イタリアの法外関税、現地のミスだった。
当ブログの一部にアフィリエイト広告を利用しています。

イタリアの法外関税、現地のミスだった。

イタリアの関税拒否の件、本日決着。

60ユーロの荷物に224ユーロの関税請求は、現地のミスだったと。

イタリアあああああああ!!!

お前の仕業か、マンマ・ミーア!!!

現地DHLからバイヤーに正しい金額を連絡したけど、

1回目「俺は注文してない」
2回目「関税は払わない。日本に返送して」

と完全拒否されたそうで、私に返送か破棄かを判断して欲しいとのことだった。

ちなみに正しい関税額は約30ユーロ。

224ユーロ、カスリもしてねえ。どっから出てきたのよ、この224ユーロ。

60ユーロの荷物に30ユーロなんだから、これでも十分法外なんだけどさ。

100ユーロくらいの荷物でもこれくらいの請求だったように思うから、イタリアDHLの通関手数料が10~20ユーロくらい入ってるのかなあ。VATと関税が全体の20~30%くらいで。

返送を選択した際の返送料については、やはり私の負担になるらしい。破棄なら無料。

返送料を確認したところ、想定してたよりは安い金額だったので、今回は返送をお願いすることにした。

戻ってきたものをeBayで売り直せば取り戻せる範囲だったから、eBayで売れるほうに賭けることにする。

往復の送料を負担することになって完全に赤字だけど、丸2年、海外輸出やってきて、何百個と発送してきて、この1件が初めてのガチ受取拒否ってのは、わりと運の良いほうなのかもしれない。赤字も1万円未満だし、この程度のダメージで済んで、まだマシなのかも。

(と、自分に言い聞かせている。)

今回の収穫は、イタリアは無料で破棄が可能だとわかったことか。国によっては破棄不可だったり、処分料を取られたりするらしいのでね。

あーでもこれ、関税はどうなるんだろう。

ツイッター検索すると、ブラジルとかギリシャだと破棄でも返送でも、関税は発送人が負担するって話が出てくるんだよな。でもみんなFedExっぽいから、FedExが関税立て替えて払った後の話だろうし、DHLだとちょっと違うかもしれない。

…と、思ってさらに検索してみたら、DHLでも関税負担する場合と、関税なし・返送料のみ負担の両方があるっぽい。ケースバイケース?

DHLに聞いてみるか。でもなんかもう、どうでもいいやって感もある。もっと大きい、300~400ユーロ相当の損失を覚悟してたからってのもあるけど。

これ以上この件に関わっても、どうせ私には一銭の足しにもならないんだよね。なんか面倒になっちゃったので、このまま放置しようかな。

あとさ、思ったんだけど。

イタリアに発送する時は律儀にCodice Fiscale(イタリアの納税者番号)を聞いて、送り状にも入力してから発送してたんだけど、もしかしたら、あえて納税番号なしで送ったほうが安全じゃないか?

だって一度通関が終わっちゃうと、発送人負担が増えそうじゃん。

もしCodice Fiscaleが通関に必須もしくは重要な確認事項だとしたら、情報の提出に協力してくれない or 音信不通のバイヤーは、イタリアでの通関が終わらないってことになるよね。

通関未完であれば関税金額も未定のままで、少なくとも発送人側が理不尽に関税を払う義務はなくなったり…しない??

でもなー、東京を出発してすぐ関税を支払ってるバイヤーも多いから、電子データ送信してる場合は予定申告みたいな感じで先に関税金額も決まっちゃうのかな。

「荷物の物理的な到着を待って通関を完了します」的な通知もよく来るし。

こういうのって、どこに聞けばいいんだろ。通関のスペシャリストって言ったら、通関士さん?

eBayでもCatawikiでもいいから、発送とか通関の相談ができるエキスパートを置いてくれないかしら。めっちゃ需要あると思うんだけどね。

一問一答の単発個人サポート。eBayの相談・質問に星子が直接お答えします。Catawikiの質問もOK!ココナラから申し込んでね。
1日1時間未満の作業でも月1000ドル稼いだeBayゲームストアの作り方。ゲームソフトを出品してるけど売れないじゃん!というセラー向けに、ニッチな戦い方を教えます。
eBayを始めたけど海外発送よくわからん!という個人セラーさんのための海外発送ガイド。発送方法の選び方から関税トラブルまで、まるっと解決します。
▼書いてる人

40代陰キャ主婦で元専業アフィリエイター。Googleアップデートにより月60万あった収入がほぼゼロになり、貯金を切り崩して生活中。アフィリエイトに未来が見えなくなってeBay輸出を始めました。英語の読み書きができるのが唯一の強み(TOEIC930点)で専門知識は特になし!英語は必死に勉強して身に付けたもので、海外経験はゼロ。名前クリックで詳しいプロフィールが読めます。好きな飲物はブラックコーヒーとハイボール。

eBay主婦・星子をフォローする
Catawiki実践記海外発送・国際郵便

あなたもeBayやってたりします…?

  1. ぱぴよん より:

    お疲れ様です、星子さん。こちらの件、返送でおさめたのですね。

    そのバイヤーは、ミスなしで最初から30ユーロの請求だったととしても、受取拒否した感じがしますね。

    イタリア税関はぼったくり請求するし、それを知っているから請求なしならラッキー、請求されたら受取拒否やごねるイタリアバイヤーも、どっちもどっちな感じがします。

    eBayでは、イタリアを発送除外国設定する人が多い所以ですね。

    それにしても、イタリア税関の当たり外れは、日本郵便で送るよりも、DHLの方が確実かと思っていたのですが、DHLもイタリア税関からの指示に従うだけで、結局は運次第なんですね…

    DHLで、イタリアでの破棄手数料無料という情報は参考になりました。

    • ぱぴよんさん、お疲れさまです!
      そうなんですよね、ぱぴよんさんのおっしゃるとおり、最初から正しい金額だったとしても、このバイヤーは支払い拒否したと思います。
      メッセージを送れば返信はちゃんとくれるものの、明らかに支払いの意思が見えないので、一度サポートに投げてからキャンセルを申請すべきでした。CatawikiではeBayみたいなセラー保護はないので、結果は同じだったかもしれませんが。

      イタリアは本当に困った国です。
      今は郵便でも、申告金額に関わらず最低7.5ユーロ程度の通関手数料を取られるそうですし、もともと郵便事情も良くないので、クーリエにしろ郵便にしろ安心して送れないんですよね…。
      できれば関わりたくない国ナンバーワンです(笑)