DHLでイタリアに発送した荷物で、関税支払い拒否があった。
いや、まだ未遂で確定ではないんだけど、いよいよ来たかーって感じ。
今朝「もうDHLには我慢ならん!」みたいなメッセージが来ていた。
まだイタリア税関には到着してないから、たぶん現地到着前の事前通関手続き後に支払い金額通知のメールがバイヤーさんに送られ、その金額を見てキレたのだと思われる。
一度落札してもらったリピートバイヤーさんだったから、関税トラブルは大丈夫だろうと思って送り出したんだけど、今までの不満が溜まっていたのか、DHLに対する愚痴が大変な長文で書かれていた。
憎いのはあくまでもDHLであって星子ではないと言ってくれるくらいの理解はあり、コミュニケーションも取れるのが救いだけど、さて、どうしたものか。
そのまま返送を待つか、説得するか、関税を負担して受け取ってもらうか、破棄するか?
とりあえずDHLに電話してみたところ、バイヤーの支払い予定額を教えてくれた。
送料込みで約130ユーロの荷物に対して、DHLからの追加請求が約50ユーロ。
Catawikiの取引だから、おそらくこの50ユーロにVATも入っていると思われる。あとは関税とDHLの通関手数料だろう。
ものすごいざっくり計算すると、支払った金額に対して40%くらいの追加料金か。私も自分が関税支払った時にけっこうショックが大きかったから、これを何度もやられて我慢の限界が来たのかもしれない。
そうならないように、Catawikiのディスクリプションでは日本からの発送であること、追加料金がかかることを一番最初に書いてるんだけどね。こっちが思ったとおりに読んでくれて、意図したとおりに理解してくれてるとは限らないもんね。
バイヤーさんにコンタクト取ってみて、納得してもらえれば御の字だけど、そうじゃない場合に損失を最小限にする対応を考えないといけない。
現時点でDHLから聞けたのは以下↓
- 破棄が可能かどうかは、現地到着後に現地DHLに確認しないとわからない
- 通関手続きが完了していて返送になった場合、関税も発送人負担になる
- 通関手続きが終わらずに返送になった場合、その限りではない
- 関税支払い人を荷受人に変更することも可能
- ただし関税支払い人の変更手数料(3300円~)がかかる
- 返送の場合、返送料は発送人負担
- 輸入アカウントを持っている場合、そのアカウントの輸入送料が適用される
イタリアにDHLで発送した場合、通関を完了させるには荷受人からの申告が必要だったと思う。なんかDHLからフォームが送られてきて、それに返信しなきゃいけないらしい。
おそらく今回のバイヤーさん、その申告を拒否すると思うんだけど、その場合は通関保留で保管状態になるんじゃないのかな。
DHLのコールセンターの話だと、52ユーロという金額は確定ではなくて、通関が完全に終わっていない現時点では見積もり価格みたいなものだって言ってたし。
輸入アカウントの番号を伝えたら、返送の場合の負担送料を教えてくれて、約6000円だった。状況によって、これに関税負担が加わる。
もろもろ試算してみると、関税を負担してでも受け取ってもらうのがベスト。仮に全額負担したとしても利益が残る。
受け取り拒否されると、日本からの送料とイタリアからの返送料をあわせて、最低でも1万円近い損失になる(輸入送料は輸出の2倍くらいだった)。
これは、関税負担して受け取ってもらう方向で交渉だな。できれば支払いしてもらった後にPayPalで直接返金したいけど、はたして受け入れてもらえるかどうか。
eBayと違ってCatawikiは発送除外設定ができないから、こういうトラブルは遅かれ早かれ起こったと思う。トラブル対応なんてストレスでしかないけど、これも経験だと割り切るしかない。
あとCatawikiのポリシーだと関税拒否はどういう扱いになるのかも確認だな。
あなたもeBayやってたりします…?
星子さん、初めまして。
ebay初心者のかなやんと申します。
ebayで輸入→国内で販売、はほんの少しだけやっていたのですが、セラーデビューを決意し、情報収集をする中でこちらのブログに辿り着きました。
やっとブログの最初からこの記事まで読み終えて、コメントさせていただいています。
星子さんの挑戦し続ける姿勢には非常に感銘を受けました、、、ぜひ今後とも学ばせていただけたらと思っています。
それではまた次の記事も楽しみにしております。(イタリアバイヤーさんとの取引が円満に解決しますよう、、)
かなやんさん、こんにちは!
なんと最初から読んでいただいたとのこと、私のほうが感激です。ありがとうございます…!
eBayを取り巻く状況も目まぐるしく変わっていますが、往生際悪くアレコレやっています(笑)
イタリアバイヤーさんとは、なんとか円満解決できましたので、近々続きを更新予定です。
セラー仲間として、またいつでもお越しになってください。お待ちしております!