料理に使う生クリームの代用品2つ。少量だけ使いたい時に便利!
生クリームの代用は、牛乳かコーヒー用クリームで!
大さじ1の生クリームのために、消費期限が短くて高い生クリームを買いたくない…
そんな時は、次の3つで代用できます。
- 牛乳+バター(マーガリンでも可)
- コーヒーフレッシュ
- 森永クリープ+牛乳
これなら常備していることも多いし、買うにしても生クリームより安く、余っても使い途がありますよね。
風味のうえでは本物の生クリームには劣りますが、パスタやオムレツなどの料理に使ったり、チーズケーキの生地に入れるなど、少しだけ生クリームが使いたいという場合には便利です。
では、この”なんちゃって生クリーム”の作り方&使い方を、もうす詳しく説明していきます。
生クリーム代用(1)牛乳:バターを3:1で混ぜる
私が1番よく使うのは、牛乳とバターを3:1の割合で混ぜて作る、なんちゃって生クリーム。
牛乳大さじ1なら、バター小さじ1。
牛乳大さじ3なら、バター大さじ1という具合です。
バターは電子レンジなどで溶かしてから混ぜてくださいね。
少し風味は落ちますが、バターがない場合はマーガリンでもOK!
そもそも生クリームとは牛乳から脂肪分だけを分離させたもので、市販の生クリームの脂肪分はだいたい30~40%くらいです。
これを再現するために、牛乳の1/3程度の脂肪分をバターで添加したのが、このなんちゃって生クリームというわけ。
とろみやコクが欲しい時は、小麦粉を少量加えてみてください。
シチュー、パスタソース、チーズケーキ、焼き菓子…
などなど、生クリームの代わりに広く使えるので、覚えておくと便利です。
当たり前ですが泡立ててもホイップクリームのようにはならないので、デコレーション用のホイップクリームは、水切りヨーグルトなど別の物で代用してくださいね。
続いては、さらに簡単に使える生クリーム代用品です。
生クリーム代用(2)コーヒーフレッシュ
2つ目はコーヒーフレッシュ。
意外と中身の正体を知らない人も多いと思うのですが、コーヒーフレッシュの原料は植物性油脂。
ミルクの加工品ではなく、実は油の加工品なんですね。
生クリームを模して植物性油脂から作ったクリームなので、生クリームの代用にはまさに適役。
少量使いたいだけなら、コーヒーフレッシュを何個か開ければ事足ります。
ただし、本家生クリームに比べると脂肪分は低いので、風味が足りない場合はバターを加えて調整しましょう。
生クリーム代用(3)コーヒーフレッシュかクリープ
コーヒーフレッシュの仲間である、森永クリープも生クリームの代用品として使えます。
クリープはコーヒーフレッシュの中ではちょっと特殊で、植物性油脂ではなく乳製品由来のコーヒークリーム。
公式サイトにも、「コーヒーや紅茶に入れるだけではなく、牛乳や生クリームのように料理やスイーツにも活用できるんです!」との記載があり、実際のレシピがいくつか紹介されています。
その中で生クリームの代わりに使われているのが、牛乳大さじ1にクリープ大さじ2を溶かした”クリープクリーム”。
その他のレシピも牛乳とクリープをセットで使っているので、まずは上記の配合を基本に、お好みで加減すればいいのではと思います。
クリープはパウダー状なので、保存しやすく少量でも使いやすいのが何よりのメリット。
料理中って、バターを切ったり測ったりするのもちょっとした手間ですが、クリープならサッとすくって使えるので楽チンです。
原材料も「乳製品、乳糖」とシンプルに2つだけなので、個人的に添加物が多いコーヒーフレッシュより、クリープクリームのほうが安心して使えます。
以上、牛乳+バター、コーヒーフレッシュ、クリープ+牛乳という、3つの生クリーム代用品を紹介しました。
わざわざ生クリームを買うほどじゃない!という時には、試してみてくださいね。