モンドセレクションはお金で買える?モンドセレクション噂の真相

モンドセレクションはお金で買える賞って本当?

いくつもの金塊が無造作に置かれている写真お菓子やビールのパッケージに燦然と輝く「モンドセレクション受賞」のメダル。

すっかりおなじみのモンドセレクションですが、知名度は高いわりに、モンドセレクションが何かは意外と知られていません。

なかには「モンドセレクションはお金で買える」なんて噂も…。

モンドセレクションは、本当にお金で買えてしまうものなのか?
どうしてそんな噂が立っているのか?

モンドセレクションはお金で買える疑惑の真相に迫ります。

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そもそも、モンドセレクションとは?

金メダルの横で疑問の表情を浮かべた女性の写真そもそも、モンドセレクションとはどんな賞なのか自体が、日本ではあまり知られていません。

モンドセレクションは、世界中から集まった商品に1位、2位と順位を付けるコンクールのように思っている人が多いのではないでしょうか。

でも実際のモンドセレクションは、コンクールというよりは商品の品質に応じた品質ランク認証です。

応募商品を100点満点で審査して、60点以上なら銅賞、70点以上なら銀賞、80点以上なら金賞…というように格付けをしているのです。

基準点さえ満たしていれば、受賞できる商品数に制限はありません。つまり、金賞が最も優秀な1つの商品に与えられる賞ではなく、特定の点数以上を取った商品すべてに与えられるということです。

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日本製品は、モンドセレクションに応募すれば8割は受賞できる

金・銀・銅の各メダルのクレイアートの写真上位商品だけが受賞するのではなく、基準を満たしたすべての商品に賞が与えられるのが、意外と知られていないモンドセレクションの実際の姿。

では、審査対象となる商品はどのように決定されているのでしょうか?

審査商品はモンドセレクション側で選定するのではなく、毎年1回の募集に応募してきた商品が対象の立候補式。

応募には1商品1100ユーロ(日本円にして約15万円前後)の審査料金と必要書類、商品現品の提出が必要です。

審査基準は明らかにはされていませんが、日本製品の受賞率は非常に高く、応募商品のうち8割以上が何らかの賞を受賞します。

  • お金を出して応募すると審査対象になる
  • 応募してしまえば、ほとんどの日本製品が受賞可能

この2点が、「モンドセレクションはお金で買える」という噂の発信元になっています。

とはいえ、2割の商品は応募しても受賞できていないので…

「モンドセレクションはお金で買える」の真相は、半分本当で半分ウソ、といったところでしょうね。

モンドセレクションの申請代行ビジネスも存在

グラフの書かれた書類がたくさん散らばっている写真モンドセレクションの本部はベルギーにあり、応募書類はすべて英語かフランス語で用意する必要があります。

さらに、ベルギーに商品現品を送るためには、通関手続きや多数の書類の提出を要します。

これらの手続きが非常に煩雑なため、日本国内にはモンドセレクションの申請代行サービスが多数あり、ひとつのビジネスとして成立しています。

この代行手数料が出品手数料を凌ぐ50~100万円程度に価格設定されていることも、「モンドセレクションはお金で買える」という噂の根拠に一役買っていると言えるでしょう。

でも、代行ビジネスがあまりに広がってしまうと、モンドセレクションが乱発され、賞自体の価値がどんどん下がってしまうことも予想されます。

実際、日本からのモンドセレクション出品数は年々増加中。将来、モンドセレクションの価値が上がるのか、下がるのか?ちょっと興味深い問題ですね。