海外販売セラーらしく、私も晴れて関税拒否デビューしたので、Catawikiのサポートに関税拒否時のCatawikiとしてのポリシーや対応を聞いてみた。
そしたら、これがけっこうハードモードでさあ。
Catawikiとして、輸入関税や諸手数料はバイヤー側の義務であると認識している。
…いるんだけど!
バイヤーが関税拒否した場合でも、そこで発生した返送費用や関税負担についてはバイヤーとセラーの間で直接解決してくれってことだったんだよね。
つまり、バイヤーが関税拒否してもペナルティは一切ないってこと。
連絡が取れなかったり、支払いを拒否されてしまえば、泣き寝入りするしかないし、Catawikiも運営としてそこに介入する気はないらしい。
さすがCatawiki、大人のプラットフォームだぜ。
じゃあさじゃあさ、取引キャンセルにしたい場合はどうするの?
ってことでさらに聞いてみたんだけど、プライベートセラーの場合、バイヤーとセラー双方が合意すれば取引をキャンセルすることは可能。
ただしシステムの都合上、部分返金みたいなことはできないので、バイヤーには全額返金され、セラーにはビタ一文返ってこない。
片道分の送料や、その他発生した費用についてはバイヤーと示談してくれということだった。
ザ・丸投げ!!!(・д・)
えー?お金返ってこないの?1ユーロも?
ポリシーでガチガチに固められてるeBayと違って、落札後は基本ノータッチのスタンスっぽい。
つーかね、そもそも関税拒否というケース自体をあまり想定してないのかもしれない。ヨーロッパ圏内での取引が前提のプラットフォームだろうからさ。
しかしこれは、日本人セラーにとってはキツイなあ。結局、全部自分でどうにかしろってことなわけだから、それなりの交渉能力が要求されるわけじゃん。
相手とコミュニケーションが取れれば良いほうで、仮にメッセージを無視されちゃったら、もうこちらからはどうしようもないわけで。
キャンセルだってeBayみたいに管理画面から手続きできるわけじゃないから、おそらくサポートに連絡して個別に対応してもらうことになるんだろう。
Catawikiのサポートはすごくフレンドリーで感じ良くはあるんだけど、金銭問題について介入する気はないみたいだから、運営に掛け合って返金してもらうってことは今のところ無理っぽい。一応システム改修中だとは言ってたけども。
eBayでいうところのセラー保護みたいな仕組みがないんだよね。その分、ハンドリングタイムとかアカウントヘルスとかの呪縛もないんだけどさあ。
ここ数ヶ月Cataiwkiに集中してみて、実際に関税拒否によるリターンが起きる可能性は100件に1件あるかないかくらいだとは予想してるんだけど、事前に回避できるリスクは回避しておきたい。
となると、多少入札数が落ちたとしても、ディスクリプションで弾くしかないか。
なんて書く?
イタリアには発送できません、って書くと、高確率でエキスパートから却下をくらうしなあ。
イタリアとフランスとベルギーは通関手数料高いらしいから気をつけてね!(・∀・)
って書いておくの?
あるいはイタリアとかベルギーみたいに、クーリエの手数料が高額になるってわかってる国は国際郵便を使うかだよね。でもベルギーはともかく、イタリアの郵便はあんまりアテにならんのよ。
うーん。
どうするかね。
あなたもeBayやってたりします…?