銀河鉄道の夜のあらすじを3分で理解!すぐ読める、銀河鉄道のあらすじ紹介

宮沢賢治の代表作「銀河鉄道の夜」とは?

星空の写真岩手県を代表する詩人・作家、宮沢賢治。彼の代表作が「銀河鉄道の夜」です。

その幻想的な世界観や、物語に登場する詩的で美しい言葉の響きから、今もなお、SFやファンタジーなどの創作物に大きな影響を与えている作品です。

題名は知っていても、話の内容は知らないという人のために、銀河鉄道の夜のあらすじを簡単にまとめました。

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銀河鉄道の夜の主な登場人物

ジョバンニ
・・・主人公の少年。貧しい家に育ち、母は病に臥せっている。家計を支えるため、学校に通いながら働く、健気かつ孤独な少年。父親は長らく家を不在にしている。

カムパネルラ
・・・ジョバンニと同じ学校のクラスメイト。ジョバンニとは反対の裕福な家庭に育つ。ジョバンニが家庭環境のことで同級生にからかわれるのを気にしつつも、気の毒に思い見ているしかできない。

ザネリ
・・・ジョバンニとカムパネルラの同級生。ジョバンニの父親の悪い噂を持ちだして、ジョバンニををからかっている。

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銀河鉄道の夜のあらすじ

鉄道内の座席の写真父親のことで同級生たちにからかわれている孤独な少年ジョバンニは、ある夜、ひとりで星空を眺めていた。

すると「銀河ステーション」というアナウンスとともにまぶしい光に包まれ、気が付くとカムパネルラとともに銀河鉄道に乗り込んでいた。

2人は銀河鉄道に乗って、星を巡る旅を楽しみ、そこでさまざまな考えや生き方をする人々に出会う。

旅の終わり、2人は旅の途中で聞いた「本当の幸い」のために一緒に歩んでいこうと誓うが、カムパネルラは意味深な台詞を残して、いつの間にか姿を消してしまう。

カムパネルラが残したのは、「僕のお母さんは、僕を許してくれるだろうか。わからないけれど、誰だって本当によいことをしたら幸せなんだ。だから、きっとお母さんは僕を許してくれると思う。」という意味の言葉。

夢から覚め、ひとり草むらで目を覚ましたジョバンニが町へ向かうと、カムパネルラが川に落ちたザネリを助けようとして溺れてしまい、行方不明になったことを知る。

そしてその瞬間、カムパネルラの言葉が何を意味していたのかを悟る。自分は死んでしまったけれど、友を救うという良いことをした。だからきっと、僕が死んでしまってもお母さんは許してくれるだろう…。

カムパネルラの父親は、ジョバンニに、ジョバンニの父がもうすぐ帰ってくるという手紙が来たことを告げる。ジョバンニが、父からの知らせを持って母の元へ帰るところで物語は終わる。

物語の解釈

孤独で世界に居場所のない少年ジョバンニが、銀河鉄道の旅を通して、みんなの幸せのために尽くすことが生きる意味であると悟るまでを書いた、哲学的なストーリーです。

一緒に旅をするカムパネルラは、自らの命を犠牲にして友人を救いました。この姿が、ジョバンニに生きる意味を気付かせるきっかけになります。

さらに、ジョバンニにとって大きな孤独の原因であった父親が帰ってくるという知らせを受け、物語序盤では世の中に居場所のなかったジョバンニが、物語の最後では、生きる意味と自分の居場所を取り戻して、自分の家へと帰る姿が描かれています。

「銀河鉄道の夜」がインターネットで全文無料で読める!

「銀河鉄道の夜は、ページ数もそう多くなく、数時間もあれば読みきれるボリュームです。あらすじを読んで興味を持った人は、ぜひ銀河鉄道の夜の原作も読んでみてください。

宮沢賢治独特の、幻想的で美しい言葉使いが堪能できます。