インフルエンザの潜伏期間は何日間?潜伏期間があると何が問題?

インフルエンザの潜伏期間について、正しく知ろう

黒いタートルネックのセーターで顔を半分隠している男性の写真インフルエンザには1~5日、平均で3日間程度の潜伏期間があります。

でも、言葉は知っていてもその意味や内容までは、意外と知らない潜伏期間。

ところで、潜伏期間って何?
潜伏期間があると何が問題なの?
インフルエンザ以外の病気には潜伏期間はないの?

などなど、ちょっと考えると疑問は次々出てきます。インフルエンザの潜伏期間を、ここで正しく理解しておきましょう!

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インフルエンザの潜伏期間とは

病気の原因となるウイルスの一部は、人間の体内に入り込んでもすぐには病気の症状を発症しないものがあります。

この、ウイルスには感染していても、表面上の症状がない期間が潜伏期間です。

潜伏期間の間は、熱や痛みなどの症状は現れません。でも、本人はいたって元気なつもりでも、実は体はすでにウイルスに感染していて、後は発症を待つばかりというカウントダウン状態。

潜伏期間のウイルスを持っている人のことを、「キャリア」や「保菌者」などと呼ぶこともあります。

インフルエンザの潜伏期間は1~5日、平均3日間。つまり、インフルエンザはウイルスに感染してすぐには発病しません。

約3日間の潜伏期間が終わると、急激にウイルスが増殖を始めて38度以上の高熱を発症。そこで初めて、インフルエンザにかかっていたことに気づくのです。

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インフルエンザの潜伏期間は、何が問題?

マスクの横に黒いバイキンキャラクターが立っている写真インフルエンザの潜伏期間が問題になるのは、インフルエンザウイルスは潜伏期間中であっても人に感染するため。

潜伏期間中、保菌者は特に体に異変を感じないので、普通に学校や会社へ行きます。

でも、実際にはインフルエンザウイルスを体内に持っていますから、知らない間にウイルスを人にうつしてしまいます。

そして、感染したインフルエンザウイルスはまた数日間は潜伏。また他の誰かに感染していき…

これを繰り返すことで、インフルエンザは短期間で爆発的に流行します。

インフルエンザにかかっている自覚がないだけに、潜伏期間中の感染を予防することは困難で、自分も周りも気付かないうちにウイルスがどんどん広がっていきます。

インフルエンザが、ある特定の期間一気に流行するのは、このやっかいな潜伏期間があるからなのです。

潜伏期間があるのはインフルエンザだけ?

インフルエンザ意外にも、潜伏期間を持つウイルスはいくつかあります。

例えば、水疱瘡(みずぼうそう)なら潜伏期間は2~3週間、風疹やはしかの潜伏期間は2週間ほどです。

潜伏期間の長い病気にエイズがあり、数年から数十年に及ぶ潜伏期間があります。

潜伏期間中にインフルエンザウイルスの感染を知ることはできないの?

残念ながら、潜伏期間中にインフルエンザウイルスに感染しているかどうかを調べる手段はありません。

インフルエンザの検査キットはウイルスが一定量を超えると反応するようにできており、ウイルスが増殖を始める前の潜伏期間では、ウイルスを検知することができません。

調子が悪いなと持った当日にインフルエンザ検査をして陰性でも、翌日にもう一度検査をしたら陽性だったということもよくあります。

潜伏期間を終えたインフルエンザウイルスは、それくらい急激に増殖するのです。