親知らずの痛くない&怖くない抜歯方法!静脈内鎮静法とは

静脈内鎮静法なら、親知らずの抜歯も痛くない!?

OKサインを作って正面を向いている歯科医女性の写真親知らずがあるのはわかっているけど、抜歯の痛みが怖くていけない、そもそも歯医者に行くこと自体が恐怖…

という、親知らず持ちは多いはず。

親知らずは埋まっていたり斜めに生えていることが多いため、通常の抜歯とは違い、時に「ハンマーで歯を砕く」「歯茎を切開する」などの荒業も行使されることが、抜歯の恐怖をますます増幅させます。

麻酔で痛みは感じないとはわかっていても、嫌なものは嫌ですよね。

でも、あの恐怖を和らげる方法があったとしたら、どうでしょう…?

親知らず抜歯の恐怖や痛みを和らげる、静脈内鎮静法という方法を紹介します。

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静脈内鎮静法は、点滴で意識をぼんやりさせて恐怖をなくす方法

目を閉じて眠っている少女の写真静脈内鎮静法は、鎮静剤などの薬剤を点滴することで意識をぼんやりとさせ、治療中の恐怖や緊張を和らげる方法です。

歯科病院によっては、リラックス麻酔という表現をしていることもあります。

全身麻酔ではないので完全に意識を失うことはありませんが、半分寝ているような状態で、実際に寝てしまう人もいます。

治療中に話しかければ問いかけに答えることもできますが、ほとんどの人は治療のことは覚えていません。

静脈内鎮静法には健忘作用もあり、治療中に感じた不快感などは忘れてしまうのです。

そのため、2時間ほどの治療でも本人は20~30分程度にしか感じず、あっという間に抜歯が終わったような感覚になります。

人によっては、点滴を初めてぼんやりしたと思ったら、次の瞬間にはもう親知らずの抜歯が終わっていたということも。

なお、静脈内鎮静法は麻酔ではないので、痛みを麻痺させる効果はありません。親知らずの抜歯時には、局所麻酔と静脈内鎮静法を併用します。

麻酔で痛みを、静脈内鎮静法で恐怖心を麻痺させるということですね。

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笑気ガスと違って、静脈内鎮静法なら確実に効果がある

歯科治療の恐怖を和らげるポピュラーな方法に笑気ガスがありますが、こちらは個人差があり、確実に効果があるとは限らないのが悩ましいところ。

通常の歯科治療であればまだ許せますが、勇気を振り絞って臨んだ親知らずの抜歯で笑気ガスが効かなかったとなれば、まったく笑えません。

「笑気ガスを使ったけど、全然効かなかった」

という経験から、親知らずの抜歯を決断できない人もいるのではないでしょうか?

その点、静脈内鎮静法は患者の状態を見ながら薬剤の点滴量を調整をしていくので、笑気ガスと違って確実な効果が望めます。

静脈内鎮静法で親知らずを抜くには、どんな歯科医院へ行けばいい?

はてなマークと手を顔にあてて疑問がある様子の女性の写真静脈内鎮静法は、どこの歯科でも実施できるわけではありません。静脈内鎮静法には麻酔医が必要なため、実施している歯科医院は限られます。

また、親知らずの抜歯自体は保険適用ですが、静脈内鎮静法は自費診療となる歯科医院がほとんどのため、費用も安価なところで3万円~と、通常の歯科治療より高額です。

大学病院の口腔外科だと保険適用にできることが多く、その場合は数千円程度で静脈内鎮静法を受けることができます。

最近は多くの歯科医が無痛治療を謳っていますが、無痛治療=静脈内鎮静法ではありません。無痛治療といっても、局所麻酔を打つ時の痛みを軽減することを指している場合もあります。

静脈内鎮静法で親知らずの抜歯を希望している場合は、あらかじめHP等で静脈内鎮静法に対応しているかを確認するか、歯科医院へ問い合わせをしたほうがよいでしょう。