メールのビジネスマナー。宛先が複数ある時の宛名の書き方4パターン

仕事で複数人に送るメール、宛名はどう書けば失礼がない?

たくさんのメールアイコンとアイコンを指さす手の写真仕事で複数の相手にメールを送信する時や、社内や関係者全員への連絡事項で一括メールを送る時、迷ってしまうのが宛名の書き方。

横に並べて書くのか、縦に並べて書くのか、はたまた宛名の順番は…?

いざメールを書こうとしても、書き出しから止まってしまいますよね。

複数人にメールを送る時の、正しい宛名の書き方マナーを説明します。

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複数にメールを送る時の宛名の書き方(1)
クライアント・取引先など、同じ会社の複数人へのメールの場合

同じ会社の複数の人にメールを送る場合、

田中様、鈴木様、後藤様

もしくは

田中様
鈴木様
後藤様

といった感じで、名前を並べて書けばOKです。横書きか縦書かはお好みで。名前を書く順番は役職順に書いてくださいね。

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複数にメールを送る時の宛名の書き方(2)
2社以上の複数の会社の人にメールを送る場合

メールを送る担当者だけではなく、送り先の会社が2社以上になる時もあります。その場合は、会社ごとに分けて宛名を書くようにします。

A株式会社
田中様、鈴木様

B株式会社
佐藤様

どちらの会社を先に書くかどうかは、仕事における関係によります。A社がクライアントで、B社が同じ仕事を一緒に請けているパートナー企業であれば、当然A社の名前が先に来ます。

複数にメールを送る時の宛名の書き方(3)
ToとCCを合わせて複数人にメールを送る場合

Toは1人だけど、CCを入れる人は複数人いるという場合はよくありますね。この場合、宛名に書くのはToの人だけで、CCの人の名前は個別に書く必要はありません。

より丁寧にしたい場合、CCの人にも特に目を通しておいて欲しいという場合は、CCであることがわかるように宛名を記載します。

CCで宛名を記載しないと失礼だということはないので、好みや状況で判断して大丈夫です。

田中様
(CC:鈴木様、佐藤様)

複数にメールを送る時の宛名の書き方(4)
社内やプロジェクトグループメンバーなどに一斉送信する場合

社内全員や、関係者全員などにまとめてメールを送る場合には「各位」「関係者各位」などを使用します。

メールの送信先に社長をはじめとする目上の人を含む場合でも使用して問題ありません。

各位

よりわかりやすくしたいなら、「○○プロジェクト関係者各位」などと言葉を書き添えてもOKですが、「各位」だけでも失礼にはあたりません。

なお、「各位様」「各位殿」と敬称を付けるのは間違いですので、これはやってしまわないようにご注意を。

各位は敬称なので、この言葉自体にすでに「様」のニュアンスが含まれています。

各位様、各位殿と書いてしまうと、意味的には「各位様様」となってしまいますので、マナー違反とまでは言わなくても、正しい日本語を知らない人だと思われてしまいます。

当然ですが、「お取引様各位」という書き方も間違いです。正しくは「取引先各位」。

この点でいくと、よく見かける「お客様各位」という言葉は日本語的には間違いなのですが、こちらは個人客相手の定例句として、許容されつつあります。

各位でメールを送るときに注意しておきたいのは、各位で一括送信するメールはお知らせであり、返信する必要のないメールだということ。

返信が欲しい場合、誰かに個別に聞きたいことや頼みたいことがある場合には、各位は使わず、Toで用件のある相手の宛名を書き、それ以外のメンバーはCCに入れる書き方で送りましょう。

一度にたくさんの相手がいる場面では、ひとつのミスが複数の相手に知れ渡り、知らずに恥をかいてしまうことも。

ビジネスマナーは一度身に付ければ一生使えますから、あやふやにせず、正しいルールを覚えておきたいものですね。

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