爪がボロボロ崩れる…実は伝染る病気かも!女性にも多い爪水虫とは

自覚のない「爪水虫」の原因と治療法は?

爪水虫でボロボロになった足の爪の写真爪がボロボロと崩れ、色も白や黄褐色に変色している。

もしあなたの爪がこんな状態なら、それは「爪水虫」かもしれません。

爪に水虫ができることや、水虫の症状自体を知らないために、自分が爪水虫である自覚がなく、放置してしまうケースが多い病気です。

 

爪水虫は命に関わる病気でこそありませんが、他人に伝染る、自然治癒しにくい、治療に時間がかかるなどの特徴があり、放置は危険。

また、人前で素足を晒せないがために、女性ならサンダルを履けない、ネイルが出来ないなどの支障も出ます。

では、どうすれば爪水虫でボロボロになった爪をきれいにできるのか…?

爪水虫の原因や症状、治療法について、詳しく解説します。

クリアネイルショット
自宅で出来る爪水虫ケア専用ジェル。病院に行かずに爪水虫を治したいあなたへ≫

スポンサーリンク

爪水虫の原因は、カビの一種白癬菌

爪水虫は、カビの仲間である白癬菌(はくせんきん)という菌によって起こる病気。

白癬菌は爪や角質に含まれるケラチンというタンパク質を餌にしているため、ケラチンが含まれる皮膚の角質や手足の爪に感染し、次のような症状を引き起こします。

スポンサーリンク

爪水虫の症状は、爪の変形や変色

  • 爪がボロボロに崩れたり、欠け落ちる
  • 爪が変形する
  • 爪が白く濁る
  • 爪が黄褐色に変色する
  • かゆみや痛みはない

爪水虫にかかった足の爪の写真

爪水虫は感染のしやすさ、白癬菌が繁殖しやすい環境であるという点から、足の爪に起こることが多い病気ですが、手の爪にも起こり、症状は同じ。

水虫=かゆい、というイメージがあるかもしれませんが、爪水虫の場合、基本的にかゆみや痛みは伴いません。

ただ、爪以外の部分にも水虫を併発している場合、強いかゆみが出る可能性もあります。

 

そもそも白癬菌は、角質が存在する場所なら人体のどこにでも繁殖できる菌。

爪に感染した場合は「爪水虫」、足に感染した場合は「水虫」、それ以外の皮膚に感染した場合は「たむし」と呼び名が変わります。

 

爪以外にも、全身に感染の恐れがある白癬菌、いったいどこで、どのように感染するのでしょうか…?

爪水虫の感染経路は多岐にわたる

白癬菌は、接触を介して他人に感染します。

患部への直接的な接触はもちろんですが、剥がれ落ちた患部にも白癬菌が生きたまま付着しているため、床に落ちた爪や角質・垢を踏んだりしても伝染る可能性が。

他人はもちろんですが、自分で自分の爪を踏んで、白癬菌が爪以外の部位に伝染ったり、治った箇所に再発することもあります。

 

スポーツジム、プール、銭湯、温泉などは不特定多数の人間が出入りするため、爪水虫への感染確率が高い場所です。

あなたが爪水虫をもらってしまったのも、こうした公共施設かもしれません。

 

また、家族に白癬菌感染者がいる場合、共有のスリッパやタオルが感染源になります。

湿気が多く温かい脱衣所は白癬菌が好む格好の住処であり、お風呂場のマットやタオルは、特に注意が必要です。

 

接触しただけで感染する、切った爪や垢からも感染するとなると、かなり簡単に伝染ってしまいそうで心配ですね。

でも、白癬菌の予防方法は非常にシンプル。

感染予防は、決して難しくありません。

爪水虫の感染予防方法、ポイントは入浴

爪水虫の原因である白癬菌は、体に付着してから水虫の症状を発症するまで、4日ほどかかります。

もしどこかで白癬菌に触れてしまっても、発病前に対処することができれば、爪水虫にはなりません。

 

白癬菌は水で洗い流せるので、1番の感染予防は、入浴して全身を洗い流すこと。

仮に家族に爪水虫の人がいたとしても、1日1回お風呂に入っていれば、発症前にほぼ菌を撃退できます。

 

