さくらんぼ狩りに行く人必見!山形県民が教える、美味しいさくらんぼの見分け方
さくらんぼ狩りを2倍楽しむ!美味しいさくらんぼの見分け方
初夏の行楽として人気のさくらんぼ狩り。
高級フルーツのさくらんぼが食べ放題とあって、気合いが入りますよね。
せっかくさくらんぼ狩りに行くのなら、やっぱり最高の味を楽しみたいもの。美味しいさくらんぼの見分け方を予習しておけば、当日の楽しみも倍増です。
良いさくらんぼを見分けるポイントはどこにあるのか…?
幼い頃から、さくらんぼを狩りまくってきた山形県民の私が、美味しいさくらんぼの見分け方を伝授します!
美味しいさくらんぼの見分け方、5つのポイント
- 色は真っ赤でツヤがある
- 粒が大きい
- 軸がきれいな緑色をしている
- 木の高いところになっている
- 日当たりの良いところになっている
味が濃くて美味しいさくらんぼを選ぶコツは、以上の5つ。
まずはさくらんぼの実についてですが、できるだけ実全体が赤くて大きく、ハリツヤの良いものを選びましょう。ただ、これは見ればだいたい、わかりますよね。
見た目がきれいなさくらんぼのほうが、やはり新鮮で味もよいです。また、同じ品種なら実が大きいほど美味しいのがさくらんぼ。大きいと大味なんじゃ?なんて思わず、大粒を探してくださいね。
鮮度は実だけではなく軸にも出ます。軸の黒っぽいものは鮮度が落ちているので、実と軸を両方見て、赤と緑のコントラストがきれいなものを選ぶといいですよ。
さくらんぼは、木の高い位置になっているほど味が濃くて美味しい
木の栄養は、高いところに集中する性質があります。
そのため、さくらんぼは木の高い位置になっている実ほど、味が濃くて美味しいと言われています。
さくらんぼの木をよーく観察すると、高いところの実ほど大きいことに気づくかもしれません。粒が大きいことも、果実の栄養たっぷりで美味しいさくらんぼの条件のひとつでしたよね。
さくらんぼ狩りに行くと、自分の手の届く高さになっている実を取る人が多いと思いますが、美味しいさくらんぼを狙い撃ちしたいなら、ぜひ高い場所まで手を伸ばしてみてください。
さくらんぼは、日当たりの良い場所から熟して食べごろになる
さくらんぼの実は、日当たりの良い場所から順に熟していきます。
同じ木であっても、葉っぱや木の陰になっているものよりも、日当たりの良い場所にある実のほうが先に食べごろになるので、さくらんぼ狩りをする時は日当たりの良い位置になっている実を選びましょう。
お土産用にお持ち帰りするさくらんぼの上手な保存方法
さくらんぼ狩りの園によっては、お土産用のお持ち帰りができるところもありますよね。さくらんぼ園で販売されているものを、お土産として買って帰ることもあると思います。
でも、さくらんぼは非常に足が早く、日持ちのしない果物。
最後に、お持ち帰りしたさくらんぼを上手に保存するコツもお伝えしておきます。
- 軸は取らない
- 水分が付くと傷みやすく味も落ちてしまうので、洗わずに保存する
- ペーパータオルや新聞紙でくるみ、水分蒸発を防ぐ
- 冷蔵庫には入れず、風通しのよい場所で常温保存する
さくらんぼ保存の大敵は水分とキズ。軸を取ったり洗ったりすると、そこから水分が出たり実割れしてしまい、味が落ちます。
保存の時は柔らかいペーパータオルや新聞紙でくるみ、水滴が付くのを防いであげましょう。
保存場所は冷蔵庫ではなく、常温でOK。さくらんぼは、冷蔵庫に入れると実の水分が乾燥して硬くなり、食感や味が落ちてしまいます。
冷蔵庫には入れないほうが美味しく長持ちするので、蒸れにくく風通しの良い場所で保存してください。
上手に保存すれば1週間くらい保ちますが、美味しく食べられるのは2~3日程度。さくらんぼをお土産にする時も、それくらいで食べきれる量を目安にするといいかもしれませんね。
では、美味しい見分け方と保存方法を覚えて、ぜひ楽しいさくらんぼ狩りを!