このところEtsy、Redbubble、Teepublicなんかのプラットフォームについて調べてて、eBayは異質だなと感じた。
たいていのECプラットフォームは検索アルゴリズムにおいてタグを重要視してて、セラーが自分でコントロール可能な要素としてはタグが一番大きい。
でも、eBayはタグという仕組み自体が存在しなくて、SEOはタイトルでほぼ決まる。Item specificsも重要だとは言われてるけど、私みたいに型番のない骨董ばっかり売ってるセラーにとっては、正直たいした影響は感じない。
家電とかカメラとかだと、型番やメーカー名があるからItem specificsも重要だろうけど。
それでもなんだかんだ、eBay内検索でのSEOにおいて、タイトルを上回るインパクトはないように思える。
これ不思議だなーと思ったので、ChatGPTとディスカッションしてみた。
その結果、eBayがタグを採用していない理由は大きく2つで、ひとつはeBayバイヤーは買いたい物が決まっていてレコメンドの重要性が他プラットフォームより薄いこと、もうひとつは単純に商品カテゴリーが広範すぎて、統一されたタグフォーマットを作ることが難しいから。
私の考察をGPTに投げて、妥当かどうかをジャッジしてもらってるだけなので、本当に当たってるかどうかは知らん(・∀・)
EtsyやRedbubbleのようなプラットフォームはバイヤーがデザインを見て買うかどうかを決めるので、「これが好きならこれもあるよ!」「これと似たデザインはこれだよ!」と、関連性の高い商品を表示するためにタグを重視する。
Pinterestのアルゴリズムもよく似ていて、関連性がランキングや検索に大きな影響がある。
あーーーー、そうか、だから人気のあるタグを使うことに一定の効果があるのか。
ライバルの多すぎるタグなんて使ってどうすんねん、と思ってたけど、「私のデザインは一番人気のデザインと関連性が高いですよ」とアピールするために人気タグは一定の効果があるのかもしれない。納得。
じゃあなんでeBayはタグを採用してないかっていうと、eBayのバイヤーはインスピレーションで買い物するわけじゃなく、もう欲しい物が決まっているから。
「可愛い商品あったらパケ買いしちゃうかも~」ってバイヤーではなく、「俺は!これが!欲しい!」というバイヤーが多いので、似た商品をたくさん見せるよりも、バイヤーが今欲しい商品ドンズバを表示したほうが売れる。
だから、タグみたいに概念的なキーワードを並べるんじゃなく、タイトルに具体的な商品情報を並べることが重要になる。
かつ、eBayはGoogleにインデックスされやすいので、Googleが重視するタイトルは必然的に重要になるという事情もありそう。
あとChatGPTが断言してたけど、Cassiniはキーワードを適切な情報で並べることも重要視するそうな。加えて、タイトルが商品情報と画像と一致しているかどうかも見てるんだそう。へー、これは初耳かも。
でもeBayに画像認識なんて高度なこと、できるのかいな。タイトルとディスクリプション、Item specificsの照合くらいはしてるだろうけど。ああ、Item specificsがSEOに有効だっていうのは、タイトルと商品スペックが合致しているほうが優遇されるって意味なのかもね。
ってことは、Item specificsの項目が多くて細かいカテゴリーほど、ちゃんと入力したほうが良くて、かつ入力した項目とタイトルの整合性が取れてるほうがSEO評価は高いってことかな。
だから単に入力しましたってだけでは、SEO効果は薄いのかもしれない。
これは一度実験してみたいけど、骨董だと微妙なんだよな…。
いろんなECプラットフォーム触ってると、点と点がつながって気づくような感覚があって面白い。
なんとかeBayにも応用して、必勝SEOでも作り上げたいんだけどなー。
あなたもeBayやってたりします…?