精神と言葉のDV、モラハラの特徴とは?

暴力を伴わないDV、モラハラとはどんな行為?

壁にもたれて落ち込んでいる様子の女性の写真モラル・ハラスメント、通称モラハラは、暴力を伴わないDV。

言葉や態度の暴力によって、被害者を精神的に追い詰めます。

外傷という目に見える形で被害がないので理解されにくく、性格や忍耐の問題だろうと軽く取られてしまうこともあります。

しかし、モラハラが被害者に与えるダメージは到底そんなレベルではなく、その苦しみは「精神の殺人」とまで呼ばれるほど。

精神的なDVモラハラとは何か、その特徴を解説します。

スポンサーリンク

モラル・ハラスメントとは?

モラル・ハラスメントの加害者には、次のような特徴があります。

  • 世間的には魅力的な人物である
  • 悪いことはすべて他人のせいであり、自分は悪くない
  • 常に自分を正当化する
  • 相手を貶めることで、自分の評価を上げようとする
  • 自分への批判には非常に敏感だが、他人への共感は一切欠けている
  • 世間体を気にするため、証拠が残るような暴力はふるわない
  • 言葉や態度によって精神的な暴力をふるい、相手を怯えさせて支配する
  • モラハラ行為は特定のターゲットにのみ行われる
  • 周囲には魅力的な人物を演じており、モラハラはターゲット以外には知られない

頭を抱えて倒れこんでいる女性の写真モラハラは、誰にでもわかるような形では行われません。モラハラ行為が行われるのは、特定のターゲットにのみ。

ターゲットとなる相手は、自分に明らかな非がなくても、責められると「自分が悪いんだ」と思ってしまう、優しいタイプ。

モラハラ加害者はそこにつけこみ、些細な攻撃の糸口を見つけては、

「お前が悪い」
「お前には価値がない」
「無価値な人間であるお前の相手ができるのは私だけだ」

などと、言葉や態度で相手を追い詰めていきます。

モラハラ被害者は、「この人を怒らせないようにしなければ」と、常に加害者の顔色をうかがい、自分の安全を守ることに必死になります。

これだけなら、すぐに逃げれば解決する問題のように見えますが、モラハラはそう簡単には片付きません。

モラハラ加害者は常にこのような高圧的な態度を取るわけではなく、機嫌の良い時には頼りがいのある、魅力的な人物になります。

この飴と鞭の使い分けがあまりに巧妙なため、モラハラ被害者は「私がちゃんとしていれば」と思い込んでしまい、なかなか逃げ出すことができません。

自分がモラハラ被害者であることにも気づかず、何かおかしいと感じながらも、ひたすらに耐えている人が非常に多いのです。

関連記事)
モラハラ男が怖い、でも離れられない。トラウマティック・ボンディングとは?≫

スポンサーリンク

モラハラ加害者の怒りには一貫性はない

モラハラ加害者の怒りには一貫性はなく、そのほとんどが理不尽なものです。なぜ怒っているのかを尋ねたとしても、

「そんなこともわからないのか」
「私を怒らせるお前が悪い」

と、ますます怒りを増長させるばかりで、論理的な話し合いは成り立ちません。その時の気分で怒りの基準はコロコロと変わります。

いったいどこでスイッチが入るのか予測ができないので、モラハラ被害者はいつも怯え、加害者のご機嫌を取らなければいけません。

一種の恐怖政治と言ってよいでしょう。こうして、怒りと恐怖の感情を巧みに使って、相手を支配するのがモラハラです。

 

もしあなたや知人のパートナーがモラハラなのでは…?と疑われる時は、下記のチェックリストも確認してみてください。

モラハラに遭っている女性は、冷静な判断力を失っています。

まずは正しい現状を把握すること、自分がモラハラを受けていることを自覚することが、苦しみから抜け出すための第一歩です。

関連記事)
モラハラ男チェックリスト。「これ、彼氏のことだ…」と思ったら今すぐ逃げて!≫