お盆の由来きちんと説明できますか?3分でわかるお盆の由来!

お盆の行事の由来と意味は?

お盆の提灯飾りの写真毎年夏になると、お墓参りをしてご先祖さまの供養をする大切な行事、お盆。

ちょうど夏休みシーズンと重なることもあり、地元に帰省してお仏壇に手を合わせるという人も多いでしょう。

お盆が先祖供養の仏教行事だということは周知の事実ですが、その歴史や由来については、意外と知らない人も多いのでは?

お盆という言葉の語源は?
お盆のルーツは?

お盆の由来について説明します。

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お盆の語源はサンスクリット語まで遡る!

お盆という言葉の語源は、もとはサンスクリット語にまでさかのぼります。お盆の起源となっているのは、サンスクリット語で逆さ吊りを意味する言葉の「ウラバンナ」。

これを漢字表記した「盂蘭盆会(うらぼんえ)」を省略して、お盆と呼ばれるようになったと言われています。

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盂蘭盆会とは、どんな行事?

ろうそくの明かりを背景に菊の花が活けられている写真盂蘭盆会とは、仏教行事のひとつ。2400年ほど前のインドに起源があるとされています。

お釈迦さまの弟子である目連が、ある日、神通力で亡き母の様子を見ると、なんと母は餓鬼の世界で飢えに苦しんでいました。

驚いた目連がお釈迦さまに相談すると、お釈迦さまは母1人を救おうとするのではなく、餓鬼の世界に堕ちた人々を広く救うようにと教えます。

教えに従った木蓮が7月15日にたくさんの仏僧を招き、ご馳走を用意して多くの人々のために供養を行うと、目連の母は餓鬼の苦しみから解放されました。

この行事が盂蘭盆会。ウラバンナとは逆さ吊りの意味ですが、これには逆さ吊りにされるほどの苦しみから、人々を解放するという意味が込められています。

日本のお盆の始まり

日本で最初にお盆の供養が行われたのは、推古天皇の時代である606年。

盂蘭盆会が日本に伝わり、もともとあった先祖崇拝の習慣と一緒になって、お盆の風習が生まれたと考えられています。

その後も、お盆は貴族や武家などの上流階級の間で行われていましたが、今のように一般庶民の間にまでお盆の風習が広がったのは江戸時代になってから。

私たちが現在行っているお盆の歴史は、意外と新しいんですね。

もとは旧暦の7月15日で行われていましたが、明治時代に暦が旧暦から新暦に変更された関係で、7月15日にお盆を行う地域と、8月15日にお盆を行う地域が分かれました。

全国的には8月がお盆となり、8月15日前後にお盆休みが取られますが、東京など一部の地域では、7月にお盆を行っています。