二日酔いに効くツボは?頭痛や吐き気などの症状別まとめ

押してスッキリ!辛~い二日酔いはツボで解消

頭に手をあててぐったりした様子の女性の写真朝起きると、頭はガンガン、胸はムカムカ…

ああ、またやってしまった、と思った時にはもう遅いのが二日酔い。何度経験しても辛いですよね。

でも、辛くても仕事や家事は休めない。

そんな時、道具も薬も使わずにできる二日酔い解消法が、ツボ押しです。

本当に効くの?と侮ることなかれ、ツボはWHO(世界保健機関)も医学的な有効性を認めている、れっきとした治療法。

数あるツボの中から、気持ち悪さや頭痛など、二日酔いの症状に効くツボだけを厳選してまとめました。

最後には二日酔い防止のツボも紹介していますので、ぜひ覚えて、楽しいお酒の時間に役立ててくださいね!

 

二日酔いのだるさ・気持ち悪さに効くツボ2つ

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スネのツボ、中都(ちゅうと)

二日酔いのツボ、中都の説明イラスト

まずは、アルコールの排出を促し、二日酔いの気持ち悪さを治してくれるツボから。

中都(ちゅうと)は、足の内側の骨のライン上、内くるぶしの突起とひざのお皿の中間地点にあるツボ。
内くるぶしの突起から、指7本分くらい上の位置にあります。

滋養強壮や女性の血の巡りを整える効果があり、二日酔いによるだるさや体のむくみを解消します。

 

この中途のツボ、二日酔いの時に指圧するとかなり痛いので…
(※力を入れて押してしまうと、本当に激痛です!)

押すのではなく、手のひらでさすって温めてあげるのがおすすめです。
家にいる時なら、ドライヤーで温めるとより効果的。

中都の部分がしっかり温まったら少し休み、しばらくしてまた温めるを繰り返すと、二日酔いのグルグル来るような気持ち悪さが、かなり和らぎますよ。

 

二日酔い以外では、生理痛や月経不順などの婦人科系疾患にも効果が高いので、女性ならぜひ覚えておきたいツボでもあります。

 

足にはツボがたくさんありますが、中都の他にもうひとつ、足のツボで二日酔いによく効くのが、次に紹介する行間です。

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足の親指のツボ、行間(こうかん)

二日酔いのツボ、行間の説明イラスト

足の親指と人差し指の間、水かきの部分にある行間(こうかん)のツボは、肝機能を高めてくれる効果があります。

ご存知のとおり、アルコールを分解するのは肝臓。
行間のツボを刺激することで、肝臓の解毒作用を促進し、二日酔いを解消します。

 

押す時は、足の親指と人差し指の間に、手の親指をあててグッと押し揉みを。
あるいは、親指と人差し指を使ってもみほぐすようにしてもOKです。

痛ければ効くというわけでもないので、気持ち良いと感じる程度の強さで押してくださいね。

 

以上、二日酔いのだるさ、気持ち悪さを解消するツボを紹介しました。

ここからは、頭痛や吐き気などの症状別に効くツボを紹介していきます。
今紹介した2つのツボと合わせておすと、二日酔い解消にさらに効果的ですよ!

まずは、二日酔いの典型的な症状、頭痛に効くツボからです。

二日酔いの頭痛に効くツボ2つ

後頭部のツボ、風池(ふうち)

二日酔いのツボ、風池の説明イラスト

仕事中でもすぐに押せるのが、後頭部にある風池(ふうち)のツボ。
後頭部中央のくぼみから、左右それぞれに指2本分外にずらした場所にあります。

 

両手で頭を抑えるように抱え、親指で押し上げるようにして指圧しましょう。
即効性があるので、ツボと知らずに押していた人もいるかもしれませんね。

 

不調の原因が池のように溜まるツボであることから、風池という名前が付いているので、なんだか調子が悪いという時の疲労回復やリフレッシュにも使えますよ。

風池は、デスクで座った状態でも押せるのも嬉しいところ。
次に紹介する外関のツボも、座ったり立った状態で押すことができ、頭痛に有効なツボです。

手首のツボ、外関(がいかん)

二日酔いのツボ、外関の説明イラスト

二日酔いの頭痛に効くもうひとつのツボが、外関(がいかん)です。
場所は中指の延長線上、手の甲の手首の付け根から、肘に向かって指3本分のところ。
手首の内側ではなく、外側にあります。

 

手首をつかむようにして外関のツボを親指で押さえ、真下にグッと押し込んで指圧します。
いつでも押しやすい場所にあるツボなので、頭痛が辛い時にはぜひお試しを。

 

頭痛の次に見ていくのは、これまた二日酔いには付きものの吐き気。
胃の不調を回復させ、吐き気やムカムカに良く効くツボの紹介です。

二日酔いの吐き気に効くツボ2つ

肋骨のツボ、期門(きもん)

