海外発・Etsyで売れるストアになる5つのテクニック
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海外発・Etsyで売れるストアになる5つのテクニック

私がEtsyをすることはもうないと思うんだけど、せっかく海外コンサルのYouTubeやらレポートやらで学習したことを忘れるのももったいないので、備忘録としてメモしとく。

一部、有料でゲットした情報もあるのでnoteのほうにまとめようかとも考えたけど、自分でろくに実践してない内容でお金をいただくのもどうかと思うから、ここで書いちゃう。

その1:Etsyでは1日1出品のペースが大事

まず出品ペースは1日1個程度を守ること。

これは「頑張って毎日出品しようね」ってことじゃなく、1日に5個も10個も出品するのは、Etsyではマイナス評価になっちゃうから。

もともとハンドメイドマーケットを謳っている手前、ツールや既製品、あるいは人海戦術による大量出品を間違って高評価してしまわないようになってるんだと思う。ハンドメイド製品を1日に100種類作るとか不自然だし。

大量出品を評価しないのは、個人クリエイターを評価するためのセーフティみたいなものなんじゃないかな。

特に最初の3ヶ月は大事で、1日1出品、3ヶ月で100商品程度のペースがベストらしい。この時期に失敗すると立て直しは大変だということを複数のコンサルが言っていたので、最初の出品から3ヶ月がまさに試用期間で、Etsyがセラーを見定める期間なのかも。

なお、出店期間に対して商品点数が多すぎる&未だに売れてないって場合、ストア評価を下げられてしまうリスクがあるので、一度商品を削除して適正な数まで減らして、もう一度立て直すといいらしい。

1年間毎日出品を続けると…?

1年間コツコツ出品を続けると、計算上は365個の商品がEtsyストアに並ぶ。

でもパレートの法則で知られてるように、その中で売上につながるのは20%だけで、残りの80%は1年に1回すら売れないのが普通。

私のeBayでの経験上、1点物しか扱ってない場合は「長く置いときゃそのうち売れる」なんだけど、Etsyで人気のデジタル商品やPOD商品の場合、売れない商品はストアに置いててもあまり意味がない。

こういう時は、売れない商品の足切りをする。

売れてない商品はクオリティスコア(その4で後述)も低いので、いったん削除して、代わりに新しい商品を出品する。こうして、おおよそ商品点数を300~400くらいに保ったまま、商品の選抜をして全体の質を上げていくといいんだって。

あとね、1年間ずっと出品を続けられるセラーは一握りだから、商品点数が365点になる頃には、同時期に始めたセラーはだいたい脱落してて、その意味でも売れやすくなる。

これeBayでもそうだよね。ブックマークしておいたセラー、この間見直してみたら、けっこうな割合で開店休業もしくはアカウントがなくなってたもん。うちよりフィードバックが多いところもあるのに、もったいない。サスペンドかもしんないけど。

その2:SEOは14個のタグ選定が勝負

EtsyのSEOではタグが重要で、ディスクリプションはランキングにほとんど影響を与えていない。

最近Redbubbleを始めてみて思ったんだけど、ECプラットフォームってディスクリプションをSEOの評価に使ってないことが多い。商品と関係ない情報が混じるからだろうね。

Etsyで使えるタグは1商品につき最大14個。世界一のEtsyコンサル、ニックおじさんによると、Etsyはこれら14個のキーワードの組み合わせを総当りにして検索に使ってるらしい。

beautiful
flowers
japanese

みたいなタグがあった場合、「beautiful flowers」でも「japanese flowers」でも「beautiful japanese flowers」でもヒットするってこと。もちろん「flowers japanese」とかでも。

この性質を最大限に利用するために、タグは14個使い切ったほうがいい。同じキーワードを繰り返し使ってもSEO的に強くなるわけではないので、できるだけ14種類それぞれが違う単語になるよう、バラエティのある選び方をするのが大事。

タグを調べるためのツールはEtsyでは山ほどあるので、そういうのを使うのもありだけど、Etsyの検索バーにキーワードを入れた時に表示されるサジェストを参考にするのが一番確実。

eBayではNGとされるキーワードもEtsyでは有効

なお、eBayでは「使っちゃダメ」とされるキーワードが、Etsyではおおいに使えたりする。

eBayでは商品のスペックに関係ない、キュートとかクールとかの主観的な形容詞をタイトルに使うことは非推奨だけど、Etsyの場合は形容詞も重要な検索キーワードになる。

といってもbeautiful とか cute とか、ありきたりな言葉ではライバルが多すぎるから、商材に合わせたキーワードを選択するのが吉。これはライバル店のカスタマーレビュー見てれば大量に発掘できる。

あと、これまたeBayでは禁じ手な、ターゲットそのものをキーワードにしちゃう方法も有効。「for her」「for him」みたいな性別のタグが人気だけど、そんなタグで上位表示させるのは無理ゲーなので、例えば「retro video gamer」「newborn baby boy」「vintage poster collector」みたいに、属性を絞るとライバルが減る。

ディスクリプションはSEOには関係ない

ディスクリプションにキーワードを盛り込めって言ってるYoutuberは多いけど、たぶんSEOには関係ない(星子調べ)。

なんで、SEOよりも販売上の注意事項だったり、コピーライティングのほうに力を入れたほうがいいと思うよ!

