eBayプロモーテッドリスティングの効果は？設定別のコンバージョン率比較

意気込んで設定したeBayのプロモーテッドリスティングアドバンスト、私の運用がヘボいせいなのか、スタンダードのほうが圧倒的に費用対効果が高いことが判明したので、スタンダードをテコ入れすることにしてみた。

今まですごいテキトーにやってたからね。

基本的に全商品一律で5～10％くらいをかけておくっていう。おかげで、データもストアの全商品分がいっしょくたになってて、効果測定どころじゃない。

PLSスタンダードの推奨広告レートは、基本的にカテゴリーごとにまとまってるようなので、手始めに商品カテゴリーごとに広告グループを分けてみた。

（同じカテゴリーでも商品によって広告レートが違うこともあるんだけど、細かいことは放っておく。）

これだとカテゴリー単位で広告比率をまとめて変更できるから、最適なレートを探しやすくなるんではないかってことで。

で、問題は各カテゴリーの広告比率を何パーセントにするかだよね。

改めて調べてみたら、eBay公式でアドレートごとの成果をまとめてるページがあった。2021年の記事なんだけど、まあ今の状態とそこまで乖離はないでしょ。

この記事によると、推奨レート以下を基準とした場合、推奨レートぴったりと推奨レート以上とで、次のような違いがあるんだそう↓

eBayプロモーテッドリスティングの効果比較

うん、レートより下とか上とか何かアバウトな話だけど、eBayセラーを推奨レート下・同・上の3種類に分けて比較してみたってことなのかしらね。まあ細かいことはいいや。

結果としては、プロモーテッドリスティングの広告比率を上げれば上げるほど、露出も売上も増えますよってことだよね。だからeBay様的には、広告費はどんどん上げなさいというわけだ。

ただ気になるのは平均取引数のデータで、インプレッションとクリックに比べると、パーセンテージを上げた時の差が少ない。

ということは、上げれば上げただけ、青天井で売上が増えるわけではなく、推奨レートよりパーセンテージを上げる場合には、最高到達点はどこかを見極めないとムダ打ちが出そう。そういう意味では推奨レートってのは広告効果を最大化するための妥当な数値ってことなんだろうけど。

コンバージョン率が一定であれば、クリック数が上がった分、取引数が増えてもいいと思うんだけどなあ。ある程度、確度の高い層へのリーチが終了すると、だんだん広告を露出する精度が低くなっていくのかもしれない。…eBayならやりかねん。

これはeBayの主張だから、広告費を使うほど売上が上がるという結論になるのは当たり前で、全部鵜呑みにする気はないんだけど、他サイトでも単純にパーセンテージを上げたほうが売上件数も上がるって検証はしてた。

一番大事な「じゃあ、何パーセントが最適なのか？最適値はどう決めるのか？」という疑問に対しては「バランスが大事」という曖昧な結論で終わってたけど。

まあね、最適なパーセンテージなんて商品や利益率によってぜんぜん違うから、一律で決められないってのもわかるんだけどさ。

また別のサイトでは、最低値の2パーセントだと他セラーと同じになっちゃうから、2.5パーセントでスタートして調整していくやり方を紹介してた。

これだって別に2.5％が良いって言ってるわけじゃなくて、結局は最適なパーセンテージは自分で見つけろって話なんだけど。

とりあえず、推奨レートが10％未満のものについては推奨レートの自動適用に設定してみた。

カテゴリーごとに分けてみたことで、インプレッションが出てるジャンルと出てないジャンルがわかりやすくなったし、コンバージョン率も把握しやすくなった。

直近で売れた商品がちょうどスタンダード経由だったんだけど、CVR5％あってちょっとびっくりしたわ。

これならもう少しパーセンテージ上げて攻めてもいいかもしんない。

ああ、さっそくカテゴリー分けが役に立ってるな。けっこう便利(・∀・)

そういや海外のeBayセラー動画で、プロモーテッドリスティングを100パーセントにする実験してた人がいたけど、どうなったんだろ。

私、情報は自分のペースで文字で読みたいほうだから動画見るのがダルくて見なかったんだけど、結果だけ気になる。