お中元の礼状でお断りの文例まとめ ビジネス関係者への書き方やマナーとは?

お中元の礼状 お断りしたい時は?

お中元の受け取りを辞退したい時 礼状の書き方は?

毎年お中元をいただくけれど、今後の受け取りはお断りしたい…。

そんな時、どんな礼状を書けば失礼なく、来年からのお中元を辞退できるのでしょうか?

ここでは、お中元をお断りする際の手紙の文例や、言い換えに使える季語やフレーズをまとめています。

お中元を辞退したいけれど、礼状の書き方がわからない!という方は、参考になさってみてください。

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お中元をお断りする時の文例

拝啓

盛夏の候となりましたが、皆さまにはますますご清栄のことと存じます。日頃よりお世話になり、改めて御礼申しあげます。

さて、この度は素敵なお中元の品を頂戴いたしまして、誠にありがとうございました。いつもながら変わらぬお気遣いをいただき、大変感謝しております。

いただいた涼菓子は、このところの夏日には嬉しい品で、家族ともども大変美味しくいただきました。

ただ、お気持ちは誠にありがたく存じておりますが、当方がお世話になるばかりで恐縮もいたしております。大変心苦しいお願いではございますが、今後は季節の挨拶は無用にしていただきたく、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

ますます暑さに向かいます折から、皆さまのご健勝をお祈り申し上げます。

敬具

七月十八日

以下は、時候の挨拶やお中元辞退の理由に使える言い換え用の例文です。

好みや状況に合わせて例文を差し替え、オリジナルの礼状を作ってみてください。

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お中元の礼状に使える時候の挨拶例文

  • 盛夏の候、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
  • 酷暑の候、皆さまご健勝のことと存じます。
  • 炎暑のみぎりではございますが、皆さまお変わりなくお過ごしのご様子、何よりでございます。
  • 夏も盛りを迎えましたが、お変わりなくお過ごしのことと存じます。
  • 青空に入道雲が似合う季節となりました。
  • ひまわりの花が青空に映える季節となりました。
  • 梅雨明けとともに、本格的な暑さがやってまいりました。
  • 日毎に暑気が加わり、緑陰の恋しい季節です。

お中元のお断りに使える例文

ご辞退、お断りといったストレートな言葉は、せっかくお中元を贈ってくれた相手に不快な思いをさせかねません。

辞退する理由を伝えることで、先方にも納得していただきやすくなるので、できれば理由も一緒に書き添えるようにしましょう。

長らく疎遠になっている場合
  • ご無沙汰ばかりで、何のお役にも立てずにおりますのに、毎々のご厚情に恐縮するばかりです。
すでに退職済みの場合
  • 私も仕事の現場を離れ、夫婦二人での質素な生活をしておりますので、今後はこのようなお気遣いのなきよう、どうぞお願い申し上げます。
立場上、受け取ることができない場合
  • お心遣いには感謝しかありませんが、贈答に関して何かと厳しい見方をされる折から、今後はご辞退させていただきます。
  • せっかくのご厚意ではありますが、当方はお受け取りする立場にございません。
締めの挨拶に使える例文
  • 時節柄、どうぞお体を大切になさってください。
  • 酷暑へ向かう折から、くれぐれもご自愛ください。
  • 暑さの増す日々、どうぞお体をおいといくださいませ。
  • 末筆ではございますが、貴社のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。

先ほど紹介した例文は、礼状の基本的な書き方に沿って書かれています。

自分で礼状を書いてみたいという方は、以下の書き方のマナーや順番を守って、文面を作ってみてください。

礼状の書き方の基本マナー

  1. 頭語
  2. 季節の挨拶
  3. 安否の挨拶
  4. 感謝の挨拶
  5. 起こし言葉
  6. 品物への感想とお礼
  7. お中元辞退のお願い
  8. 相手の健康・繁栄への祈り
  9. 結語
  10. 手紙を書いた日にち

以下に、礼状のマナーについて補足します。

頭語と結語

頭語と結語は、手紙を書く時にセットで使うフレーズのこと。

手紙の内容や手紙をやりとりする人の立場によって、使用する組み合わせが変わります。

難しい漢字が多いのは、昔の日本で漢文が教養とされていた頃の名残。

すべて覚えるのは大変ですが、例文で使用した「拝啓/敬具」は書き手の性別や相手の身分を問わずに使える万能選手なので、自分が礼状が書く時には、これだけ覚えておけば大丈夫。

季節の挨拶

お中元は季節の挨拶としての習慣なので、礼状にも忘れずに季語を入れておきましょう。

実際にどのような季語を使うかは、先に紹介した例文を参考にしてください。

起こし言葉

起こし言葉とは、「さて」「つきましては」などの話題転換をする言葉のこと。

挨拶を述べたあと、起こし言葉から手紙の本題に入ります。

品物への感想とお礼

お中元の礼状は、品物を確かに受け取りましたという意味も込められています。

感謝の言葉はもちろんですが、受け取った品への感想も添えるのが大人のマナー。

1~2行でかまわないので、できるだけ具体的な感想を述べるようにしましょう。

必ずしも味の感想である必要はありません。

  • よく冷やして、さっそく今晩のデザートとしていただく予定です。
  • 子供がとても喜んでいます。

など、どんな時に食べようと思っているかや、その品を受け取って嬉しいことを伝えるのでも大丈夫です。

今後の受け取りは辞退するにしても、いただいた品へのお礼はきちんと述べておきましょう。

 

ここでは相手からのお中元を辞退する時のマナーを解説しましたが、自分がお中元を贈るのをやめたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

お中元をやめるタイミングって?やめ方のマナーや手紙について»

参考書籍)
ありがとうを伝えるお礼の手紙・はがき(西東社)
お礼の手紙・はがき きちんとマナーハンドブック(主婦の友社)
手紙の書き方とマナー文例集(西東社)
すぐ役立つ文書・書式大事典(法研)
文字が大きくて見やすい 短くてもきちんと伝わる手紙・はがき・一筆箋(日本文芸社)