ベルギーに発送したeパケットが11日で配達完了になった。
通関が厳しい国なのと、二重課税がほぼ間違いなく起こる国なのとで、ずっとヤキモキしながら追跡情報をチェックしてたんだけど、届いてよかったあああ!
以前にコメントいただいたシロさんは約10日で届いたということだったから、配達期間はだいたい同じくらい。
こちらもシロさんに情報をいただいたとおり、ベルギーポストのトラッキングはすごく細かくて、追跡番号と合わせて送付先の郵便番号を入力すると、なんと送った荷物の写真まで見ることができる。
実際の経過はこんな感じ↓
- 11月5日現地郵便局(日本)で引受
- 11月6日現地交換局に到着
- 11月7日出発
- 11月8日ベルギー到着
支払い要請
発送準備の確認を受領 - 11月12日支払い確認
輸入手続き完了 - 11月16日配達完了
こうしてみると、発送からベルギー入国までの流れはすごくスムーズなんだよね。
問題は通関ですよ。
国際配達の手数料や税金の請求って配達時にされることが多いと思ってたけど、ベルギーでは支払いを先に済ませないと配達自体が行われないっぽい。
そしてその支払い情報は郵便局から提示される。
これちょっと驚いたんだけど、手数料やVATの金額、さらには支払い期限まで全部、ベルギーポストのトラッキングページに表示されるの。
バイヤーさん情報のとおり、17ユーロが通関手数料として記載されてた。
これは国際郵便の受領には必ず発生する費用らしく、避けようがない。
で、懸念のVATはというと、予想通りガッツリ無視されてVATを請求されてた。
やっぱりIOSSナンバーは無視されるみたい。
日本とベルギーの郵便局でシステムを改修してくれない限り、この問題は直らないと思うんだけど、たぶんずっとこのままなんだろうな…。
前に問い合わせをくれたバイヤーさんが6月に注文した荷物がまだ届かないと嘆いていたけど、おそらく彼女はVATの支払いに納得できずに申し立てをして、それが受理されずに税関か郵便局に荷物が留まっているってことなんじゃないだろうか。
(6月だともう返送されてそうな気もするけど…)
今回のバイヤーさんはそのへん全部折り込み済みだったから、何もなく支払ってくれてトラブルにはならなかったけど、ぶっちゃけ商品代金よりずっと高い手数料をベルギーポストに支払っている。
FedExの場合はどうなんだろう。
このバイヤーさんは、一度FedExで送るとこちらが提案した後、わざわざ
「FedExはやめてくれ、他のバイヤーにも勧めないほうがいい!」
と全力で否定して郵便局を選択したので、FedExに法外な手数料を請求されたことがあるのかもしれない。
ベルギーの発送、困るなあ…。
VAT二重課税が100%起こるんだもん。
でも日本の骨董品が好きな人がわりとたくさんいる気配がするから、完全に除外にするのも、もったいない。
今まで問い合わせをくれたバイヤーさんたちの話ぶりから察するに、ベルギーにいてわざわざeBayを利用して海外商品を取り寄せる人たちって、自国の関税についてわかっていて、それでも国内では買えないから欲しいものがあるって感じがする。
これだけ関税が高いなら、普通に輸入品を売ってる店舗での値付けもかなり高額で、eBayで買ったほうがまだマシとかね。
うちはなぜか、オランダ語圏のバイヤーさんからの注文や問い合わせが多めだから、ベルギーも積極的に発送したいところなんだけど。
あー、悩ましい。
都度都度、事情を説明して、国際郵便かFedExを選択してもらうしかないのかな。
あと数件経験したら、なんかもう、ベルギーバイヤー対応マニュアルとか作れそうだな。
あなたもeBayやってたりします…?