迎え盆のやり方って?迎え盆のお供え物と供養の方法

迎え盆の流れを知って、ご先祖さまをお迎えしよう

盆提灯の写真お盆の初日は、お盆の入りや迎え盆と呼ばれています。

ご存知のとおり、お盆はあの世からこの世へ、ご先祖さまの霊が帰ってくる時期。

迎え盆は、ご先祖さまをお迎えする大切な日です。

迎え盆の流れやお供え物のマナーを知って、気持よくご先祖さまをお迎えしましょう。

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ご先祖さまの目印になる、迎え盆の「迎え火」

迎え盆には「迎え火」というものを準備します。迎え火は、麻の茎を乾燥させたオガラやワラなどをたいまつのように立て、土器のうえにのせて火を焚いたもの。

明かりを灯して、ご先祖様の霊が道に迷うことなく家に辿りつけるようにするといった意味を持っています。迎え火を家の人間が、外から内に入るようにまたぐことで霊を迎え入れたということになるんですよ。

地域によっては迎え火を焚かず、家の入口に提灯などで明かりを照らして目印にすることも。

集合住宅の多い現代では、迎え火を焚けないお家も多いですよね。火が焚けない場合には、盆提灯を灯して、ご先祖さまにお家の場所を教えてあげましょう。

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ご先祖さまの乗り物になる、精霊馬と精霊牛

お盆の精霊馬の写真迎え盆が来る前に準備しておくものとして、精霊馬と精霊牛があります。

精霊馬はキュウリ、精霊牛はナスで作ったお供え物。キュウリやナスに割り箸をさして4本足にしたお供え物を、一度は見たことがあるのではないでしょうか?

これは、ご先祖さまがあの世とこの世を行き来する時の乗り物で、お盆の重要なお供え物のひとつです。

馬をかたどった精進馬は足が早いので「できるだけ早く家に帰ってこられるように」という願いが込められています。

一方の精霊牛は、足が遅いとされていて「少しでもゆっくりあの世に帰るように」と、ご先祖さまの帰りを惜しむ気持ちが込められています。

お盆の時には精霊馬と精霊牛を忘れずに棚へ飾っておきましょう。しっかり準備されていれば、ご先祖さまも喜びますし、あの世にも道に迷うことなくお帰りになれるはずですよ。

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あの世から帰ったご先祖さまにお供えする、お迎え団子

あんこのお団子の写真迎え盆のお供え物として準備するのは、お迎え団子。

お迎え団子とは、あんこもしくはタレのついたお団子のこと。はるばるあの世からお帰りになったご先祖さまにお出しする、お茶菓子のようなものですね。

お迎え団子の数は6個が良い、13個が良いなどさまざまな説がありますが、特に厳密なものではないようです。

あまり数にはこだわらず、美味しそうなお団子をお出ししましょう。

迎え盆の前には、お墓掃除も忘れずに

お盆が始まる前には、お供え物の準備の他、お墓掃除も忘れずに。

お墓の周りを綺麗に清掃しておけば、ご先祖様も安心してその場を離れられますし、お盆が終わった後も気持ち良く帰ってこられます。

お墓の掃除やご先祖さまの供養というのは、日頃の生活の忙しさに紛れて、つい忘れてしまいがち。

1年に1度のお盆には、せめてしっかり準備をして、ご先祖さまをお迎えしたいものですね。