その3:Etsyでは在庫数も評価の対象

Etsyでは在庫数も評価対象に入ってて、在庫数が多いほうが有利なんだって。その点で、在庫数が無制限のデジタル商品が有利になる。

まあ、同じ条件で検索されることは少ないだろうから、デジタル商品とフィジカル商品が在庫数の違いでどうこうってことは実際にはあんまり起こらないと思うけど。

ハンドメイド品の場合は在庫数を20~30くらいには設定しておいたほうがいいらしい。

で、在庫数の観点でいくと1点物の中古というのはEtsyでは最も不利なわけだけど、そこは一応、次に説明するテクニックで補える。たぶんこれをやってるセラーはとても少ない。

その4:Sold数を積むほどクオリティスコアが上がる

Etsyにはクオリティスコアっていう隠しスコアがあるのね。商品ページごとにスコアがあって、スコアが高いほど上位表示されやすくなる。

このスコアは複合的な要素で決まるものなんだけど、確実にスコアを上げる方法は「商品が売れる」こと。eBayでいうところのsoldを積むことで、クオリティスコアが上がり、検索でも上位を取りやすくなる。

1点物を売ってる人は、この性質を利用するとよくて、ひとつ商品が売れて在庫ゼロになったら、その同じリスティングに別の商品を補充して出品する。

新規出品だとクオリティスコアはゼロだけど、一度売れたリスティングを補充していけばクオリティスコアは引き継がれて加算され、そのリスティングはどんどん強くなる。別に同じ商品じゃなくて、まったく違う商品でもOK。eBayでいうRelistね。

商品は同一じゃなくてもいいけど、管理が大変になるから、メーカー・商品種別・年代とかでカテゴライズしておいて、ある程度の共通要素がある商品を補充するようにするとやりやすいのかなと思う。

海外でEtsyのコンサルやノウハウについて情報発信してる人のほとんどはPODやデジタル商材で、中古品の売り方について解説してる人はほぼいない。

ので、一度売れたリスティングに補充するってやり方を知ってるセラーも少ないんじゃないかと思う。

その5:商品写真に余計な情報を入れるな

Etsyは情報商材を売れる関係で、商品画像にあまり制約がない。

eBayだとウォーターマーク以外の文字やアートワークを画像に入れるのは禁止だけど(やってるやつ、いるけどな!)、Etsyではバナーっぽい画像も普通に使えるし、画像を商品説明に使うセラーも多い。

なんだけど、商品写真は「白バックで商品の全体像を入れる」のが、なんだかんだで売れやすいらしい。

「商品画像を素敵なフレームで装飾する」「枠線で目立たせる」「キャッチコピーを入れる」は、Etsyでよくある売れないミスなんだとか。

Etsyはイメージ重視のマーケットだから写真の質は売上に大きく影響するところで、「商品全体がはっきりと見えている」「パッと見でなんか綺麗だと思える」の2点は特に大事。

PODやデジタル商品みたいな無在庫商品は、自前のモックアップ画像を準備する(このモックアップ画像自体、Etsyでいっぱい売ってたりする)。

個人的に、日本のECサイトだとCreemaって写真がすごく綺麗で、客層やコンセプト的にもEtsyに近いと思うのね。デジタルに荒らされてないEtsyって感じで。

私、eBayでは写真の質はそこまで気にしてないんだけど、確かにCreemaみたいな作家作品だと、写真の良し悪しで購買を決めるよなって思う。この手の商品って別に機能とか実用性が欲しいわけじゃなくて、「その商品を持ってる幸せを感じるから」ってのが購買の動機だし。

あとEtsyでは、いわゆるブランディングの影響も大きい。商品写真に統一性がない、例えば背景がいつもバラバラ、商品デザインに一貫性がないようなストアは売れにくいそうなので、使う色・使うフォント・カラーセットくらいは決めておくといいと思う。

私はブランディングなんて弱小セラーには関係ないでしょって思ってた派だけど、実際に使用するデザインルールを決めたら、自分の作業が楽になるという点で、とても良かった。

それにデザインが統一されてると、検索結果に並ぶ画像を見ただけで「あ、同じストアだ」って見てわかるんだよね。そうすると、このストア人気なのかしらってふんわり思ったりもするし、繰り返し見てるうちにストアに親近感が出てきたりもする。

ブランディングって言うと大仰だけど、要は自分の色、スタンスをハッキリさせるってことなのかな。私はそれを文章で表現することにこだわってたけど、デザインでもやることで、覚えてもらいやすくなる効果は確実にあると感じた。

まあEtsyは追い出されちゃったけど、ピンタレストとか自前のECサイトを作る時におおいに役立ってるので、私はそっちで頑張るよ…。

以上、備忘録おしまい(・∀・)

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▼書いてる人

40代陰キャ主婦で元専業アフィリエイター。Googleアップデートにより月60万あった収入がほぼゼロになり、貯金を切り崩して生活中。アフィリエイトに未来が見えなくなってeBay輸出を始めました。英語の読み書きができるのが唯一の強み(TOEIC930点)で専門知識は特になし!英語は必死に勉強して身に付けたもので、海外経験はゼロ。名前クリックで詳しいプロフィールが読めます。好きな飲物はブラックコーヒーとハイボール。

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