新盆を迎える時期と、いつものお盆との違いについて

故人が亡くなって初めて迎える「新盆」の過ごし方

白い提灯の置かれた和室の写真新盆とは、告別式を終えて49日の法要が終わった後に初めて迎えるお盆のことです。

読み方は「にいぼん」「しんぼん」「あらぼん」。

あるいは初盆(はつぼん)という呼び方も。

どの呼び方を使っても間違いではありませんが、地域によって呼び方が異なりますので、親戚の方が使っている呼び方に合わせると良いでしょう。

新盆は、通常のお盆とは少し違う作法やお供えが必要です。

新盆の磁気や準備するもの、供養の方法について解説します。

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新盆の時期は、49日が終わって初めてのお盆

仏教では、告別式が済んでから49日の間に何度も法要をした結果、故人の霊が浄土に旅立つと考えられています。

故人の霊があの世からこの世へ帰省して来るのがお盆であり、初めて帰省するのが新盆です。

このため、49日を待たずにお盆の期間が始まってしまう場合、新盆は翌年になります。

ですから6月25日までに亡くなった人は8月13日から始まるお盆の時期に間に合いますが、それ以降に亡くなった人はまだ浄土に行っていませんので、今年は帰省しません。

お盆は地域によって7月に行うところ、8月に行うところがありますが、7月がお盆の地域では5月25日までに亡くなった人が新盆の対象者です。

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新盆には白い盆提灯でお迎えを

新盆では、普段のお盆の時と同様、お墓や仏壇の掃除をして、お供え物を飾り、お坊さんにお経をあげてもらい、最後に出席者全員で食事をします。

新盆は故人にとって初めての帰省となるので、道に迷わないように、いつもの盆提灯のほかに玄関にも白提灯を飾ります。

白い盆提灯を使うのは新盆の1回のみで、お盆が明けたら、白い提灯は燃やして処分します。

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新盆のお宅にお邪魔する時は香典を持参

新盆を迎えるお宅に、お線香をあげにお邪魔する時、普段のお盆ではお供え物として果物やお菓子を持参するだけで良いのですが、新盆の時は香典が必要です。

香典に包む金額の相場は5,000円から1万円。

遺族は喪服を着るのが正式ですが、親族のみでの新盆でしたら、暑い時期ですし派手でなければ喪服でなくてもよいでしょう。

故人の友人や知人として新盆に参加するときは、略式の喪服を着ることになっています。

基本的に身内が集う新盆の場ですが、故人の供養の場ですから、あまり派手な格好は控えましょう。

お盆はお寺の繁忙期!読経の予約は早めに手配

仏壇に向かって読経しているお坊さんの後ろ姿の写真お盆の時期はお寺も忙しい時期。読経を頼みたくても、13日から16日は、お坊さんに来てもらえないことも珍しくありません。

新盆の時期、自宅にお坊さんを呼んでお経をあげて欲しい時は、遅くても1ヶ月前までに予約をしておきましょう。

お経をあげた後にお坊さんと出席者で会食するのが通例ですが、お坊さんが参加できない場合は食事代を渡します。

新盆の予約をする際に、お坊さんが一緒に食事をできるかどうかも聞いておきましょう。