私はeBayのHTMLテンプレートを自作して使ってるんだけど、パキスタンにSEO対策を外注したことでなんとなくテクニカル魂に火が付いて、久々にテンプレートを修正してみた。
(翻訳:今日はeBay売れなかったので梱包作業がなくて、でも出品作業に気が乗らなかったのでなんか違うことしてました。)
具体的にやったのは、ソースコードの軽量化とモバイル表示の最適化。あとテスト的にmetaタグ入れてみたことかな。以下3つの備忘録。
metaタグ
FiverrでeBayリスティングを最適化しますよってサービスを見てると、「metaタグを最適化します」と書かれてるのが多いのね。
metaタグなんて入れてなかったし、気にもしてなかったけど、SEOに効果あんの?
と疑問に思って調べてみたんだけどさ、これがぜーんぜん!情報ないの(・д・)
3Dsellersっていう海外のeBay用管理ツールにmetaタグを入力する機能があって、その説明が出てくるくらい。他はもう「あ、これもしかして触れちゃいけない話題でした?」って思うくらい、情報が出てこない。
判断に困る。でも有料のサードパーティツールが採用してるくらいだし、3DsellersはeBay公認のようだから、まったく意味がないってこともないんだろう。
metaタグを入れることによるマイナス要素も別にないので、とりあえず入れてみることにする。
自分でeBayの商品ページにmetaタグ入れてる人って少なそうだし、もしかしたら外部トラフィックの獲得にも、ちょびっとくらいは効果あるかもしれないし?
まあ、メタキーワードのSEO効果がなくなったと言われて久しいので、対Googleとして考えるならキーワードは不要かなと思うんだけど、でもCassiniが情報を拾ってる可能性もゼロじゃないし?
……よくわからん。一応、本人にも聞いておくか。
eBay本店に問い合わせてみたところ、質問の意図を理解してるかビミョーな雰囲気ではあるものの、タグを入れること自体には肯定的だった。
じゃあまあ、やっぱり入れておくか。
ということで、キーワードとディスクリプションのmetaタグを追加してみた。
モバイル表示の最適化
私、自分がスマホで買い物しないからモバイルでの表示は軽視してたんだけど、世間はモバイルファーストだし、eBayも例に漏れずなんだよね。
アプリやスマホだとdescriptionが省略されることも知ってはいたけど、別にいいかと思って無視してたので、ちゃんと最適化してみることにした。
横幅や文字の大きさについては、昔は以下のビューポートタグを一行入れろという話だったけど、もうちょい調べてみると、今は自動でeBayが調整するからタグは不要らしい。
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1">
お次は、スマホで表示されるディスクリプションの見直し。
アプリやスマホだと商品説明が省略して表示されるけど、あれはeBayが自動的に生成している。
どうもHTMLでマークアップされた箇所は無視して、プレーンテキストもしくはPタグで書かれてる部分を抜粋してくるみたいね。
eBayが生成するディスクリプションがいまいちな場合は、専用のサマリータグで表示したい部分を囲うことで、任意のテキストを指定可能。
<div vocab="https://schema.org/" typeof="Product">
<span property="description">ここにテキスト</span>
</div>
注意点としては、タグで囲う部分にはHTMLは使用不可。Pタグ程度なら見逃されることも多いらしいけど、HTMLを含んでいる場合には指定を無視されるらしい。
改行タグとリスト系のタグは大丈夫。
サマリータグは複数使用できるけど、eBayが採用するのは最初のひとつだけで、以降は全部無視されるんだってさ。実質的に1ヶ所しか使えないってことね。
念のため実機でも確認はしたけど、モバイルディスクリプションの表示はここの無料ツールでシミュレーションもできた。各種タグの解説もあり。
自分のリスティングページをいくつかチェックしてみたけど、だいたいは商品説明の最初もしくは2つめの段落と、item specificに入れたコンディション表記を引っ張ってきてるみたいだった。
それなら商品説明を書き方を工夫すればよくて、サマリータグは必要ないかなと思ったので、テンプレート内では特に使わないことにした。
まあね、入れてもよかったんだけどね、試しにやってみたらちゃんと機能しなかったんだよね。それに、こういうタグってeBayのアップデートと共に忘れられたりしそうじゃん?
機能しないってことは、もうすでに実装から外されたのかもしれないし、そうじゃなくてもeBayなんてバグ天国なんだし、余計なタグは書かないに限るわ。
ってことで、次!(・∀・)
HTMLソースコードの軽量化
今までのアップデート傾向を見る限り、eBayはできる限りシンプルなソースがお好みらしい。
新しいエディタなんて太字くらいしか装飾できないし、文字色もすんごい地味なのしかないもんね。
モバイル云々ってよりはサーバ負荷を減らしたいだけなんじゃないのと邪推しちゃうけど、テキストのみで何とかしろってスタンスだよね。
それならできるだけ軽くしとくかってことと、スマホ表示した時に見出しが複数行になってて見にくい箇所があったりしたので、装飾的な要素をできるだけ削除。
スタイルを最低限にして、CSSも圧縮した。たいして意味なさそうだけど。
あとはテンプレート内のコンテンツ順序の入れ替え。
検索エンジンというものがみんなそうであるように、おそらくカッシーニたんも上から順に情報を読み込んでるはずなので、コンディションの説明とか他のリスティングと内容や言葉がかぶるものを下に、商品固有のキーワードを含む部分が上に来るように入れ替えしてみた。
うん、だいぶスッキリ。
今まで無頓着だったスマホ表示が、これで多少マシにはなるだろう。
SEOとか売上にどれくらい影響があるかはわからないけどね。
結局は出品点数の多さが勝負なのかもしれないんだけど、SEOを極めていけば出品点数が少なくてもトラフィックが集まって売れるっていう方向に行けるなら、私はそっちがいいんだよな。
とりあえず今回の変更で外部トラフィックが増えるかどうかは注目してみたい。
うまくいくといいなーーー。
あなたもeBayやってたりします…?