飛蚊症とは。目の模様が見えるアレは、放置しても問題ない?

飛蚊症とはどんな病気?放置しても大丈夫…?

少女の目のアップの写真ふと視線をぼんやりした時に見える、半透明の目の模様や糸くずのようなもの。

蚊が飛んでいるように見えることから、飛蚊症(ひぶんしょう)という名前が付いています。

飛蚊”症”というくらいだから、目の病気なの?
飛蚊症は放置しておいても問題ない?

飛蚊症とは何か、リスクはないのかどうかなど、飛蚊症の基礎知識をまとめました。

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飛蚊症は、どうして起こる?

飛蚊症のイメージ画像

そもそも、飛蚊症とは何なのでしょうか。

その正体は、眼球の透明な部分である硝子体の中に浮いている体組織の影です。

硝子体はそのほとんどが水分で構成された、透明なゼリー状の組織ですが、ごくわずかに繊維を含んでいます。

この繊維が剥がれて硝子体の中を浮遊することがあり、これが飛蚊症で見えている影。剥がれた繊維の形によって、水玉状、糸くず状、リング状などいろいろな形に見えますが、形と重症度には関係がありません。

近視の人は硝子体の中に隙間ができやすく、そこに繊維が集まってくるため、飛蚊症が起こりやすいと言われています。

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飛蚊症は生理現象の一種、目の健康には問題なし!

片手でOKサインを作って笑顔を向けているスーツ姿の女性の写真硝子体の繊維が剥離するのは病気ではなく、加齢などによって起こる生理現象の一種。その結果起こる飛蚊症も生理的な現象なので、目の健康には基本的に問題はありません。

病気ではなく、誰にでも起こる生理現象なので、飛蚊症になっても慌てて眼科に行かなくても大丈夫。

ただし、飛蚊症だと思っていたのに、実はそうではない目の病気だったということが稀にあります。

目の中で起こる病気は本人以外にはなかなか気づきにくいので、うっかり飛蚊症だと思い込んだまま放置しまっては大変。

あなたが飛蚊症だと思っているのが本当に飛蚊症なのか、見分ける方法を紹介します。

こんな時は飛蚊症ではないかも…。目の健康危険度チェック

もし次のような症状があったら、それは飛蚊症ではなく、他の目の病気によるものかもしれません。

  • 目を動かしても影が動かない
  • 影が日に日に増えている
  • 目の中に煙やクモの巣のようなモヤが見える
  • 視界が一部欠けている

飛蚊症かどうかの1番簡単な見分け方は、目を動かした時に影も一緒に動くかどうか。

飛蚊症の場合、目を動かすと影もゆらゆらと動きます。影が動かず、同じ位置に固定されている場合は、硝子体ではなく、網膜に問題がある可能性が高くなります。

また、影が日に日に増え、視界を邪魔するほどになった場合も、生理現象としての飛蚊症ではなく、何かしらの病気の影響であることが考えられます。

例外として、60歳前後の人の場合、加齢で一気に繊維が剥がれ、急激に飛蚊症がひどくなることがあります。このケースは、日にちが経つと繊維が移動して影が薄くなっていきます。

老化現象の一種なので、この場合はあまり心配は要りません。

目の中に煙状のモヤモヤや、クモの巣のようなものが見える場合は、眼球内での出血している可能性大。日をおいて煙が少なくなったとしても、それは出血が治まっただけで、出血の原因となっている傷や病気は治っているとは限りません。

視界の欠けは飛蚊症どころではなく、明らかに目に疾患があります。

ひとつでも当てはまるものがあれば、出来るだけ早めに眼科を受診しましょう。