玉ねぎの辛味を抜く方法。水にさらしてもダメな人向け!
玉ねぎの辛味がどうしても抜けない!辛味を取るにはどうしたらいい?
生のオニオンスライスが食べたいのに、自分で作るとどうしても辛味が抜けない。
どんなに長時間水にさらしても、玉ねぎの辛味がどうしても抜けない。
そんな経験はありませんか?
簡単そうでいて、意外と多くの人が悩んでいるのが、玉ねぎの辛味抜き。
水にさらせばいいと言われますが、実際に水にさらしてみても、塩でもんでみても、辛味が取れなかったりするんですよね。
でも、そんな悩みとは今日でおさらば!玉ねぎの辛味を確実に取る、2つの簡単な方法を紹介します。
どちらも特別な道具は一切使わず、すぐに実行できる方法です。玉ねぎの辛味に苦戦していた人は、ぜひお試しを。
玉ねぎの辛味を取る方法(1)
酢水にさらせば、短時間で辛味が消える!
玉ねぎの辛味を抜く、一番簡単で時間もかからない方法がこれ。
やり方は簡単で、玉ねぎをさらす水に、お酢を少量加えるだけです。
加えるお酢の量は目分量でかまいませんが、水1カップに小さじ1、ボウル1杯に大さじ1程度。
酢水に5分ほどさらしておけば、玉ねぎの辛味が取れていますよ。
お酢の味が強く付いてしまうわけではないので、後は水を切って、そのままサラダに使って大丈夫。もう一度水洗いをする必要はありません。
あまり長時間水にさらすと、玉ねぎのせっかくの栄養分が溶け出してしまうので、水にさらしたまま放置してしまわないように気をつけてくださいね。
玉ねぎの辛味を取る方法(2)
輪切りの方向に切って、常温で放置!
玉ねぎの辛味を抜くもう1つの方法では、水も何も使いません。
時間に余裕のある人や、玉ねぎを水にさらすことで栄養が抜けてしまうことが気になる人には、こちらの方法がおすすめです。
まずは玉ねぎを、繊維を断つ方向に薄くスライス。この時、できるだけ薄く切ると、辛味がより短時間で抜けます。
繊維を断つとは、玉ねぎを輪切りにする方向に切るということ。この方向に切ることで、切断面から辛味成分であるアリシンが揮発し、辛味が抜けるのです。
薄くスライスすると、空気に触れる面積が増えるので、早く辛味が抜けるというわけ。
逆に繊維と同じ方向に切った場合、アリシンが玉ねぎの中に閉じ込められてしまうので、辛味が抜けにくくなってしまいます。
今まで玉ねぎを繊維方向に切っていた人は、切り方を変えるだけでも、かなり辛味が違うことが実感できますよ。
切り終わったら、玉ねぎをお皿やバットに薄く広げた状態で、常温のまま30分以上放置して完了!
玉ねぎは、重ならないようにできるだけ薄く広げましょう。できるだけ薄切りにするのと同じく、薄く広げることで玉ねぎが空気に触れる面積が増え、より辛味が抜けやすくなります。
この方法なら、水もお酢も塩も必要ありません。食事のを始める最初に玉ねぎを切っておけば、他の料理を作っている間に辛味が抜けています。
時間がない時は酢水で時短、時間がある時は常温放置と、状況によって使い分けてみてくださいね。