尿酸値が高いってどういうこと?尿酸値の意味と危険度

健康診断で尿酸値が高いと言われたけど…これって何が危ないの!?

書類を手に怪訝な表情をしている男性の写真健康診断で出た「尿酸値が高い」という結果。

体に特に不調はないし健康なつもりだけれど、何やら異常があるらしい…。

でも、今までそれらしい病気をしてこなかった人にとっては、尿酸値というのは聞き慣れない言葉ですよね。

尿酸値って何?
尿酸値が高いと何が危険?

尿酸値とは何か、健康にどのような影響があるのかをまとめました。

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尿酸値とは、血液中の尿酸の濃度を示すもの

ピンク色の液体が入った注射器とアンプルの写真尿酸値は、血液検査で測定されます。血液100mg中に、どれくらいの尿酸が含まれているかを示したものが尿酸値。

尿酸とは、プリン体が肝臓で分解された時に生じる老廃物のこと。

通常は自然と体の外に排出されていきますが、何らかの問題で排出がうまくできないと、本来排出されていたはずの尿酸が、どんどん血液中に溜まっていきます。

つまり、尿酸値が高ければ高いほど、何かおかしいというわけですね。

尿酸値は「mg/dL」という単位で記載され、尿酸値が7.0mg/dLを超えると異常とみなされます。

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尿酸値が高い=痛風のリスクが高い!

健康診断で、尿酸値がC以上の判定になっていたあなたは、おそらく尿酸値の値が7.0mg/dLを超えているはず。

この状態を高尿酸血症と呼び、高尿酸血症が悪化すると、急性関節炎、いわゆる痛風(つうふう)を引き起こします。

過剰に溜まりすぎた尿酸が結晶化して関節に沈着し、“風が吹くだけでも痛い”と言われるほどの激痛に…。

痛風は、昔は贅沢病とも呼ばれていた病気。西洋風のコッテリとした食事を好む人に多いことから、年配の美食家に多い病気とされてきました。

でも、食生活が大きく変わった現代では、痛風は20代や30代で発症することも珍しくありません。特に男性に発症しやすく、痛風患者の90%以上は男性です。

尿酸値が高くなる3つの原因

尿酸値が高くなる原因は、次の3つ。

  1. 食事からのプリン体の摂取量が多すぎる、尿酸産生過剰型
  2. 腎臓の尿酸排泄機能が弱い、尿酸排泄低下型
  3. 1と2の混合型

プリン体が多すぎて排泄が間に合わないタイプ、腎臓機能が弱くてプリン体排泄が追い付かないタイプ、この2つが混合しているタイプの3つです。

高尿酸血症および痛風を予防するには、プリン体を摂り過ぎないこと、プリン体を溜めない体質にすることの2つが重要。

プリン体は内臓類、魚卵、干物などに多く含まれているので、珍味が好きだという人は要注意。

最近はプリン体カットのビールやお酒も発売されていますが、アルコールにはそれ自体に尿酸を増やし、かつ排泄を阻害する作用があるので、やはり飲み過ぎは禁物。

排泄をスムーズにするためには、肥満予防のためのダイエット、水分補給をしっかりして、体の巡りをスムーズにすることなどが有効です。

痛風の激痛に襲われてから後悔することないように、日々の生活から改善していきましょう。