ドイツ包装法の対応に必須な2つの登録作業

あちこち問い合わせてるうちに、なんとなーくドイツ包装法の対応がつかめてきた。

とりあえず7月までにしなきゃいけないのは、この2つ。

• ドイツLUCIDへの登録（無料）
• ドイツ国内のデュアルシステム提携リサイクル業者のライセンス取得（有料）

ライセンスを購入したら、LUCID上でその業者をシステムパートナーとして指定し、年間に使用する梱包材のボリュームを合わせて登録する。

ドイツのライセンス販売企業に直接聞いてみたところ、これで包装法が求める要件は満たせるらしい↓

By registering with LUCID and signing a contract with a dual system, you have fulfilled the legal obligations for packaging take-back.

2022年6月14日追記
LUCIDに登録を済ませると、DEから始まる登録ナンバーが発行される。eBayの場合、Lucid IDという項目が管理画面にあって、このナンバーを登録することで包装法対応済みセラーと認識されるみたい。

6月17日さらに追記
ID登録できるのはビジネスセラー限定！アカウント種別が個人（Individual）の場合、入力欄自体が存在しないので、まずアカウントの変更が必要です。

あとさ、eBayは海外セラーにはすでに告知をしてるのね。

7月までに登録を済ませていない場合、ドイツからの注文をブロックすると言ってる。

eBayジャパンからのお知らせはまだ来てないけど、日本人セラーも例外ではないので、7月までに対応していなければ、わざわざ除外にするまでもなく、eBayのシステム側でドイツが強制シャットアウトされると思われる。

海外セラー向けにはeBayの提携業者であるLizenzeroでのライセンス取得が案内されてるけど、日本ではどうなのかしら。

ちなみにお値段は年間で39ユーロから。んー…、たぶん自分で探して購入したほうが安いな…。

Lizenzero Packaging Licensing

German packaging licensing – Benefit from our cooperation with eBay and license your packaging with Lizenzero now!

www.lizenzero.de

もし包装法の存在を知らずにドイツに発送しちゃう日本人セラーが大量発生したら、ジャパン的にもマズいよね。

日本人セラーもLizenzeroで割引を受けてライセンス購入しろって話なのかしら。

もしくは、ちゃんと日本語で登録できる窓口なり、提携企業なりが案内されるのかしら。

…まあ、期待はしてないけど～(・д・)

次なる問題は発送時、自分が包装法に対応した業者であることを、どう示すのか。

IOSSみたいに何かしらの番号なりコードなりを送信するしかないと思うんだけど、じゃあそれは何って話だよね。

DHLジャパンに聞いたら、まだ何の連絡も受けていない、こういうことはだいたい直前に通達があるので、6月中旬くらいになったらまた聞いて欲しいとのこと。

FedExも同じく、確認中なので回答できないそう。

しょうがないのでクーリエ各社のドイツ現地法人にメールして、回答を待ってるところ。

LUCID本体にも問い合わせ済みだけど、こっちは返信が来るかどうかすら怪しい。

送り状の書き方までわかれば、この問題はとりあえず落ち着くかなあ。