市販薬アレジオン10と、病院の処方薬アレジオン20の違い

市販薬アレジオン10と、病院のアレジオン錠20は違う薬?

錠剤の写真。アルミシートに入った錠剤花粉症の薬として使われている、市販薬のアレジオン10と、病院の処方薬であるアレジオン錠20。

2つの薬の違いは、有効成分の配合量。アレジオン10の有効成分は10mgですが、処方薬のアレジオン錠20は倍の20mg。

名前の違いは、そのまま有効成分の配合量を表しているんですね。

有効成分の配合量が違うと、やはり効果も違う?
アレジオン10を買うのと病院でアレジオン20錠を処方してもらうのでは、どちらが安い?

アレジオン10とアレジオン錠20の違いについて解説します。

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市販薬のアレジオン10は、処方薬を市販薬化したスイッチOTC

病院の処方薬で、高い安全性が確認されたものが市販化されることがあり、これを「スイッチOTC」と言います。

薬のパッケージで「医療用成分配合」という表記を見かけたことはありませんか?これらの薬はスイッチOTCです。

アレジオンは、2011年に市販薬としての販売が許可されたスイッチOTC医薬品。これにより、病院と同じ薬がドラッグストアや薬局で手軽に買えるようになりました。

花粉症の薬のスイッチOTC薬には、他にザジテン、アレグラ、ジルテックがあります。

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成人の花粉症では、アレジオン20mgを処方するのが一般的

スギの木と、ティッシュを持って鼻をかんでいる女性のクレイアート写真アレジオンは子供から大人まで、アレルギー性鼻炎に広く使われている薬です。

成人の花粉症ではアレジオン20mg、つまりアレジオン錠20を処方するのが一般的。市販薬のアレジオン10は有効成分が処方薬の半量です。

ということは、当然、アレジオン錠20のほうが花粉症への効果は強いんだよね?と考えたくなりますが…

製薬会社の見解では、アレルギー性鼻炎への効果に限定すれば、アレジオン10mgでも20mgでも有効性はほとんど変わらないとしています。

配合量が少ないということは、眠気や口の渇きなどの副作用が少ないということでもあります。

アレジオン10は鼻炎用、アレジオン錠20は皮膚疾患の緩和にも使われる

アレジオン10とアレジオン錠20には、効果効能でも少し違いがあります。

市販薬のアレジオン10の効果効能は、「花粉・ハウスダストなどによる鼻のアレルギー症状の緩和」です。

一方のアレジオン錠20は、花粉症のようなアレルギー性鼻炎の治療の他、湿疹やじんましんなどの皮膚疾患の治療にも使われます。

アレジオン10を買うのと、病院でアレジオン20錠を処方してもらうなら、どっちがお得?

お金の写真。黒い財布の上に置かれた日本円のお札と小銭市販薬のアレジオン10は、12日分で1980円。1錠あたりは165円です。

処方薬のアレジオン20錠の価格は、保険適用後で1錠あたり48.87円。

30日分だと、アレジオン10は4950円、アレジオン20錠は1466円。アレジオン20錠の場合、病院の診察代も入ってきますが、1回の通院で1000~2000円かかったとしても合計2500~3500円ほど。

病院の診察でかかる費用は人によって違うので単純比較はできませんが、病院でアレジオン20錠を処方してもらったほうが安いのは、ほぼ間違いなさそうですね。

でも、アレジオン10の魅力は、なんといっても病院に行く手間がなく、効果の優れた薬が買えること。仕事が忙しく、病院に行く時間がない人にとっては、ありがたい存在です。

どちらが良いかは時間を取るか、お金を取るかの判断になりそうですね。