乳がんを予防する食べ物は「お味噌汁」。飲めば飲むほど乳がん発症率が減るらしい!

乳がんは食べ物で予防できる。その食べ物とは?

お味噌汁の写真日本人女性の12人に1人がかかると言われる乳がん。

乳がん患者は近年急増しており、1970年代に比べると、乳がん患者数は3倍以上に増加。

1999年には、今まで1位だった胃がんを抜いて、日本人女性が罹患するがんのトップになりました。

乳がんがここまで増えた背景には、食生活の欧米化があると指摘されています。

でも、食べ物が原因で乳がんになるのなら、食べ物で予防することもできるはず。

国立研究開発法人国立がん研究センター研究結果から、乳がん予防に効果があると判明した食べ物を紹介します。

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お味噌汁をたくさん飲む女性は、乳がんにかかりにくい!

和食を食べている年配女性の写真国立雁研究センターでは、約2万人の女性を10年にわたって追跡調査、大豆製品からのイソフラボン摂取量と、乳がん発生率との関係を調べました。

その結果、お味噌汁をたくさん飲んでいる女性ほど、乳がん発生率が低いことが明らかになったのです。

具体的なデータは次のとおり。

お味噌汁を飲む回数が一番少ない女性を基準に、それ以上飲んでいる人の乳がん発生率がどれくらい違うかを調べたものです。

  • お味噌汁を1日1杯未満 … 乳がん発生率1倍
  • お味噌汁を1日1杯 … 乳がん発生率1.1倍
  • お味噌汁を1日2杯 … 乳がん発生率0.74倍
  • お味噌汁を1日3杯 … 乳がん発生率0.6倍

お味噌汁を1日3杯飲む女性は、お味噌汁をあまり飲まない女性と比べると、乳がん発生率が0.6倍。

つまり、お味噌汁をたくさん飲むことで、最大40%も乳がんの発生率が低下しているということになりますね。

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明らかな乳がん予防効果があったのは、大豆製品の中でもお味噌汁だけ

不思議なことに、お味噌汁以外の大豆製品、「大豆・豆腐・油揚げ・納豆」では、同様の相関関係は見られませんでした。

たくさん飲むほど乳がん発生率が減少するという、統計的に有意な傾向が見られたのは、お味噌汁だけだったのです。

追跡調査の対象となった大豆製品は、すべてイソフラボンを含む食品。

イソフラボンと乳がんの発生に関係があることは以前から指摘されていますが、お味噌汁だけが明らかな乳がん予防効果を発揮した理由については、まだはっきりとはわかっていません。

ただ、乳がんは欧米で多くアジアで少ないこと、アジア人でも欧米に移民すると乳がん発生率が上がることはわかっており、それには大豆を含む食生活の影響が大きいだろうと言われています。

研究結果では、今後イソフラボンと乳がんの関係をより明らかにする必要性ともに、日本の伝統的な食生活が乳がん予防になることは確かであろうことを考察しています。

最近は日本の食生活もかなり欧米化していますが、お味噌汁はインスタントも豊富で、お味噌さえあれば作れる簡単な料理。

毎日の食生活に取り入れて、乳がん予防に活かしたいですね。