最近ヨーロッパでのトラブルが多くてさあ。
Catawikiでの出品がすっかり及び腰になってしまった。関税トラブルが保護されないとなると、事故一発でドカンと赤字になっちゃうもん。
DHLもEMSも一長一短あって、帯に短したすきに長しなんだよね。ヨーロッパへは国際郵便とクーリエ、結局どっちで送るのがいいのか、永遠に決着が付かない。
どうしたもんかと思ってたところにECMS Expressの情報をいただいたので、問い合わせて、中の人と打ち合わせさせていただいた。
印象としては、国際郵便とクーリエの中間くらいの送料とサービス。DHLやFedExみたいに自社便を整備してるんじゃなく、現地業者に業務委託してるらしい。これは日本郵便のクーリエ業であるUGXも同様なので、この業界ではよくある形態なのかもね。
送料が安いのは少額申請の荷物しか扱わないからで、アメリカだと800USD未満、アジアだとだいたい20万円未満の荷物しか引き受けしていない。
料金表を見ると確かに安いんだけど、千葉の倉庫までの国内送料が別途かかるのに注意が必要。トータルだとEMSより少し安いくらいの価格で、それだとDHLと比べて劇的に安いってほどでもない。
あ、アジアはかなり安いな。でも私、アジアの発送件数は月に2、3個あるかないかのレベルなんだよな。
となると、料金、集荷、配送スピード、サポートもろもろ総合して考えて、「やっぱりDHLでいいか…」ってなってしまう。
ただ、ECMS Expressでも法人契約するとディスカウントが受けられるそうなので、交渉によってはかなり良いお値段を引き出せるのかもしれない。私は月に100個もないから無理だろうけど、契約自体は発送個数のノルマとか最低ラインとかなく相談できるそう。
通関に関しては、郵便通関ではなく民間クーリエとしての通関手順を踏むので、すべての荷物に対して申告をしなければならず、郵便みたいなラッキーノータックスはないと言っていた。まあ、当たり前なんだけどね!(・∀・)
その他にも重箱の隅を突くような質問ばっかりしちゃったけど、すべて的確に回答していただけて、担当さんには感謝。国際発送に関してはサポートに電話しても頓珍漢な回答しか返ってこねえええええ!って経験をけっこうしてるので好印象だった。
(このあたりの細かい話については、クーリエ発送ガイドnoteで更新するかも。細かすぎて需要があるかわからないけど。)
なんだかんだDHLに満足してるので、使いどころに関しては今すぐECMSで送ってみるぜ!とはならないものの、クーリエとの法人契約をしていない個人セラーにとっては、けっこう使いやすいサービスだと思った。
送料も発送の難易度も、クーリエほど敷居が高くなくて使いやすそう。
ヨーロッパへの配送も調整中だそうなので、ヨーロッパ発送を開始したら、もう一度料金を見てみようかな…。
あなたもeBayやってたりします…?