「大人のADHD」の診断は何科で受ける?ADHDの病院や相談場所

大人のADHDかもしれない、でも何科の病院に行けばいい?

男性が女性の相談に応じているイラスト不注意や落ち着きのなさが特徴のADHDは、子供特有の障害とされてきました。

最近は成人してからもADHDの症状が継続する人が多いことがわかり、「大人のADHD」と呼ばれています。

大人のADHDが発覚するのは、たいていが働き始め、仕事をするようになってから。

何度も同じミスをする、話を聞いていない、仕事を順序立てて進めることができない…

そんな仕事上での問題が出てきます。本人のやる気や努力が足りないように見られがちですが、もし大人のADHDであった場合、それは本人の気持ちや姿勢とは関係ありません。

ADHDは脳の障害であり、症状が出てしまうのは本人の意志や努力とは関係がないのです。

自分では頑張っているのに、ケアレスミスがなくならない、集中できない。そんな悩みを抱えている場合は、一度ADHDの診断を受けてみると、何か解決の糸口が見つかるかもしれません。

ADHDの診断は何科で受けるのか、どこへ相談すればいいのかをまとめました。

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そもそもADHDとは、どんな分類の障害?

ADHDは、心の病ではありません。脳の特定の部位に問題があることで起こる障害で、発達障害あるいは行動障害に分類されます。

生まれ持った体質のようなものなので、完治という概念はありません。自然に良くなるということもありません。

ADHDを理解し、適切な治療により上手に付き合っていくことが大切です。

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ADHDの診断を受けられる病院

バインダーを手にした白衣の医師の写真ADHDの診断と治療を行っているのは、精神科、心療内科、精神神経科など。

病院名ではメンタルヘルスケア、メンタルクリニックなどの名称になっていることもあります。

大学病院では、発達障害外来という専門の科があることも。

ただし、ADHDの理解は日本ではまだまだ浅く、発達障害に詳しい医師も決して多いとは言えません。

ADHDは見た目や数値でハッキリと異常がわかるタイプの障害ではないため、医師によって診断が変わるということも珍しくないのです。

残念ながら、どの病院でも適切な診断を受けられるとは限らないため、診療を受けにいく前に、電話やHPをなどで問い合わせをしてみたほうが確実でしょう。

話をきちんと聞いてもらえない、説明に納得できないなど、医師や病院と相性が悪いと感じた場合には、病院を変えてみることも必要です。

ADHDはもともとは子供特有の障害とされてきた背景から、小児神経科で大人のADHDを診てくれる場合もあります。

どの病院へ行けばいいかわからない場合は、精神保健福祉センターへ

本棚が有り、椅子と机が並んでいる図書室のような空間の写真自分の地域でどこの病院に行けばADHDの診断が受けられるかわからないという時は、自治体の精神保健福祉センターに相談する方法もあります。

精神保健福祉センターとは、各都道府県に必ず設置されている公的施設。自治体の住民を対象に、メンタルヘルス全般の相談に乗っています。

病院ではないので、直接診断や治療をしてくれるわけではありませんが、電話や面談で無料相談ができ、適切な医療機関の紹介を受けることができます。

なかなか自分で病院が見つけられない時や、病院に行く前に誰かに相談したいという時には、利用してみるといいでしょう。