眠くならない方法まとめ。今すぐ使えて、今すぐ覚める!

今すぐ使える!眠気をなくす方法とは

授業中や仕事中、さあ頑張るぞ!という時に襲ってくる、耐え難い眠気…。

自分で腕をつねってみたり、なんとなくウロウロ歩き回ってみたりしても、まだ眠い。

そんな時、今すぐ使えて今すぐ効く、眠くならない方法を紹介します。

お金や道具を使わず手軽にできて、かつ眠気が覚める医学的根拠のある方法だけを厳選ピックアップ!

いろいろ試して、自分に合った方法を見つけてみてくださいね。

眠気覚ましのツボ

最も手軽で効果の高い眠気覚ましの方法は、ツボ。

ツボって本当に効果があるの?と思う人もいるかもしれませんが、ツボはWHO(世界保健機関)にもその医療効果を認定された治療方法。

決して気休めなんかじゃないんですよ。

その場から動かず、道具も使わずにできるので、会議中や運転中でも実行できるのも、ツボ押しの大きなメリット。

手のひらや頭など、座ったままや移動中でも押せる、眠気覚ましのツボを4つ紹介します。

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手のひらのツボ 労宮(ろうきゅう)

眠気覚ましのツボ労宮の図解

労宮(ろうきゅう)は、手のひらの真ん中、中指の延長線上にあるツボです。

手をグーに握った時、中指の先端が触れる部分にあります。

反対の手の親指で、痛気持ちいいと感じる程度の強さで刺激してください。
ググッと押し揉みしてもOKです。

 

労宮は眠気覚ましの他、上半身の血行を良くして肩こりを改善する効果もあるので、デスクワークが多い人にはピッタリ。

パソコン作業の合間に押して、眠気と肩の疲れを取りましょう。

 

次に紹介する合谷(ごうこく)のツボも手にあるので、この労宮と一緒に押すとさらに効果的。

ツボは1つに1つの効果ではなく、1つのツボに複数の効果があるので、いろんなツボを押してみて、自分と相性の良いツボを探してくださいね。

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手の甲のツボ 合谷(ごうこく)

眠気覚ましのツボ合谷の図解

手の甲側で、人差し指と親指の骨が交わる部分、水かき側にあるくぼみにあるのが合谷(ごうこく)のツボです。

頭痛、めまい、胃痛などにも効果があるので、お疲れ気味の時にも役立ちますよ。

いつでも押しやすいツボなので、労宮と一緒に活用してくださいね。

 

手のツボの次は、頭にある眠気覚ましのツボを紹介します。

後頭部のツボ 風府(ふうふ)

img_fufu

後頭部、髪の生え際の少し上にある、くぼんだ部分は風府(ふうふ)のツボ。
首の筋肉が通っている間の部分です。

親指を使って、グッと押し上げるように刺激しましょう。
風府のツボは眠気を覚ますと同時に、緊張をほぐしてリラックスさせる効果もあり。

残業時や締め切り前など、根を詰め過ぎて心身が強張っている時にも押してみてくださいね。

頭頂のツボ 百会(ひゃくえ)

眠気覚ましのツボ風府の図解

眠気覚ましのツボ、ラストに紹介するのは百会(ひゃくえ)のツボ。

百会は頭のてっぺん、左右の耳の延長線と顔の真ん中のラインが交わるところにあるツボです。

少し押しにくいかもしれませんが、両手の中指を重ねて、真下に押しこむようにして刺激しましょう。

眠気を飛ばして集中力をアップさせるので、調子の出ない午前中などに重宝しますよ。

 

百会のツボが眠気覚ましに効果があるのは、自律神経の働きを整えてくれるため。

自律神経を理解してコントロールすることは、眠気をコントロールすることにもつながります。

次は、自律神経とは何かと、自律神経の働きを利用した眠くならない方法について解説します。

交感神経をスイッチONして眠気を飛ばす

自律神経と眠気の関係

自律神経とは、その名のとおり、オートで働く神経のこと。

私たちが体を動かす時は、自分の意思で、自分の動かしたい方向に手や足を動かしていますよね。

でも、体温を自由に上げ下げしたり、心拍を好きなようにコントロールすることはできません。

これは、自律神経が状況に応じて、自動的に体温や心拍を調整しているからです。
このように「オートで働く」から、自立神経と言うんですね。

 

自律神経は2つの神経から成り立っていて、1つは交感神経、もう1つが副交感神経。

言い換えると、交感神経はアクティブな動の神経、副交感神経はリラックスさせる静の神経です。

私たちの体では、この2つの神経の働きがシーソーのように入れ替わることで、心身を周囲の環境に適応させています。

自律神経の働き図解

ではここで、自律神経と眠気の関係を考えてみましょう。

睡眠時に優位になるのは、休息の神経である副交感神経。

反対に、起きて活発に動いている時は交感神経が優位になります。

 

眠気を感じる時は、自律神経が副交感神経側に傾いている時ということになりますね。

これを利用すれば、眠くならない方法が編み出せると思いませんか…?

