五三にも見られるもの。

今と比べて子供の死亡率が高かった時代は、「7歳までは神のうち」と言われ、7歳になるまでは、いつ子供が神様の元へ帰ってしまってもおかしくないとされていました。

そのため、戌の日や七五三などの様々な儀礼で子供を守り、健やかな成長を祈ったのです。

お祝いの時に子供に豪華な着物や帯を着せるのには、ただ着飾るだけではなく、魂が体から離れないようにという意味があるんですね。

 

お産の軽い犬にあやかって、岩田帯を巻いて安産を祈る帯祝い。

お祝いを行う戌の日とは、いつのことを言うのでしょうか?

戌の日は12日に1回やってくる

戌の日の「戌」とは、干支の十二支のひとつ。

戌の日とは、この十二支を日付に配した古い暦のことで、12日に1度、巡ってきます。

「戌の日」は、12日に1度やってくる!十二支を日付に割り振った昔の暦に基づいて決まる子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥

毎月○日、と決まっているわけではないので、その問・その月の戌の日がいつなのかは、あらかじめカレンダーやインターネットで確認しましょう。

2017年の戌の日は次のとおりです。

2017年の戌の日一覧

  • 1月 … 11日(水)、23日(月)
  • 2月 … 4日(土)、16日(木)、28日(火)
  • 3月 … 12日(日)、24日(金)
  • 4月 … 5日(水)大安、17日(月)大安、29日(土)
  • 5月 … 11日(木)、23日(火)
  • 6月 … 4日(日)、16日(金)、28日(水)
  • 7月 … 10日(月)、22日(土)
  • 8月 … 3日(木)大安、15日(火)大安、27日(日)
  • 9月 … 8日(金)、20日(水)
  • 10月 … 2日(月)、14日(土)、26日(木)
  • 11月 … 7日(火)、19日(日)
  • 12月 … 1日(金)大安、13日(水)大安、25日(月)

赤字になっているのは大安の日。

やはり縁起が良いということで、大安の戌の日は特に人気があります。

大安を選んでいく場合は、混雑を覚悟しておきましょう。

 

反対に仏滅だと、戌の日の中でも空いています。

仏滅の響きから、なんとなく不吉な感じがして避けたくなるかもしれませんが、大安や仏滅などの六曜は、本来、神道とも仏教とも一切関係がありません。

ですから、少なくとも寺社への参拝時には、あまり気にしなくても問題はないのです。

 

また、戌の日でなければ安産祈願ができないということもありません。

安産祈願で有名な神社などは、戌の日ともなれば大変な混雑ですし、妊婦さんの体調が優れないこともあります。

妊娠5ヶ月の最初の戌の日が一般的ではありますが、お腹の赤ちゃんの無事と安産を願う気持ちは、いつだって同じ。

あまり時期や日付にこだわらず、家族の都合や体調を見て決めても大丈夫ですよ。

戌の日の安産祈願を受けられる場所

戌の日の安産祈願と祈祷は、全国の神社で行っています。

近くの神社を参拝するだけでも立派な安産祈願になりますが、きちんと祈祷を受けたい場合は、お住まいの地域で安産祈願をしている神社を調べてみるといいでしょう。

 

戌の日の安産祈願で特に有名なのは、東京の日本橋水天宮。

水天宮が安産の神様として知られるようになった背景には、あるエピソードがあります。

戌の日で有名な日本橋水天宮

日本橋水天宮本殿の写真江戸時代のこと、ある妊婦が、日本橋水天宮で古くなった鈴の緒(神社で鳴らす鈴についている紐)のお下がりをいただき、それを腹帯として使ったところ、大変楽なお産をすることができました。

その話はたちまち広がり、たくさんの妊婦が鈴の緒を求めるように。

そのため毎月5日に、鈴の緒のお下がりを分け与えるようになったということです。

 

日本橋水天宮で戌の日の祈祷を受けると、この鈴の緒の話にちなんだ、「御子守帯(みすずおび)」が授与されます。

今でも安産の神様として大変人気があり、戌の日ともなれば境内の外まで行列が出来るほど。

混雑のため、戌の日の安産祈祷出席は妊婦本人のみで付き添い不可となっています。

 

祈祷は戌の日でなくとも毎日行っており、戌の日以外であれば妊婦本人と付き添い1名までが出席OK。

戌の日にこだわらないのであれば、旦那さんや親と一緒に、ゆっくり参拝するのもいいですね。

 

それではここからは、神社で行う戌の日の安産祈願のマナーについて解説します。

戌の日の祈祷の申し込みと必要なお金

一般的に、神社の祈祷に予約は必要ありません。

当日の受付時間中に社務所へ行き、申込みをすればOK。

ただし、小さい神社では、祈祷や安産祈願の日が限られていることもあるので、受付時間と一緒に確認しておくと安心です。

 

