七夕ってどんな話だっけ?3分で思い出す、正しい七夕物語

彦星と織姫の七夕物語、あらすじを全部言えますか…?

天の川の写真7月7日は七夕。

彦星と織姫が1年に1回会えるという、ロマンチックな伝説を持つ日です。

でも、改めて七夕の物語を聞かれた時、物語がどう始まって、どんな終わりを迎えるのか、全部思い出せますか?

…意外と忘れていますよね。

七夕の時期、子供たちに聞かれてもちゃんと答えられるよう、彦星と織姫、2人の七夕物語を復習しておきましょう!

スポンサーリンク

彦星と牽牛って、同一人物?

天の川と彦星、織姫のイラストさて、七夕の物語を始める前に、七夕にまつわる基礎知識を。

七夕の主人公は彦星、織姫ですが、牽牛と織女という言い方もありますね。どちらも七夕のお話だった気がするけど、牽牛と彦星って同じ人?と不思議に思う人もいるでしょう。

七夕はもともと中国を起源とするもので、中国オリジナル版の名前が牽牛と織女です。

彦星と織姫は、日本語版の名前。呼び方は違いますが、牽牛と彦星、織女と織姫は同一人物になります。

スポンサーリンク

彦星と織姫、七夕の2人の物語

オーロラのような色彩のイメージ写真昔々、天の川のほとりに、織姫という美しい娘が住んでいました。

織姫のお父さんは天を治める神さま。つまり、織姫って本当にお姫さまだったんですね。

実はセレブだった織姫ですが、機織りが非常に上手で、彼女の作る布は5色に光り輝くと評判でした。

働き者の織姫は毎日せっせと機織りに精を出し、天界に住む人々のために布を作り続けていました。

織姫のお父さんである神さまは、年頃なのに遊びにも行かず仕事三昧の娘を不憫に思い、ある時、彦星という立派な青年と結婚させました。

彦星は天の川のほとりに暮らす牛飼いで、彼もまた大変な働き者であると評判の若者だったのです。

この結婚はとてもうまくいき、2人はお互いに夢中になりました。そして夢中になるあまり、仕事を放り出して毎日2人で遊び暮らすようになってしまったのです。

織姫が仕事をしないので、天界の人たちの着物を作る布が足りません。

彦星が仕事をしないので、牛の世話をする人がいなくなり、牛たちは弱ってしまいました。

神さまのもとにも、毎日のように苦情が届きます。業を煮やした神さまは仕事をしない2人に腹を立て、2人に離れ離れに暮らすように命じました。

けれど、さすがに夫婦となった2人を完全に引き離すのは心が傷んだのか、1年に1度、七夕の日にだけ会うことを許しました。

こうして別れ別れになった彦星と織姫は、愛しい相手に会うために一生懸命働くようになったのです。

七夕の日が来ると、織姫は天の川を渡って、彦星のもとへ会いに行きます。でも、七夕の日に雨が降ると、天の川の水が増えてしまい、織姫は川を渡ることができません。

七夕の日に振る雨は、川の両岸で2人が流す涙とも言われ、これを指す「催涙雨(さいるいう)」という言葉もあります。

これが、七夕のお話です。

七夕に雨が降っても、会えるというお話も!

七夕に雨が降ると彦星と織姫は会えないというのが定説ですが、実は国や地方によっては、雨が降っても会えるというハッピーエンドのお話もあります。

雨が降ると、悲しむ2人を見かねて、鳥たちが自分たちの体で織姫のために橋を作ってくれるというもの。鳥はかささぎであったり、カラスであったりといくつかのバリエーションがあります。

1年に1度しか会えない、遠距離恋愛ならぬ単身赴任のような2人彦星と織姫。雨が降っても涙の雨に終わらず、鳥たちに助けてもらえるようにお願いしたくなりますね。