また、白癬菌は湿度を好み乾燥に弱い菌なので、爪水虫が感染しやすい手や足の指は丁寧に拭き、濡れたままにしないこと、手足の通気性を良くすることも大切。

水虫が足に多い理由には、靴で蒸れやすいこと、お風呂上がりに濡れたままになりやすいことがあげられます。

バスマットを踏んだだけで終わりにせず、タオルでしっかり水分を拭き取りましょう。

普段、パンプスやブーツばかり履いている人は、スニーカーなどの通気性の良い靴に履き替えることも有効です。

白癬菌は温かく湿度の高い状態を好む!爪水虫感染・悪化予防のポイントは…1日1回は入浴して、皮膚に付着した白癬菌を洗い流す。入浴後の手足は丁寧に拭き、水分を残さない。通気性の良い靴や衣服を着用し、手足を蒸れた状態にしない。

爪水虫の治療方法

爪水虫の治療方法には、飲み薬と塗り薬の2つがあります。

従来は飲み薬による治療が主でしたが、現在は爪水虫用の新薬登場により、治療の選択肢が広がりました。

それぞれの治療方法について、薬の種類や特徴を説明します。

飲み薬による爪水虫の治療内容

爪水虫の代表的な飲み薬はラミシールとイトリゾールという薬で、体の中から白癬菌を殺菌します。

爪水虫用の塗り薬が登場する前は、飲み薬が爪水虫治療の主流でしたが、ラミシール、イトリゾールともに薬価が少々高く、保険適用でも1ヶ月4000~10000円ほどの費用になるのが難点。

どちらも市販薬はなく、副作用や他の薬との飲み合わせに注意が必要な薬でもあるため、病院の受診と処方が必要です。

※ラミシールの市販薬はありますが、こちらは水虫用の塗り薬で、爪水虫用ではありません。また、ラインナップは塗り薬のみで、内服用の商品はありません。

塗り薬による爪水虫の治療内容

白癬菌は爪の奥深くに繁殖するため塗り薬の成分が浸透しにくく、塗り薬による治療は効果が出にくいとされてきました。

しかし、2014年にルコナック、2016年にクレナフィンという爪水虫の新薬が発売され、以前よりも塗り薬による治療効果が得られやすくなっています。

 

ルコナックは、もともと水虫の治療に使われている薬の濃度を5倍にしたもの。

成分自体は昔から水虫治療に使われている薬と同じなので、使用実績が豊富で予想外の副作用の心配がないことと、薬価が安いことがメリットです。

爪水虫の最も新しい薬であるクレナフィンは、爪に塗りやすい刷毛(ハケ)一体型のボトルが特徴的。

キャップを外すとボトルの先に刷毛が付いていて、マニキュアを塗るような感覚で使えます。

ただ、クレナフィンはルコナックに比べると薬価が高く、1本あたりで約700円(保険適用時)ほど割高。

爪水虫の治療は長期に渡るため、この薬代の差はジワジワと響くかもしれません。

なお、ルコナックとクレナフィンも、飲み薬同様に市販薬はなく、病院での処方が必要です。

爪水虫の治療期間は6ヶ月が目安

飲み薬でも塗り薬でも、爪水虫の治療には6ヶ月~1年ほどかかるのが普通です。

その理由は、爪が伸びるスピード。

爪水虫を完治させるには、現在症状が出ている爪がすべて伸び切って、新しい爪に生え変わる必要があります。

薬の使用を開始すると、新しく生える爪から少しずつ健康になっていきますが、古い爪が完全に新しい爪に入れ替わるには、ある程度の期間がどうしてもかかります。

爪水虫を完治させるには、感染した爪が新しい爪に完全に入れ替わることが必要  白癬菌に感染して爪水虫になった爪 治療を始めると新しく生える爪からきれいになる 新しい爪に入れ替われば完治!