腹帯の扱いについては、次の3つのケースがあります。

  • 特に指定なし
  • 腹帯を持参すると、腹帯にも祈祷をしてくれる
  • 神社側で用意した腹帯を授与あるいは販売してくれる

神社によって異なるので、これもあらかじめ確認しておき、必要に応じて自分で腹帯を準備しておきましょう。

持参する腹帯は白木綿に限らず、色やデザインなど、好きなものを選んで大丈夫です。

 

気になる祈祷料は、5000~1万円程度が相場。

祈祷の料金のみか、腹帯代も込みかによっても異なります。

金額については、HPに明記されていることもあれば、お気持ちでお納めくださいとだけ書かれていることも。

不安な場合は、神社の社務所に問い合わせてみれば、具体的な金額や目安を教えてくれます。

社務所の方も慣れていますから、恥ずかしがらずに尋ねてみましょう。

 

ご祈祷料として納めるお金は「初穂料(はつほりょう)」と言い、のし袋に入れて持っていくのがマナーです。

初穂料の名前の由来は、その年最初に収穫した稲を神様に奉納したことから。

稲の代わりに神様に納めるお金ですから、敬意を持ってのし袋に入れるんですね。

初穂料を入れるのし袋の種類や、表書きのマナーについて解説します。

初穂料ののし袋と表書き

初穂料は、のしの付いた、紅白の蝶結びののし袋を使用します。

蝶結びは何度ほどけても結び直せることから、何回あっても良いお祝い事に使う水引。

紅白の水引には結切りもありますが、こちらは一度だけで良いお祝いに使うもので、出産には使用しませんのでご注意を。

のし袋の準備がない場合には、略式として無地の白封筒も使用できます。

 

表書きは「御初穂料」とし、下段には名字のみ、あるいは夫婦の名前を連名で書き入れます。

戌の日の安産祈願の初穂料の表書きの書き方図解

中包みは、表に漢数字で金額を、裏に住所を書き入れます。

お札は、封筒の表側かつ上部に、お札の顔が来るように入れましょう。

 

戌の日の初穂料を入れる中包みの書き方図解

なお、顔を伏せて入れるのは、慶事ではなく弔事の入れ方になってしまうので、ご注意を。

「弔事は悲しみのあまり顔があげられない」、と覚えておくと間違えませんよ。

戌の日の持ち物と服装

戌の日の安産祈願に必要な持ち物は、のし袋に包んだのし袋と、必要に応じて腹帯。

服装はよっぽど派手なものでなければ、普段着のままで大丈夫です。

神様のところへお邪魔するわけなので、露出の多い服装やサンダルなど、あまりにラフな格好は控えるべきですが、特に正装する必要はありません。

体に負担のない、リラックスできる格好で行きましょう。

安産祈願の祈祷の流れ

当日は、まず社務所で安産祈願の申込み。

申込書に氏名や住所を記入し、初穂料として用意してきた祈祷料金を支払います。

 

その後、所定の時間になったら本殿へ入ってご祈祷を開始し、神主さんが祝詞をあげます。

時間はおおよそ10~20分程度。

ご祈祷中は、特に何かすることはなく、静かに座って祝詞を聞くだけです。

ご祈祷は同じ時間帯に申し込みした人たちと一緒に行われますが、祝詞の途中で1人ずつ名前が読み上げられますので、注目してみるといいですよ。

 

ご祈祷が終わった後は、お守りや腹帯などの授与品が配布されます。

全体の所要時間としては、30分かかるか、かからないかというところ。

そう長い時間ではありませんが、もし途中で具合が悪くなった場合は、迷わず退出して休息しましょう。

戌の日の安産祈願のマナーまとめ

それでは最後に、戌の日の安産祈願のマナーについて、ポイントをまとめます。

  • 戌の日とは、お産の軽い犬にあやかり、腹帯を巻いて安産を祈る行事
  • 戌の日は12日に1回やってくる
  • 全国の神社で祈祷の申し込みができる
  • 安産祈願へ行くのは、戌の日や大安でなくても問題はない
  • 安産祈願へ行く時の服装は普段着でOK
  • 初穂料として、5000~1万円程度の祈祷料金が必要
  • 儀式の所要時間は全体で30分程度

戌の日の重要アイテムである腹帯ですが、妊娠中にお腹に帯やベルトを巻く文化は日本独自のもので、海外にはこのような習慣はないのだそう。

私たちにとっては、お腹を守る=帯を巻く、というのは自然な発想に思えますが、そうでもないんですね。

着物を着る文化が関係しているのかもしれません。

 

実は日本でだけポピュラーな存在の腹帯ですが、実際に巻いてみると、大きなお腹を支えてくれ、冷え防止にもなってなかなか快適。

必ずしも祈祷を受ける必要はありませんが、お腹が目立ち始めたら、一度使ってみてくださいね。

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