二日酔いのツボ、期門の説明イラスト

肋骨にある期門(きもん)は、二日酔いの吐き気解消に効果的。
左右の乳頭から垂直に下ろした線と、肋骨が交わる部分にあるツボです。

内蔵の働きを回復させる効果に優れ、アルコールの吸収分解でヘトヘトになっている胃を助けて、吐き気を解消してくれます。

 

押し方は、両手の人差し指、中指、薬指の3本指を使い、肋骨を下から押し上げるような感じで。

立ったり座ったりした状態のまま押せるので、通勤中やデスクに座っている時にもすぐに押せます。
オエッと来る前に、試してみてくださいね。

ヒザ下のツボ、足三里(あしさんり)

二日酔いのツボ、足三里の説明イラスト

足三里(あしさんり)は、あらゆる胃の不調や全身の倦怠感に効く万能のツボ。
特に、胃の働きを整える効果に優れ、二日酔いによる吐き気や胸焼けに効果があります。

場所は、足の外側の骨のライン上、ヒザの皿から指4本分下にある、ほんの少し凹んだ部分。
触ると少し凹んでいるところです。

 

ツボ押しには、両手の親指を重ねて足三里のツボを抑え、ヒザに引き寄せるようなつもりでグッと押し込みます。
押すと痛い場合は、初めに紹介した中都のツボと同じように、さすったりドライヤーで温めたりしてもOK。

 

足三里は胃の不調全般と疲労回復に有効なので、夏バテや食欲がない時、胃もたれなどにもよく効きます。
胃の弱い人は、覚えておいて損はないツボですよ。

 

さて、ここまでに紹介したツボを覚えれば、辛い二日酔いも、いつもより早く解消するはず。
でも、1番いいのは二日酔いにならないことですよね。

とはいえ、お酒を飲まないというのはあまり現実的な選択肢ではないでしょうから…

最後に、深酒・悪酔いを防ぎ、二日酔いを予防してくれるツボを紹介します。
飲み会や晩酌の機会が多い人は、要チェックです!

飲む前に押す!二日酔いを予防するツボ

肝臓の経絡

二日酔い防止のツボ、肝臓の経絡の説明イラスト

お酒を飲む前に押したいツボは、肝臓の経絡(けいらく)。
経絡とは、東洋医学でエネルギーの通り道を指す言葉で、経絡を刺激することで、その経絡が司る組織を活性化させることができます。

肝臓の経絡は足の親指の内側部分にあり、肝臓の働きを良くしてアルコールの代謝能力を向上させる効果が。
お酒飲みには、まさに必修のツボですね。

 

押し方は、手の親指と人差指で足の親指をつまみ、根元から指先に向かってグッグッ、と押し揉みします。

お酒を飲む前や、お手洗いで席を立った時などに試してみてください。
同じ量のお酒でも、飲んだ後に調子の良い日と悪い日というのがあると思いますが、飲む前や飲んでいる最中に肝臓の経絡をしっかりマッサージしておくと、本当に体に残らず、調子よく飲めますよ。

 

ただ、ツボの力に頼って飲み過ぎてしまっては本末転倒。
肝臓の経絡を押したからといって、無限にお酒が飲めるようになるわけではありませんから、そこはくれぐれもご注意を!

二日酔いに効果のあるツボまとめ

それでは最後に、ここで取り上げた二日酔いに効くツボの名称と場所、効果を簡単におさらいしておきます。

  • 中都(ちゅうと)…足の内側、二日酔いのだるさ、むくみに
  • 行間(こうかん)…足の親指と人差し指の間、二日酔いのだるさに
  • 風池(ふうち)…後頭部、頭痛に
  • 外関(がいかん)…手首の外側、頭痛に
  • 期門(きもん)…肋骨、吐き気に
  • 足三里(あしさんり)…足の外側、吐き気に
  • 肝臓の経絡(けいらく)…足の親指の内側、悪酔い防止に

これだけあれば、ひどい二日酔いもすぐに解消できるかも…?

頭痛に効く風池と、吐き気に効く期門は、ツボをグッと押さえるだけですぐに効果が実感できるので、私は特にお世話になっています(^_^;)

でも、お酒の席は、できれば二日酔いにならずに良い気分のまま終わらせたいもの。

二日酔いを防止する肝臓の経絡も活用して、楽しいお酒を飲んでくださいね。


参考文献)
温めるだけで体の不調がみるみる治る 温ツボ健康法(マガジンハウス)
男によく効くツボを正しく押せる本(学研パブリッシング)
自分で押せる万能ツボ(インプレス)
男の速攻ツボ(レッカ社)
押すだけでやせる、治るツボ図鑑(主婦の友社)