使用する薬の種類や、個人の爪が伸びるスピードによっても治療期間は変わりますが、長期に渡る治療になることは、あらかじめ覚悟しておきましょう。

6ヶ月と聞いて、「そんなに待てない!」と思った人もいるかもしれませんが、薬の効果が出るまでに6ヶ月もかかるわけではないので、ご安心を。

薬の効果はもっと早く表れますが、あくまでも、爪全体が生え変わるのに時間がかかるということです。

 

症状が良くなったからといって自己判断で薬を止めると、まだ爪の中で死滅していない白癬菌が活動を再開して、爪水虫が再発することも。

爪水虫を含む水虫が治りにくいと言われるのは、水虫の治療が難しいからというより、もう治ったと思って、治療や通院を途中で止めてしまう人がいることも大きいのです。

爪水虫を完治させるには、一見治ったように見えてからも、根気よく治療を続けることが大切です。

爪水虫の診療科は皮膚科

爪水虫の治療を行っているのは皮膚科。

爪は皮膚が変化したものなので、爪の異常は皮膚科の専門です。

皮膚科を受診すると、爪のボロボロが白癬菌による爪水虫なのかどうか、患部の組織を顕微鏡でチェックしてくれます。

 

爪水虫の治療は難しくはないものの、治りにくく再発もしやすいので、治療するなら皮膚科へ通うのがベスト。

でも、できれば病院には行かずに済ませたいという人もいるでしょう。

爪水虫は、市販薬で治療することはできるのでしょうか?

爪水虫用の市販薬は?

爪水虫と水虫の原因は同じ白癬菌なので、爪水虫の治療にも、水虫の市販薬が使えます。

ただし、爪は薬の成分が浸透しにくいため、水虫の市販薬では十分な効果は得られません。

 

病院の処方薬ですら、爪水虫専用の塗り薬が登場したのは2014年以降。

塗り薬のルコナックが水虫の薬の濃度を5倍にしたものであることからも、市販の水虫治療薬では、爪水虫には濃度不足であることが察せられます。

爪水虫専用ケアアイテム「クリアネイルショット」

それでも病院には行けない、自宅でなんとか治したい…

という人に最後に紹介するのが、爪水虫専用ジェルの「クリアネイルショット」という商品。

薬ではなく化粧品の部類ですが、その点、気軽に試すことができます。

大人ニキビ用の化粧品のようなものだと考えれば、わかりやすいかもしれませんね。

クリアネイルショットには、爪を清潔にして保護する有用成分が配合され、さらにそれらが硬い爪の角質にも浸透しやすい加工が施されています。

薬ではありませんが、その試験結果は医学雑誌にも掲載されるほど。

自宅で爪水虫をケアしたい人に好評で、リピート率93%(メーカー調べ)の隠れた人気商品となっています。

 

爪水虫専用ジェル、クリアネイルショットの価格は1本3300円(1~2ヶ月分)。

定期コースにすることで、最大20%の割引が受けられます。

最初から定期コースに抵抗がある人は、1回のみでも解約OKのお試し定期コースがおすすめ。

電話の必要なく、マイページからいつでも簡単にキャンセル可能です。

 

クリアネイルショットの効果や購入方法は、公式HPで確認してください。

クリアネイルショットの公式HPはこちら≫

爪水虫の原因と治療方法まとめ

  • 爪水虫は、カビの一種である白癬菌が原因
  • 症状は爪がボロボロと崩れたり、白・黄褐色に変色する
  • 通常の水虫と違い、かゆみ・痛みは基本的にない
  • 爪水虫は切った爪や垢からも伝染する
  • 爪水虫の菌は発症するまで4日ほどかかるので、その前にお風呂などで洗い流すことで感染を予防できる
  • 治療は皮膚科で行い、飲み薬と塗り薬が使用される
  • 治療期間は6ヶ月~1年ほどが目安。爪が完全に生え変わるまで治療する必要がある

水虫と気付かないまま、放置されているケースが多いという爪水虫。

女性の場合、爪先の細い靴やブーツが爪水虫の原因になります。

爪水虫は、かかってしまうと自然治癒はまず望めず、完治までも時間がかかる病気。

爪がボロボロで、何かおかしいと感じたら、早めに治療やケアを始めましょう。

参考文献・情報)
家庭の医学事典(西東社)
図解 知っておくべき感染症33(西東社)
図解入門よくわかる最新「病」の基本としくみ(秀和システム)
からだのしくみカラー事典(主婦の友社)
家庭おくすり大事典(主婦の友社)
女性のからだの悩み早わかりハンドブック(主婦の友社)
Ask Doctors(エムスリー株式会社)