親知らず抜歯体験(1)「親知らず、抜かないとダメですか…?」

親知らず、このまま抜かずに済ませられませんか…

大きく口を開けた患者に歯科治療をしている写真親知らずの抜歯は痛い、苦しい、怖い。

歯医者には行きたくない。

そんな恐怖から、親知らずに目を背けて生きてきた私が、意を決して歯医者に親知らずの相談に行った様子を、赤裸々にレポートします。

親知らずを(本当は抜きたくないけど)抜くべきか迷っている人、このまま抜かずに済ませられないものかと考えている人は、参考にしてみてください。

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私の親知らず&歯医者ヒストリー

子供の頃に歯列矯正を受け、その際に永久歯を4本抜きました。その抜歯がとんでもなく痛くてトラウマに。

矯正歯科でのレントゲンで親知らずが上下に計4本あることはわかっており、高校を卒業する頃、近いうちに抜歯するようにと大学病院の口腔外科への紹介状まで持たされていましたが…

逃げました。

それ以来、約20年間、親知らずのことはなかったことにして生きてきました。

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現在の親知らずの状態

虫歯の歯にバイキンキャラクターが乗っているクレイアートの写真4本とも生えていて、口を開けば普通に見えています。

下の親知らず2本は、完全に生えているわけではなく、8割生えて残りの2割は歯茎に埋まっている状態。

親知らず自体に痛みはありませんが圧迫感はあり、ほっぺたの肉を噛んでしまうこともあります。あと、歯がベロ(舌)の両脇に当たって少し痛いことも。

常に噛んだり痛かったりするわけではなく、コンディションには波があります。

日常生活において特に不具合はないのですが、昨年末に受けた歯科検診で、親知らずが4本とも虫歯になっていることが発覚しました。

親知らずの相談に行こうと思ったきっかけ

1番は、すでに親知らずの虫歯が判明していたこと。検診に行った歯科医で抜歯を進められましたがやっぱり踏ん切りがつかず、虫歯判明から半年近く放置していました。

虫歯が進行しているかもしれないし、いいかげん放置プレイを続けるのはマズイ。

もうひとつは、35歳という年齢的(私は女性)に、妊娠を真剣に考えなければいけないこと。

というのも、妊娠中は体の抵抗力が落ちる影響で、虫歯が進行したり親知らずが痛み出すこともあると聞いたのです。妊娠中に薬がご法度なのは周知の事実。もし痛くなってからでは、思うように治療もできません。

虫歯にしても、このまま放置して進行しまえば結局は抜歯せざるを得なくなるわけで、親知らず以前に、何らかの処置は必要なはずです。放っておけば、必ず悪化するのが虫歯。

そんなわけで、勇気を出して歯医者のドアをくぐったのでした。

もしものために…、静脈鎮静法ができる銀座マキデンタルオフィスへ予約

今回、親知らずの相談へ行ったのは、東京銀座にある「銀座マキデンタルオフィス」。

ここは、麻酔で半分眠ったような状態で治療ができる「静脈鎮静法」という方法による無痛治療を行っている歯医者さんです。もし親知らずを抜くことになるなら、絶対に静脈鎮静法でと決めていたので、こちらに予約を取りました。

銀座マキデンタルオフィスの場所は、東京の地下鉄銀座一丁目駅から歩いてすぐのビルの中。

エレベーターを出ると、お医者さんっぽくなく、エステサロンかホテルのような受付です。最近の、というか、東京の歯医者ってすごい(私は田舎育ち)。

院内はあまり広くはありませんが、鏡が効果的に使われた清潔感のある内装のおかげで、圧迫感はありません。変に広すぎる空間よりも、かえって落ち着ける感じがしてよかったです。

予約制なので、待たされることもなくすぐに診察へ。診察前に、お手洗いを使うかどうか聞いてくれる気遣いにも安心感を覚えました。

東京の歯医者ってすごい。

カウンセリング&検診、親知らずはどうなっているのか

銀座マキデンタルオフィスは、普通の歯医者のように診察台に座るのではなく、最初は先生と横並びに座ってのカウンセリングがありました。

ドクターと横並びで会話するなんて、初めてのこと。普通は向かい合って対面での問診ですよね。

椅子も病院椅子ではなく、落ち着いたモスグリーンの一人用ソファで、病院というよりは応接室のような雰囲気です。

先生は大変物腰柔らかく、丁寧に話を聞いてくれる方。永久歯の抜歯がトラウマになったことも優しく聞いてくださいました。

虫歯で弱った歯ではなく、何も問題のない健康な歯を抜いたので痛かったのでしょうということ。ああ、なるほど…

親知らずの抜歯をすべきか悩んでいることを伝え、まずは状況チェックのためにレントゲンを撮ってもらいました。

その後、レントゲン写真を再び横並びに座って一緒に見ながら、どんな状態かの説明を受けます。

私の親知らずは4本とも生えており、上の1本は小さめ。残り3本は普通~ちょい大きめの歯。比較的まっすぐ生えているので、抜歯の難易度はそう高くないとのことでした。

昔、矯正歯科でレントゲンを撮った時は思いっきり斜めに埋まっていましたが、歯茎から生えてくる過程で少しストレートになったんでしょうか。

その後、診察台で検診をしてもらい、虫歯や歯周病、歯垢のチェック。親知らずは、やはり4本とも初期の虫歯がありました。

それ以外の検診結果についても、ディスプレイで図や写真を見ながら、ひとつずつ丁寧に説明してくれました。

結果、親知らず以外の歯には一切問題なし。親知らずの虫歯進行を恐れて、この半年というもの気合を入れて歯磨きしまくっていましたので、その成果でありましょう。

親知らずの虫歯だけ削ってもらうのって、ありですか…?

さて、本日、私が1番聞きたかったことはこれ。

「親知らずの虫歯だけ削ってもらうのって、ありですか?」

先生曰く、私がそう希望するのであれば、そのように処置することも、もちろんできるそう。

でも、歯垢の状況的に、下の親知らず2本は歯ブラシが届かない場所が出てしまっているので、一度虫歯を治したとしても、また虫歯になる可能性が非常に高い。

それと、私の奥歯付近のほっぺたの内側には歯型がクッキリ付いてしまっているそうで、それは親知らずの影響。実際、時々ほっぺたに歯があたって痛いことがあります。

親知らずの虫歯だけを治したとしても、一時的な応急処置にしかならない。クリーニングに通い続ける必要性や虫歯の再発の可能性を考えると、親知らずを抜かずにいるメリットが何もないので、歯科医の見解としては抜歯をおすすめするということでした。

確かに、百害あって一利なしなんですよね…。実際、虫歯になってしまっているし。

やはり、抜くしかないのか。抜くべきなのか。

…。

……。

「抜きます。」

ああ、言っちゃった。

次回、親知らずの抜歯の説明編に続きます。