ドイツ税関から2回もRejectされて慌てた。けど大丈夫だった話

最近ドイツの通関、厳しくなーい？

なんて思ってた矢先に、こんな通知が来て慌てた。

Entry has been rejected by Customs Authorities.

拒否られた！？((；ﾟДﾟ))

しかもこの荷物、通関で引っかかりそうな心当たりがあったもんだから、余計に焦った。

バイヤーさんに頼まれて、荷物の中に石を入れたんだよね。

石ですよ、石。マジモンのそのへんに落ちてる石ころ。

なんかね、子供さんが石が好きなんだって。だから小石を拾って入れてくれって頼まれたの。

まあ、子供が石好きってのはわかる。うちの子供たちも拾ってくるもん。

なんなら私も石は好きだし。拾ってきた石をeBayで売ったこともあるし？もうさ、石といえば星子みたいな？

そういうわけで小石を荷物に同梱したんだけど、これ通関が大丈夫かどうかは不安だった。クーリエでは貴石が引受NGなのはわかってたから、もちろん調べたうえで発送はしたけれども。

かなり小さい物だからダマテンで送っちゃうことも一瞬考えたけど、どうせエックス線で見られるし、内容物を正確にインボイスに記載してないのは明らかにルール違反だから、正直に書くことにした。

最悪、石が原因で税関から返送になることも覚悟して送ったわけ。

これは今回のバイヤーさんが筆マメでコミュニケーションの取れる人であったことと、まあまあ高値で落札してもらったので、最悪戻ってきて送料を負担しても、まだ利益が取れたことによる。

そこに案の定のドイツ通関からリジェクトが入ったと。しかも時間差で2回。

とりあえずは全力で返送を防ぐべく、いつものようにDHLに問い合わせ。

そしたら問い合わせ翌日に「通関しました。現地税関での承認に時間がかかっていたそうです。」と知らせてくれて、特に問題なく通関完了。

よかったああああ！

インボイスや書類が不足してたわけではなさそうだし、ドイツは入念に追加書類も添付してるんだよね。

もしかして単に時間がかかっていて、税関からの当日検査分の受付が締め切られたのを「rejected」って表現してただけ？

ドイツの通関ってもともと早くないんだけど、最近いつも以上に遅いから、ありえる。

でもさあ、リジェクトなんて言われたら焦っちゃうじゃんねえ。

追跡ステータスを見てる限りでは、このところのドイツ税関は申告額のチェックが厳しい感じ。

だからあらかじめインボイスとは別にCatawikiから発行できる領収書とかを添付して送ってるんだけど、それでもすぐ通関はしてくれない。

もし荷受人側からの申告も必須みたいな状況になったりすると、ドイツも面倒な国になるなあ。

ちなみにLUCID IDに関してはチェックされてる様子はなくて、通関への影響はあまりなさそう。これも決まりだからライセンスは持っておくけども。

おまじないとしての輸出入通関コード、自前で作った通関用書類、サイトでの購入履歴や領収書のスクショ。最近は通関がヤバそうな国には、これ全部揃えてから発送してる。

もしeBayで何も考えずにヨーロッパ全開放してて、eLogiのFedExで発送してたら、通関トラブル増えそうで怖いなって思っちゃったよ。