交感神経を優位にする方法

眠くなるのは、副交感神経が優位になろうとしているから。
ということは、交感神経のスイッチをONにしてあげれば、眠気は覚めます。

そのために必要なのは、体に「起きたよ!」「これから活動開始するよ!」というサインを与えてあげること。
自律神経を切り替えるための刺激を与えてあげることです。

具体的には、こんな行動が有効です。
光を浴びたり体を動かしたり、人間が朝起きた時に取る行動が多いと思いませんか?

  • 外や窓際で直射日光を浴びる
  • 冷たい水で洗顔したり、腕に水をかける
  • 手を握ったり開いたり、グーパーを繰り返す
  • ガムを噛む

眩しそうに日差しに手をかざしている男性の写真交感神経のスイッチを入れるのに手っ取り早いのは、強い光。
これには太陽光が1番です。

光の強さはルクスという単位で表しますが、一般的な蛍光灯を点けた部屋の明るさが300~500ルクスなのに対し、真夏の太陽光は、なんと10万ルクス。

曇りや冬でも5万ルクスあり、太陽光の明るさは室内やオフィスの電灯に比べると圧倒的。

 

逆に言うと、これくらい強烈な光でなければ、交感神経をONにすることはできないとも言えますね。

ずっと屋内に閉じこもっていると、なかなか交感神経への刺激になるものがないので、眠くなりそうだと思ったら、一度気分転換がてら、外に出るのがおすすめです。

 

外出するのが難しい場合は、その場で手足を動かす、ガムを噛むなどして、自律神経に刺激を送りましょう。

冷水での洗顔も効果的ですが、メイクしている女性には、これはちょっと無理ですね(^_^;)

その場合は、手や腕に水をかけても同様の効果があります。

 

全部試したけれど、まだ眠い…!という場合は、自律神経とは別のアプローチでも眠気覚ましを。
次は、カフェインの力を借りて眠くならないようにする方法です。

カフェインの目覚まし効果

コーヒーの写真。白いカップ&ソーサーに入ったブラックコーヒーすでに広く知られているとおり、カフェインには強い覚醒作用があり、眠気覚ましに効果的です。

カフェインの効果は、飲んで30分~1時間ほどで表れ、3~5時間ほど持続します。

ですから、カフェインの入ったコーヒーやお茶は、眠くなりそうだな、と感じる少し前に飲んでおくと効果的。

食後のコーヒーは、まさに理にかなっていますね。

関連記事)
カフェインの効果は3時間以上!飲むのはいつが1番良い?≫

 

1点注意しておきたいのは、カフェインは眠気を一時的にブロックするだけであって、眠気そのものを取り去ってくれるわけではないということ。

脳内にはアデノシンという眠気物質があり、これが一定量溜まると、脳は眠気を感じます。

カフェインは、溜まったアデノシンを脳に感知させないように阻害する効果があるため、眠気覚ましに効くのです。

アデノシンの働き図解

でも、カフェインにできるのは、あくまでも阻害。

脳のアデノシン感知機能をごまかしているだけであって、アデノシンを消すわけではないので、カフェインの効果が切れれば、脳は再び眠気を感じます。

最終的には、睡眠を取らない限りアデノシンはなくならないので、可能であれば、一度眠ってアデノシンを減らすのが、眠くならないための根本的な解決法です。

 

ただし、その眠り方にもちょっとしたコツがありますから、次はそれを紹介しましょう。

15分の仮眠で、眠気が飛んで頭も冴える

ランチの後に眠くなる理由

手を顔に添えて眠っているような女性の写真人間の眠気にはリズムがあり、ちゃんと睡眠を取っていたとしても、必ず眠気が訪れるタイミングがあります。

それが、夜中の2~4時と、昼の14~16時。

 

ランチを食べた後で眠くなるのは、これが理由です。

食後は胃腸に血液が集まって、脳の血液が不足するからという説もありますが、実際には脳の血流量にそう大きな変化は見られません。

体内時計に合わせて眠気のピークがやってくるのが、ちょうどランチタイム後の昼過ぎであるというのが、1番の理由です。

昼過ぎと夜中に眠くなるのは、この時間には休息を取るようにという、生き物としての自然なリズムなんですね。

 

先ほど説明したように、この時、私たちの脳内はアデノシンでいっぱい。

カフェインで無理に抗うよりも、自然の流れに従って、いったんアデノシンをなくしてしまったほうがスッキリします。

その方法が、仮眠です。

効果的な仮眠の取り方

眠気を覚まし、英気を養うのに最も効果的な仮眠の取り方のポイントは、次の2つ。

  • 眠気のピークに仮眠を取る
  • 眠る時間は15分程度。長くても30分

デスクで居眠りしているビジネスマンの写真仮眠は、眠気のピークに取ると最大の効果が得られます。

社員に昼寝を導入している企業があると聞いたことはないでしょうか?

