FourthWallのPOD機能がすごいので、自前のPODストアを作ろうと思うんだけど、定番のTシャツやマグカップでやるのは無謀すぎる。
ライバルが星の数ほどいるうえに、Amazon、eBay、Etsy、Redbubbleといった最強レベルのプラットフォームともSEOで戦わなきゃいけないわけで、何をどうやったって個人セラーには分が悪い。もっとライバルが少なくて、でもコンスタントに需要のある商材ってなんだろう。
とりあえずGoogleの検索ボリュームでも調べてみるかと思ったけど、必ずしも購買に結びつくわけじゃないし、長いことSEOの情報を追っかけていて、このボリュームがそこまで当てにならないこともわかってる。
まずはAmazonとかEtsyでわかる範囲の情報を集めたほうがいいかな?とか考えてて思い出した。
そういや、あったじゃない。何が何個売れたかがよくわかるリサーチツールが。テラピークっていうんですけど。
私、eBayのリサーチをほぼしないので忘れてたけど、こういう時こそテラピークが役に立つんじゃない?
というわけで、FWのPODカタログにある商材が、eBayでどれくらい売れてるのかをざっくり調べてみた。
検索したキーワードに該当する商品が1ヶ月にトータルで売れた個数を見たかったんだけど、テラピークってそういう数値は出てこないの?Advancedでsold指定して見ればいいのかな。別に正確な数字を知りたいわけじゃなく、塊としての数字の大小を見たいだけだから、あちこちバラバラに見るのも面倒だな(・д・)
テラピークで1日あたりのSold数と商品単位でのSold数は出てくるから、とりあえずそれで傾向を見てみた。
Tシャツ:1日15万点以上売れる。上位の商品はひとつの商品が月間2万枚以上売れてる
コーヒーマグ:1日1万点くらい、上位商品は月間500個くらい
マウスパッド:1日2000点くらい、上位は月間2000~4000点くらい
ブランケット:1日15000点くらい、上位は月間2000枚前後
ピローケース:1日2000点くらい、上位は月間3000点くらい
ヨガマット:1日600点くらい、上位は月間700点くらい
エプロン:1日2500点くらい、上位は月間500~2000点くらい
この数字、けっこう面白くない?
Tシャツは確かに圧倒的市場で、売れてる商品は単品で1ヶ月に1万枚とか2万枚を売り上げる。他の商材とはゼロがひとつ違う。
マグカップは市場規模のわりに、商品あたりのSold数はバラついてる感じ。圧倒的支配者がいるんじゃなく、いろんな商品が幅広く売れてるってことかな?だとすると、TシャツをやめてマグカップにするだけでもPODの難易度は下がるはず。
ではここで、このざっくりした数字をChatGPTに渡して、「あなたは今からプロのマーケターです」というおまじないをかけたうえで、個人セラーが参入するPOD商品として適しているのはどれか、考察してもらうよ!
ChatGPTによる考察
- Tシャツ
PODに適しているか: TシャツはPODの定番商品で、高い需要があり、デザインの自由度も無限大です。しかし、競争が非常に激しい市場です。
課題: 競争が激しいため、ユニークなデザインやニッチマーケットをターゲットにする必要があります。
おすすめ: 大衆向けではなく、ニッチなマーケットを狙った独自のデザインで競争を避けるのが良いでしょう。 - コーヒーマグ
PODに適しているか: コーヒーマグは軽量で小さく、デザインの自由度が高い人気商品です。カスタムメッセージやユニークなデザインが映えます。
課題: 競争はありますが、季節限定やニッチなテーマで差別化が可能です。
おすすめ: ホリデーシーズンや趣味、職業など、特定のテーマに絞ったデザインで競争力を高めましょう。 - マウスパッド
PODに適しているか: マウスパッドは軽くて配送コストも低く、デザインのスペースが広いためクリエイティブな表現が可能です。ゲーム関連やプロフェッショナル向けなどのニッチ市場に需要があります。
課題: 売上はTシャツやマグよりも少ないですが、競争は比較的少なく、特定のターゲット層にアピールできます。
おすすめ: ゲームや仕事用のデザイン、トレンドを取り入れてニッチマーケットを狙いましょう。 - ブランケット
PODに適しているか: ブランケットは高価格帯の商品で利益率も高いですが、サイズが大きいため、配送コストがかさむ可能性があります。
課題: 配送費用の上昇と高い競争がネックになりますが、ギフト需要や季節限定デザインで魅力的に演出することができます。
おすすめ: ギフトやシーズンごとのデザインを強調し、感情に訴えるメッセージで差別化を図りましょう。 - ピローケース
PODに適しているか: 軽量でサイズも小さいため、配送が簡単です。また、デザインの自由度が高く、部屋のインテリアとしても人気があるため、個人セラーにとって非常に適した商品です。
課題: 比較的競争は少なく、デザインによって大きな差別化が可能です。
おすすめ: クリエイティブなデザインやインテリアに合わせたセット展開が有効です。ホームデコレーションやギフトに特化すると良いでしょう。 - ヨガマット
PODに適しているか: ヨガマットは健康意識の高い消費者に向けた商品で、ニッチ市場に適しています。しかし、サイズが大きいため、送料が高くなる可能性があります。
課題: ヨガマット自体はニッチ市場ですが、競争が少ないため、特定のデザインで差別化すれば成功が見込めます。
おすすめ: ヨガに関連するモチーフやメッセージを含め、健康志向の顧客にアピールしましょう。 - エプロン
PODに適しているか: エプロンは実用的で、比較的小さく、軽量なので配送しやすい商品です。趣味やイベントに関連したデザインが人気です。
課題: 競争は少なめですが、需要はそこまで高くありません。季節や特定のテーマに合わせたデザインが売れる可能性があります。
おすすめ: 季節のイベント(クリスマス、バーベキューシーズンなど)や趣味に合わせたデザインで、カスタムエプロンを提供するとよいでしょう。
PODビジネスを資金なしで始めるなら、ピローケース、コーヒーマグ、そしてマウスパッドがおすすめです。これらは配送コストが低く、カスタマイズの幅が広く、かつターゲット市場が明確なため、デザインにクリエイティブさを活かして成功する可能性が高いです。
うんまあ、そうなるよね!
って結果だった。まあ、あれしかデータ渡してないしな。でもピローケースは個人的には完全スルーしてた商材だから、意外と売りやすい商材だとわかったのは収穫か。
ほんとはウォールアートやりたかったんだけど、これもCanva無料版だけで安直に参入できる商材なもんで、ライバルが星の数ほどいるんだよね。それだとSEOで勝ち目がない。あーでも、ピローケースとかだって、普通に店舗持ってるとことぶつかるわけで、難易度的には一緒なのか?
次はSEOの難易度チェックしてみよう。
あなたもeBayやってたりします…?