モンドセレクション金賞ってスゴイこと?モンド金賞の本当の価値

モンドセレクション金賞の価値は、どれくらい?

いくつもの金塊が無造作に置かれている写真抜群の知名度を誇りつつも、その実態は謎に包まれているモンドセレクション。

ビールからお菓子、お土産品まで、さまざまな食品にモンドセレクションのマークが付いていますよね。

でも、全米No.1ばりの金賞の多さを、不思議に思ったことはありませんか?

モンドセレクションとは何か、モンドセレクション金賞とはどれくらいの価値があるのか、日本人が知らないモンドセレクションの実態を紹介します。

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モンドセレクションはコンクールではなく、ランク付けである

金・銀・銅の各メダルのクレイアートの写真まず、多くの日本人が誤解しているのは、モンドセレクションは1位、2位、3位と順位を付けるコンクールではなく、品質グレードを評価するランク認証であるということ。

「賞」という名称が紛らわしくもあり、上手いところでもあるのですが、モンドセレクションでいう賞はグレードのこと。

銅賞の基準を満たしたすべての商品に銅賞が、金賞の基準を満たしていれば、そのすべての商品に金賞が与えられます。

金賞というと、その部門で1つだけだと思ってしまいますが、実際には同じジャンルの商品内で、金賞がたくさんあるんですね。

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モンドセレクションは「お金で買える」噂の真偽

1万円札が4枚重なっている写真しばしば、モンドセレクションはお金で買えるなどと言われることがあります。

これは、モンドセレクションが他薦ではなく自薦の応募式で、日本円にして12~13万円程度の審査料金を払えばエントリーが可能なため。

さらに、日本製品は世界的に見て高い品質を保っているため、日本からの応募商品の8割は、何らかの賞を受賞します。

ただし、応募は英語かフランス語での煩雑な書類を必要とするため、応募は簡単ではありません。審査料金よりも遥かに高額な代行料で、モンドセレクションの応募代行をする企業が国内には多数存在します。

代行とはいえ正規の手順を踏んで応募しているのであり、決して買収して賞を得ているわけではないのですが、そうした事情も、金で買えるという噂の発生を助長していると言えるでしょう。

また、モンドセレクションの審査基準は非公開で、受賞企業にすら、その理由や基準は明かされていません。審査基準がブラックボックス状態であることもモンドセレクションに対する懐疑的な見方を生んでいます。

「モンドセレクションはお金で買える」の真実は、お金さえ払えば応募が可能という点では半分本当、応募しても基準に足りなければ受賞できないという点では半分嘘、と言ったところですね。

モンドセレクション金賞の受賞数とは

モンドセレクション公式HPで公開されている、2014年の応募・受賞実績データは次のとおり。

  • モンドセレクション応募総数 … 3163
  • 最高金賞受賞数 … 400
  • 金賞受賞数 … 1389
  • 銀賞受賞数 … 787
  • 銅賞受賞数 … 222

最高金賞と金賞を合わせると、全体の半数以上が金賞以上を受賞していることがわかります。

また、受賞商品2798点のうち、2221点がアジアからの応募。内訳は記されてはいませんが、アジア勢の大半を日本が占めていることは明らか。

これらの事情を総合すると、日本製品が最高金賞・金賞を受賞することは、もはや当たり前と言ってもいいレベルなのかも…。

モンドセレクションは宣伝効果が大きいため、日本からの応募が年々増えています。でも、この状況が続いていけば、日本人にモンドセレクションの実態が知られるようになり、賞自体の価値や意味が薄れるのも、時間の問題かもしれません。