これは事実で、有名どころではナイキやGoogleが社員に昼寝を許可し、仮眠用の環境まで整備しています。

もちろん、会社が根拠なしにこんな制度を作ったりはしません。
眠気のピークが来る時間帯に仮眠することで仕事の効率が上がると、医学的に実証されているからこその昼寝制度です。

 

でも、ダラダラと眠ればいいわけではありませんよ。

ここが1番重要なのですが、仮眠の時間は長くても30分まで。

 

私たちの睡眠は、まず体が眠り、その後で脳が眠るようになっています。
体の眠りがノンレム睡眠、脳の眠りがレム睡眠です。

30分以上寝ると、脳まで深く眠るレム睡眠に移行してしまうため、スッキリと目が覚めず、かえってぼーっとしてしまいます。

体がほどよく回復し、眠りが深くなる前までの30分ほどで起きるのが、仮眠による回復力を有効に活用するポイントです。

 

さて、ここまでで、ツボ、交感神経の刺激、カフェイン、仮眠と、4つの眠くならない方法を紹介しました。
どれも難しい方法ではないので、実行できるものからどんどん試してみてくださいね。

最後にもうひとつ、眠気覚ましの方法のよくある間違いも紹介しておきます。

せっかく眠くならない方法を覚えても、これをやってしまうと効果が半減してしまうかも…!?

これはNG!眠気覚ましの間違った方法

チョコレートを食べる

板チョコレートの写真チョコレートにはカフェインと糖分が含まれるので、カフェインの効果で目が冴え、糖分で脳にエネルギーを補給できるという説。

確かに嘘ではありません。

でも、実際にチョコレートを食べてそうなるかというと、答えはNO。

 

問題は、チョコレートに大量に含まれている砂糖です。

本来、チョコレートというのは、原材料であるカカオマスに、砂糖を加えて食べやすく加工したもの。

でも、市販のチョコレートの原材料表示を見ると、ほとんどの場合、一番最初に書かれているのは「砂糖」です。

カカオマスに砂糖を入れたのではなく、砂糖にカカオマスで味付けしている逆転状態。
これでは砂糖の塊です。

 

お菓子としては美味しいのですが、眠気を覚ますという点では、効果があるとは言えません。

逆に、大量の砂糖により急激に血糖値が上がり、その後下がるという血糖値の乱高下を起こすため、体に負担がかかって、かえって眠気や疲労を招く可能性があります。

目覚まし効果を期待するなら、カカオマスの含有量が多い、ハイカカオタイプのチョコレートを選びましょう。

栄養ドリンクを飲む

栄養ドリンクを飲んでいる男性の横顔の写真栄養ドリンクを飲むとシャキッと目が覚めるのは、カフェインの覚醒効果によるもの。

ですがそもそも、栄養ドリンクに含まれる覚醒成分はカフェインのみです。

他に含まれるのはビタミン、滋養強壮成分、糖分などで、直接的に目を覚ます成分はカフェイン以外に入っていません。

 

それどころか、栄養ドリンクは意外と糖分が多いので、先ほどのチョコレート同様、急激な血糖値の乱高下を起こします。

また、カフェインは眠気や疲労を消してくれる成分ではなく、一時的に感じないようブロックしてくれるだけ。

疲れたからと栄養ドリンクに頼っていると、カフェインの効果が切れた瞬間に、今までに蓄積していた眠気や疲れに襲われ、それを忘れるためにまた栄養ドリンクを飲む…という悪循環に陥ってしまいます。

 

栄養ドリンクは体力そのものを回復させてはくれないので、常飲はおすすめできません。

単に眠気を覚ましたいだけなら、砂糖を入れないブラックコーヒーを飲むようにしましょう。

眠くならない方法まとめ

それでは最後に、眠くならない方法のおさらいです。

  • 眠気を覚ますツボは労宮、合谷、風府、百会
  • 自律神経のうち、活動時の神経である交感神経を優位にすると眠気が覚める
  • カフェインを飲むと眠気が覚めるが、効果は一時的
  • 眠気のピークは夜中の2~4時と、昼の14~16時
  • 眠気のピーク時に15~30分の仮眠を取ると回復効果が大きい

眠くならないためには、日頃から自律神経の働きを整えていることも大切。

1日全体で見ると、朝は交感神経のスイッチが入ってアクティブに活動し、夜は副交感神経に切り替わってゆっくり眠るというのが、自然なサイクル。

でも、光を浴びなかったり、寝坊や夜更かしで生活が不規則になると、この自然なサイクルが乱れ、起きるべき時に起きられず、眠るべき時に眠れないという事態に陥ります。

どんなに文明が進んでも、人間の体はまだまだ、昔と同じ。
お日様と共に起き、日が沈んだら眠る生活がベストなんですね。

何をしても眠い、疲れが取れないという人は、朝起きる時間や、起きたら光を浴びることも意識してみてくださいね。


参考文献)
買ったら損する人気商品(鉄人社)
「賢く」なりたければ まず、1分寝なさい(秀和システム)
寝不足でも結果を出す全技法(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
脳も体も冴えわたる 1分仮眠法(すばる舎)
なぜ一流の人はみな「眠り」にこだわるのか?(すばる舎)
頭・心・体が冴える、仕事リズムのつくり方(クロスメディア・パブリッシング)