えっ、そうだったの?インフルエンザは薬がなくても治る病気

インフルエンザは薬を飲まないと治らない、と思っていませんか?

薬の瓶と錠剤を手にした白衣の女性の手の写真感染性が高く、発症すると39度近い高熱を発するインフルエンザ。

かかってしまったら、薬を飲まなければ治らない。

でも自分は一人暮らしだから、もしインフルエンザになっても病院に行けないかも…。

そんな心配をしている人はいないでしょうか?

でも実は、インフルエンザそのものに対する特効薬は存在しません。

タミフル、リレンザ、イナビルといった抗インフルエンザ薬は確かにありますが、これらの薬も、インフルエンザウイルス自体を殺すことはできないのです。

インフルエンザの薬の効果、薬を飲まずにインフルエンザを治す方法について解説します。

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インフルエンザに特効薬はない。じゃあ、抗インフルエンザ薬の効果って何…?

複数のウイルスやバイキンが戦っているイラストインフルエンザの原因はウイルス。

インフルエンザを治すにはこのウイルスを殺す必要があるわけですが、それが可能な特効薬はまだありません。

これだけ医療が進んだ現代で、インフルエンザという毎年多くの人がかかる病気の特効薬がないというのは、ちょっと意外な気がしますよね。

でも、インフルエンザにかかったら病院で薬を貰って治療する人も多いように、抗インフルエンザ薬というものは存在します。

抗インフルエンザ薬は、ウイルスを殺すことはできませんが、ウイルスが体内で増殖するのを食い止める薬。いわば、防波堤のような役割を果たすものです。

しかし、インフルエンザは発症してからウイルスが増殖するまでのスピードが非常に早いため、飲むタイミングが遅れるとあまり意味がありません。

すでにウイルスの数がピークに達しているところで薬を飲んだとしても、抗インフルエンザ薬にはウイルスを殺す効果はなく、ウイルスの数を減らすことはできないからです。

ですから、抗インフルエンザ薬は発症からすぐに飲むことが大切。投薬のタイミングは早ければ早いほどよく、発症後48時間を超えると、もう効果は期待できないとされています。

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薬を飲まなくても、インフルエンザは自然に治癒する

右手でOKサインを作っている看護師女性の写真では、抗インフルエンザ薬が間に合わなかった場合はどうなるのか?というと…

実は薬を飲んでも飲まなくても、そんなに大きな違いはありません。

そもそも抗インフルエンザ薬はインフルエンザを治す薬ではなく、実際の効果は発熱期間を1日短縮してくれる程度。

この1日を長いと見るか短いと見るかは人によりますが、正直、1日ならたいして変わらないなあ、と感じる人のほうが多いのではないでしょうか。

薬を飲まなくても、インフルエンザは自然に治癒する病気です。

ウイルスそのものを殺す方法がない以上、インフルエンザの治療は体の免疫力だけが頼り。薬を飲む飲まないは、私たちが思っているほどの影響はありません。

通常、発症から2~3日程度で熱が下がり、1週間ほどでほぼ回復します。

熱がすぐに下がったとしても、最低1週間は休むこと

インフルエンザになって病院に行かなかった場合、つい熱が下がった=もう治った、と思ってしまいがち。

でも、熱が下がっても、インフルエンザウイルスは数日間は体に残っている可能性があります。

この状態で外出すると、周囲にインフルエンザを感染させることになりかねないので、感染予防のためにも、解熱後数日間は休むようにしましょう。

学校保健法では、インフルエンザによる出席停止期間を「発症したあと5日を経過し、かつ、解熱した後2日を経過するまで」と定めています。

つまり、最低でも7日間は休めということ。

もう熱が下がって楽になったと思っても、体はまだウイルスと戦っているかもしれません。油断せず、栄養と水分をしっかり摂って、十分な休息を取るようにしてくださいね。