家系図で見る「はとこ」の意味。祖父母の兄弟の孫って…近い?遠い?

はとこ=祖父母の兄弟姉妹の孫

老若男女3世代のイラスト「いとこ」は、父母の兄弟の子供のこと。

では「はとこ」は?と聞かれると、意味が曖昧な人も多いでしょう。

はとこの正解は、祖父母の兄弟姉妹の孫。

例えば、おじいちゃんの妹の孫だったり、おばあちゃんのお兄さんの孫、というわけです。

子供ならともかく、孫という点が、余計にはとこの意味をわかりにくくしているように思えますね(^_^;)

はとことは自分から見るとどんな関係なのか?

もう少しわかりやすく、家系図を使って見てみましょう。

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家系図で見る「はとこ」

はとこ=祖父母の兄弟姉妹の孫。

これを家系図で示したのがこちらの図です。

家系図で見る「はとこ」の関係

言葉で聞くとわかりにくかったですが、家系図上で見ると、自分とはきれいに左右対称の位置にある関係であることがわかりますね。

また、家系図から、はとこの親=両親のいとこであることもわかります。

祖父母の兄弟の孫、と言われるより、自分の親のいとこの子供、と言われたほうが、わかりやすい気もしますね。

 

両親同士がいとこ同士であることを示すように、はとこには「またいとこ」「ふたいとこ」という別名もあります。

「いとこ」という言葉が入っていますが、自分にとっての「いとこ」と「はとこ」は、どんな関係になっているのか?

ちょっとこんがらがりそうなので…

これも家系図で見てみましょう。

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「はとこ」と「いとこ」の違いを家系図でチェック

家系図で見る「はとこ」と「いとこ」の違い
親同士がいとこであるはとこに対し、親の兄弟の子供がいとこ。

これも言葉だけで聞くとわかりにくいですが、家系図上だと、はとこもいとこも、同じ世代上にあること、はとこといとこでは、いとこのほうが自分に近い関係であることがわかりますね。

 

ではここで、素朴な疑問。

はとこの次の関係はあるのでしょうか…?

「はとこ」の次の関係も存在する?

めったに使われることはありませんが、はとこの次にあたる言葉として「三いとこ(みいとこ)」という言葉があります。

関係性で言うと、三いとことは、曾祖父母の兄弟姉妹のひ孫、あるいは父母のはとこの子供。

でも、ここまで来ると、もうよくわかりませんね。

 

実際、三いとこまで来ると、日本の民法上は親族ではありません。

遠い親戚ではありますが、法律上は他人です。

はとこや三いとこが、民法ではどのような扱いになるのかを見てみましょう。

民法が定める親族としての「はとこ」の意味

日本の民法では、親族を6親等内の血族と3親等内の姻族(結婚により親戚関係になった人のこと)と定めています。

いとこは4親等、はとこは6親等なので、はとこまでは、れっきとした親族。

その次の三いとこは8親等になるので、法律上は親族にはなりません。

「はとこ」同士は結婚OK

親族となると、どこまでが結婚可能か気になった人もいるのではないでしょうか?

日本の法律では、4親等以上離れていれば婚姻関係を結べるので、6親等であるはとこ同士は結婚可能です。

 

ちなみに、4親等以上ということは、4親等の親族も含まれるので、いとこ同士でも結婚はOKなんですよ。

いとこ同志の結婚を認めるかどうかは国によって違い、中国や韓国、アメリカの約半数の州など、いとこ婚を禁止している国もあります。

はとこの意味まとめ

  • はとことは、祖父母の兄弟姉妹の孫
  • 親のいとこの子供とも言い換えられる
  • はとこは6親等であり、民法上の親族にあたる
  • はとこの次は三いとこと言うが、民法上の親族にはあたらない

近いような、遠いような親族である、はとこ。

法律上は親族ですが、実際の親交の度合いは、家や人によってかなり差があるのではないでしょうか。

今回は「自分」からの視点ではとこを解説しましたが、もし自分に子供が生まれた場合、自分のいとこの子供と自分の子供は、はとこ同士ということになります。

そう考えると、そこまで遠い親戚でもないような気がしてくるのが不思議です。



参考文献)
民法の基本と仕組みがよーくわかる本(秀和システム)
民法のしくみ(三修社)
家系図を作ろう(枻出版社)